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一口ショコラシュトーレン。











クリスマスの伝統的なお菓子(菓子パン)、シュトーレン。



「クリスマスケーキ」としていただくのではなく、

数か月前からドライフルーツを仕込み、寒くなってきた頃に生地を仕込むもの。



保存性を持たせるため、

たっぷりのバターとお砂糖の鎧をまとわせたシュトーレンは、

薄くスライスして、毎日一枚ずつ食べながら、クリスマスを待つ。

という、ロマンチックなカロリー。
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あたしもこのロマンチックさに憧れ、

毎年買って食べたりしてたんだけど、

本来、シュトーレンって「山」みたいな「なまこ」みたいな形。



これを薄くスライスして、

一枚ずつ食べながら、

「もうじきクリスマスだね。」

「今年のプレゼントは何を贈ろうか。」

「あたしは・・・アナタさえいれば・・・///」

「俺だって・・・君さえいれば・・・///」

なんつー会話を楽しみながら、

クリスマスを待つ。というのが

本場の楽しみ方らしいんですが。



サンタは16年連続迷子なうえ、

語る相手は毛布しかおらず、

毛布に全力で愛を注いでいるあたしからすれば!









スライスすることすらストレス。









切ってなんかられっか。っつー話。
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なので、せめてものストレスを減らそうと思って、

一口大にしました。



残念ながら、他の部分は期待できないんで。

(特に16年間迷子中のサンタとか、間違いなく記録を更新することでしょう)










まーね。

そんな可哀想な気持ちから生まれたシュトーレンですが、

こう見えてもちゃんと本格派。
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ナッツもフルーツも、これでもかっ。てくらい練りこんだぎっしりどっしり横綱型。





そして生地は、ココアたっぷりのショコラ生地。
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ショコラ味のシュトーレンって見たことないなーってのと、

あたしが無類のチョコ好きだから。

という理由から、ショコラ生地にしてみました。





シュトーレンの作り方としては、

砂糖もバターも多めの生地をこねるので、

手間も暇も力もかかったりするんですが、

ご安心ください。
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面倒事はHBが。全部引き受けます。



持っててよかったHB!

(ちなみにこのHBは、結婚して3年目か4年目の誕生日、唯一さぶろー山からいただいたプレゼントになります。

唯一!)








生地さえできればあとは簡単なものなので、

ペタペタと丸めて。
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発酵させて。





オーブンでチーン!
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ハイ、生地できたー。





ハイ、バターにドボンしたー。
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バターに?ドボン? うん、ドボン。





多分ね、ここ、すっごい突っ込みたいトコだと思うんだけど、

大丈夫、大丈夫。

シュトーレンってこういうお菓子だし、

太る時はみんな一緒だから!
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みんなで太れば怖くない!

ということ信じ、シュトーレンをバターに浸せば、

一滴残らず吸いきりますから。





大丈夫、大丈夫。

バターの後は、さらにカロリーにカロリーを重ねて。
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粉糖どっさー。





大丈夫、大丈夫。

もっかいカロリー!
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粉糖みっちり。





ほーら。
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シュトーレン(カ ロ リ ー!)だよ~♡











そんなシュトーレン(カ ロ リ ー!)。

レシピはこちらからご覧いただけます↓↓↓

一口ショコラシュトーレン




もちろん、食べればカロリーを摂取しますが、

見るだけでしたらノンカロリーですので、

よかったら是非。










ーこのハイカロリーへの頂に登る偉大なる挑戦者の方へー



ドライフルーツやナッツなんかはお好みのものを使っていただいてもOKなんですが、

個人的にこれだけは入れたほうがいい。ってのが、

これ。

ヘーゼルパウダー



手に入らない場合は、アーモンドプードルで代用もできるんですが、

美味さの程が全然違うので、ここは是非、ヘーゼルパウダーを入れて欲しいところ!



何に入れても悶絶するほど美味くて、あたしが今、ハマってる製菓材料のひとつです。
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あんまりにも美味しくて、アホほど増産してしまったヘーゼルパウダーのサブレ&フィナンシェ。

こちらのレシピもオイオイ。多分。いつか。







そして、ヘーゼルパウダー以上に入れて欲しいのが、

これ。

ドライバナナ



チョコにバナナはもはやテッパンの組み合わせかと思われますが、

コイツがもう、口の中に入れた瞬間、ふわっと香って、

酔いしれるほどの風味を醸し出して、

それがココアのほろ苦さとマッチして、

むちゃくちゃウマイ!



こんな小さい体にこんな旨味を秘めてたなんて・・・!

と、感動すること間違いナシなので、

バナナがお嫌いでなければ是非。

ドライバナナ、超絶おすすめです。
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ナッツ類に関しては、胡桃だけで作ったり、アーモンドだけで作ったり、

クランベリーの代わりにラムレーズンで作ったりもしたんですが、

いずれもそれなりに美味しかったので、その辺はお好みでどうぞ。







そして、イーストは耐糖性のものを。

耐糖性ドライイースト(金サフ)



サフは赤と金のパッケージがあるんですが、

金のパッケージのものが耐糖性なので、金のものを。

シュトーレンはお砂糖多めの生地なので、

赤いパッケージのサフだと発酵しにくいです。



よくスーパーなんかで見かけるカメリアは耐糖性なので、こちらもOKです。

多分、スーパーで300円くらいで売ってるかと。







あと、シュトーレン最後の鎧(カロリーの)、粉糖についてなんですが、

今回、粉糖トッピング用粉糖のW使いをしてます。



普通の粉糖だけでももちろんできるんですが、

普通の粉糖だけで作ると。
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溶けます。



粉糖をまぶして数時間くらいなら大丈夫なんですが、

一日経つと、ドロッドロのデロッデロに溶けます。




で、これをトッピング用粉糖に代えると。
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ちゃんと粉糖の形状を保ってくれます。



よって、初回の鎧は普通の粉糖をまぶして、ある程度溶かし、

2回目の鎧でトッピング用粉糖を。

そうすることで、カリっとした粉糖(初回の鎧が溶けて固まり、アイシングのような食感に)の食感も楽しめ、

なおかつ、シュトーレンらしい形状を保つ仕様になってます。





特に、贈り物にする場合は要注意。



粉糖が溶けたシュトーレンって、

シュトーレン慣れしてない人から見ると、

「え?これ、大丈夫?」状態になってしまうので、

2回目の鎧は、トッピング用粉糖を強くおすすめします。









で、ラッピングする場合は、こんな感じでケースに入れて。
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使用したケースはラ・クリスタルマット

直径70mm、高さ80mmのケースですが、一口サイズのシュトーレンが8~9個ほど入ります。



そして、クリスマスっぽいリボンクリスマスっぽいシールでおめかし。
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間違っても製法やカロリーのことには触れず、そっとプレゼントしてあげてください。

それが、彼女の、彼の、自分のため。








一口サイズでラッピングがしやすいうえ、

切る手間いらず&食べやすく、贈り物にもすっごく喜ばれるし、

日持ちするお菓子なので、あたしのおやつにも子供のおやつにもばっちり!
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さぁ、共に太ろう!





見るだけならノンカロリー→一口ショコラシュトーレン







ご清聴ありがとうございます。

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カロリーは美味しい。











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