さて、アレコレ仕事が立て込む年度末。
ついでにトラブルも立て込む年度末ですが、いかがお過ごしでしょうか。
私はですね、やっっっっっとこさ確定申告が終わってヒャッハーした瞬間、
今度は自治会の決算が手ぐすね引いて待ってるので、
なかなかモテモテだったりします。
年に一度のモテ期。
しかし、そんな時ほど細々したトラブルがあったりするのが世の常ですが、
とりあえず自治会の決算が待ってますので、
例年のように通帳を持って銀行に行き、例年のように定期に入金をしようとしたら、
なぜかお取り扱いができないという。
ほらきたトラブル。
でも私、悪いことしてないし、おかしいのは通帳だし、絶対私のせいじゃないし。
そう思って窓口に行くと、
そのまま行員のお姉さんに呼ばれ、
奥の部屋に案内されてしまった。
私「あの・・・なにかありましたか・・・?(決して悪いことしてないと思うんですが、思うんですが)」
銀行「実はですね、自治会様名義で定期預金のご通帳をお持ちかと思うんですが、満期間近になるとご案内をお送りさせていただいているのはご存じでしょうか。」
私「ああ、ああ!それでしたら確か毎年いただいてますよね。・・・でも今年はまだいただいてなかったような・・・?」
銀行「そうです、そうです!今年も例年と同じ時期にこちらから発送させていただいたのですが、今年は配達不可で戻ってきてしまいまして・・・。」
私「あら。どちらの住所に送られました?」
銀行「こちらなのですが、住所にお間違えがないかご確認いただけますでしょうか。」
差し出された住所は、間違いなく自治会館の場所だった。
それも、何十年も使っている住所とまったく同じなのでお間違いは100%ない。
私「ずっと使ってる住所なんですが・・・」
銀行「・・・やっぱりそうですよね・・・。お調べさせていただいたところ、住所変更等もずっとされていないようでしたので私どももおかしいなとは思っていたのですが・・・。ただ、なにぶんこんなご時世ですから郵便物が届かない住所というのがちょっとうまくなくてですね・・・」
私「そ・・・うですよね・・・」
確かに銀行側の言い分は最もだと思う。
郵便物が届かないような住所で口座を保有するのは、このご時世うまくなさすぎる。
銀行「ちなみに、氏名の間違いはございませんか?」
私「ええ、氏名はずっと自治会名義を使ってるので、間違いはないかと。」
銀行「・・・なのに届かない・・・」
私「ちなみに満期のご案内って普通郵便ですよね?」
銀行「そうですね、宅配便ではなく普通のはがきになります。」
私「ですよね・・・自治会館で人が住んでるワケではありませんし、宅配便なら届かない可能性もあると思うんですが・・・。でも、郵便ならポストもあるし、届く・・・と思うんですが・・・」
銀行「ですよねえ・・・」
私と行員のお姉さんは、2人で顔を見合わせ、2人で首を傾げた。
住所も氏名も正しく、ポストもあって、はがきが届かないことなんてあるんだろうか。
銀行員「・・・ひょっとして郵便局的な問題ですかね・・・?」
私「ああ、それでしたら電話してみましょうか!」
私はそのまま最寄りの郵便局に電話をし、
自治会の住所と氏名、そしてはがきの配達がないことを伝えた。
郵便局「そうですね・・・そういった場合ですと、建物が分かりにくいとかそういったことはございませんか?」
私「一応、敷地内に建物は一軒ですし、入口に大きな看板がついているので分かりにくいことはないと思うんですが・・・」
郵便局「ちなみに看板はどういった名称になっていらっしゃいますか?」
私「”第一区自治会館”という看板がついてます。」
郵便局「郵便物の宛先はどなた様でしょうか?」
私「宛先は”第一区自治会”です。」
郵便局「ではそれですね。看板が”第一区自治会館”、宛先が”第一区自治会”、一致していませんから。」
私「?????」
郵便局「”第一区自治会館”の看板がついていて、宛先が”第一区自治会”でしたら一致しませんよね?まったく同じではありませんよね?」
確かにまったく同じかと言われれば、確かにまったく同じではない。
看板には”館”があり、宛先には”館”がない。
でも、”第一区自治会館”は建物の名称だし、宛先が”第一区自治会”なら、特段おかしなことではない気もする。
私だったらそのまま配達する。
私「あの・・・確かに一致はしませんが・・・見れば分かるかな・・・とも思うんですが・・・」
郵便局「いえ、そういった場合は、住所に”第一区自治会館内”をつけ、宛先を”自治会”にしていただかないと。」
確かに、郵便局の言ってることは正しいかもしれない。
テストなら満点の答えかもしれない。
でも、自治会館は一軒家。
巨大な建物がひしめく大都会で、いくつもの自治体が入っているような大店のビルじゃなく、
どぶに囲まれた広大な一軒家。
この番地にひとつしかない建物なんです。
私「あの・・・ここ、一軒家なんですが・・・」
郵便局「たとえ一軒家であっても、建物の名称と送り先の氏名が異なる場合は配達ができません。去年まではできても今後一切できません。」
そこまでピシャリと言われたら私も敵う気がしない、致し方ない。
まさか「館」がこんなにも重要視され、こんなにも悪党になってしまうとは思わず、
いい感じの白目をむいています。
この白目感、さすが年度末ですなぁ。

晩ご飯は作る気力がなく、さぶろー山とお寿司食べて終了です。
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
その後、行員のお姉さんに事の顛末を話したら、こちらもいい感じの白目だったので(なぜなら近隣の区すべてがここの銀行を使っていて、会館には当然のごとく「第〇区自治会館」の看板があるけれど、口座の住所や名義に「自治会館」を入れている区は多分ない=今後の郵便物はすべて戻されてしまう)、
「館がついてる限り一生配達不可」ではなく、たまたま郵便局員さんの機嫌が悪くて、ついつい出ちゃった言葉だといいなって願ってる。
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