予定は未定を地で行くチーム関西が我が家の門をたたいたのは7日の早朝のこと。



はるか「おねーちゃーーーーん!お年玉ちょうだーーーーーーーーい!」



やぎ子「いっぱいちょうだーーーーーーーーい!」



有り余るほどの元気を携え、強盗のように現れたチーム関西は、

私から華麗にお年玉を巻き上げ、

嵐のようにお帰りになられた。



なので、実際、2分くらいしか会えなかったのだけど、

ただ、彼女たちが帰ると同時に雪がもっさもさと降り始めたので、

あの時帰ったのは正解だったと思う。

いくらスタッドレスとはいえ、雪道の運転はこわい。

慣れた人間だってこわいのだから、慣れない人間はやばい。



そして雪はもさもさと降り続け、

すっかり街が白く染まった8日。

おかんから「雪どう?」と電話がきた。



私「めっちゃやばーーーーーってほどではないけど、今年一番の雪だね。でも山のほうは結構ヤバイみたいで49号線(新潟と福島をつなぐ国道)は全面通行止めだって。」



おかんは「うわ、こっわーーーーー!」と言い、

しきりに「いい時に帰った」「マジでいい時に帰れた」を繰り返した。

私もね、ホントにそう思うんです。



さらに次の日(9日)、またもやおかんから電話がきたので、

「こっちはいい感じに積もってるってば」と言うと、

「いやそうじゃなくて」と言う。



私「雪の話じゃなくて?」



おかん「なんか私・・・熱があるっぽくて・・・めずらしく8度もの熱が」



私「え、それもしかして」



おかん「やめて待って、その先は言わないで・・・!」



私「言うとどうなんの?」



おかん「ショックで死ぬかもしれない。」



私「なwwwんwwwwでwwwww」



おかん「分かってる、あんたの言いたいことは分かってる。

私も絶対そうだと思うし、明日の朝までに覚悟は決めたいと思ってる。」



私「なんの覚悟よwww」



おかん「でも、それまでにあんたにお礼だけは言っておこうと思って。」



私「いやだからなんのwww」



おかん「ううん、いいのいいの。今までありがとね。短くもなければ長くもない至って平凡な人生だったけど、あんたといた時間は悪くなかったわ。

そして私、何も残せないから形見分けとかは難しいと思うけど、真珠のネックレスだけは残せるからはるかと半分こして分けてちょうだい。喧嘩しないようにね。

葬式代くらいは通帳に入ってるからそれを使ってちょうだい。」



私「ちょっと待って、ネックレス半分こしたらブレスレットなんだけど」



おかん「ホント・・・今までありがとね。」



と、意味不明な語りと共に遺言まで残したおかんは、
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流行りの波にのってました。




ほんっといい時にお帰りになられたなァ~!





ご清聴ありがとうございます。

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