牛肉や豚肉、鶏肉よりもはるかに低いカロリーと、はるかに高いたんぱく質を持つターキーは、低カロリー高たんぱくの王。
を、ざっくり4STEPで焼いてみたのが前回のお話。
ブライン液に漬けこんだことや、肉汁をかけながら焼いたことが功を奏し、
皮はパリっと、お肉はしっとりジューシー&肉汁だっくだく!
と、それはそれは大満足な美味しさだったんですが、
3人で食べるにはちょーーーーっと大きかったんですね。
なにせ相手は7.7kg。
さすがの我が家も1回では食べきれず、次の日からはアレンジしながらいただきまして、
そのアレンジもめっっっちゃくちゃ楽しかったので、
今日はアレンジターキー編です!
胸肉は冷めても次の日でも美味しい
焼きたてのターキーは、もも肉や手羽からいただくことが多い、ってのと、ターキーの大部分を占めるのが胸肉ということもあり、胸肉はかなりの確率で残る部位かと思います。
でも、ブライン液に漬けこんだ胸肉は、次の日になってもしっとり&冷めても美味しい!
これは次の日の朝、スライスして食べても美味しいです。

脂もさしてない部分なので、サラダチキンの感覚でイケますが、気になるようなら軽くレンジでチンしても。
ブライン液の漬け込みさえうまくいけば、パサつきゼロ。本当にしっとりです。

パンやトルティーヤと合わせてお手軽アレンジ
めっちゃお手軽&美味しいアレンジなら、パンと合わせて。薄くスライスした胸肉は、サンドイッチにしても美味しい。

これは、パンにたっぷりのマスタードマヨを塗り、レタスやラペ、紫キャベツの千切りと合わせたもの。
胸肉はターキーの中でも最もクセがなく淡泊な味わいなので、どんなソースにも合います。ベーコンやトマトと合わせてもいいし、ジェノベーゼソースや甘辛照り焼きソースなんかとも合うし、パクチーをのせたバインミー風も美味。
もうちょっと異国風に楽しむならトルティーヤもありです、あり。

トルティーヤもサンドイッチ同様、どんな味付け&組み合わせでも楽しめます。懐が広い。
こちらはコールスローサラダ、ほぐした胸肉、レタス、トマト、紫玉ねぎと合わせ、ケチャップとチリパウダーとタバスコを混ぜたソースをかけたもの。好みでレモンやライムを絞っても美味です!
トルティーヤはイオンでも売ってるものが一番手軽に買えるかな~と思いますが、カルディにもありますし、今時は普通のスーパーでも買えます(たいていピザの隣に置いてあります)。
また、トルティーヤを使ってケサディーヤにしても。

ケサディーヤは、チーズやお肉、野菜を挟んで平たく焼いたメキシコ料理。
これもワリとどんな味付けでもイケますが、こちらはターキーはほぐしてケチャップ+チリパウダー+タバスコで和え、トマトとチーズをたっぷりのせたもの。
平たく焼くのがケサディーヤの醍醐味ですから、トルティーヤは半分に折りたたみ、油なしのフライパンで両面を焼いて。

表面がパリっとして、中のチーズが溶けたらできあがり。

ミニトマトにケチャップとタバスコを加えた即席サルサや、アボカドに塩とガーリックパウダー、ライムの絞り汁を加えたワカモレを添え、熱々のうちにどうぞ!

お出汁やお醤油にだって合います!
鶏肉がお出汁やお醤油に合うように、ターキーだってお出汁やお醤油に合います。
温かいご飯にほぐしたターキー(できれば胸肉の部分がおすすめ)をのせ、錦糸卵やネギ、甘辛く煮た干し椎茸などを添え、たっぷりお出汁をかければ鶏飯風のお茶漬けに。

優しい味わいなので、ご馳走の次の日もツツツツツーーーーっとイケます。
また、ほぐしたターキーに生姜やごぼう、人参などを合わせ、醤油・みりん・酒を入れてご飯を炊けば、炊き込みご飯に(もちろん炊飯器で炊いてOKです)。

鶏ごぼうご飯ならぬ、ターキーごぼうご飯。炊き立てをそのままいただくのもよし、残ったら焼きおにぎりにしても美味しいです。

骨は煮込んでスープに&臭みの気になる骨周りのお肉はスパイスと合わせればめちゃウマに
ターキーをさばいた後にでる大量の骨(右)や、個人的に臭みが気になった骨周りのお肉(左)。そのままいただくのはちょっとアレでも、どちらもまだ利用価値があります。

まず骨は、水、酒、生姜、にんにく、ネギの青い部分と一緒に鍋に入れ、ごいっごいと煮出します。私はこの臭みがちょっと苦手なので、大量のネギを投入。骨は多少肉がついてても全然問題なしです。むしろいい味がでて〇。

(透明なスープを作りたい方は弱火で、透明じゃなくてもよい方は中火で煮込んでOK)
1時間以上煮たらザルで濾せば、ターキースープに。煮込む時間は最低1時間ですが、長く煮込めば煮込むほど濃いスープになります。豚骨スープのような白濁したスープを作りたい場合は2日くらい煮込むと良いそうな。

そしてこのターキースープは、お醤油や酒、塩・胡椒、みりん、和風出汁の素あたりを加えてひと煮たち。さすればラーメンスープに。

(出汁が弱い場合は、中華スープの素をちょっと加えるといい感じになります。味噌ラーメンにしたい場合は、味噌やにんにく豆板醤を加えてどうぞ)
茹でた中華麺を加えれば、ターキーラーメンです。

鶏出汁よりはこってりですが、豚骨ほどのくどさもなければクセもなく、めちゃくちゃ飲みやすい!旨味がしっかり出ていて、市販のラーメンとは一味違った美味しさです。これは美味しい。
そして最後に、臭みの強い骨周りのお肉や、残ったターキースープ、ターキーの肉汁など、一切合切引き受けてくれるのがこれ。

カレー!
お肉の臭みはスパイスを使うことで消えますし、カレーならターキーのクセも旨味もすべて包み込んでくれます。
私は手軽に作りたかったので、ターキースープにトマト缶や玉ねぎ、にんにく、生姜、ほぐした骨周りのお肉を入れて軽く煮込み、カレー粉やカレールゥを加えて最後にバターをひとかけら。

バターチキンカレーならぬバターキーカレーです!
分量に困ったらレシピブログさんへ!
いずれも細かい分量が書けず申し訳ないのですが、アレンジ料理はワリと懐が広いので、適当な感じで作ってもいい感じに仕上がります。きっと。
ただ、それでは不安な方もいらっしゃるかと思うので、そういった方はレシピブログさんを頼れば万事OK。
レシピブログさんなら100万件以上のレシピがありますから、ターキーのアレンジレシピも各種取り揃えてございます。
是非是非検索してみてくださいませ。
ターキーを焼くのに必要な道具たち
絶対に必要なのは、オーブン(これがないと焼けません)、タコ糸(ターキーの足を縛る時に使用)、爪楊枝や竹串(ターキーのお腹を閉じる時に使用)、フライパン(スタッフィングを炒める時に使用)、鍋(グレイビーソースを作る時に使用)、計量カップ(ブライン液を作る時に使用)など、調理の基本的な道具ですが、この辺もないと地味に困ります。

アルミトレーと食品対応のビニール袋。
■アルミトレーは、ターキーを焼く時にオーブンの鉄板に敷いて使います。

オーブンによっては深型の鉄板がついてると思うんですが、ターキーって、焼く時に大量の肉汁がでるんですね。
そしてそれは想像するよりずっとずっと大量で、1Lはゆうにでます↓

特に5kgを超えるようなターキーを焼く場合、深型の鉄板ではとてもとても補いきれないので、使い捨てのアルミトレーは必須です。
100均に売ってるもので十分なので、一番大きなサイズ(450×325mm以上のもの)をご用意ください。オーブンに入らなくても自由自在に折れるので、とにかくデカいトレーを。

あと、アルミトレーがあると洗い物が楽です(というか、これがないと地獄です)。
アルミトレーは100均にも売ってるので、探してみてください。とにかくデカいやつを。
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■食品対応のビニール袋は、ターキーをブライン液に漬ける時に使います。

食品対応の袋は星の数ほどあるんですが、ターキーサイズのもの・・・となると一気に難易度があがります。これは私も地味に悩んで探して試して、結果としてめっちゃよかったのが「つけもの袋」。
元々つけもののための袋なので、厚手だし、大きいし、水を入れても漏れないし、食品対応・・・と、条件全部クリア!さらにお値段は1枚100円でお釣りがきちゃう。
ホームセンターの漬物樽コーナーあたりに置いてあるので、もしターキーを焼く方はつけもの袋、おすすめです。私が買ったつけもの袋は2枚で150円くらいでした。
サイズはいろいろありますが、0.5斗用のもので十分入ります。たとえ10kgのターキーでも入ります。
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■他、ターキーが入るサイズの大鍋やバケツ(これはブライン液に漬ける時に使うのでターキーが入るものならなんでもいいです)も必須。

バケツや鍋は、こんな感じで(↑)ターキーを支えるものとして使いますが、万が一こぼれた時の保険的な意味もあります。これらは、直接食品に触れるわけではないので、食品対応のものじゃなくても大丈夫。ただ、冷蔵庫に入る大きさであることが大事なので、サイズは要確認です。
私が使ったのは直径24cmの寸胴鍋。

7.7kgのターキーが入るギリギリのサイズがこれでした。ターキーは15cmほどはみ出ますが、冷蔵庫(野菜室)にも入ります。
■あと、シリコン製の耐熱&耐水オーブンミトンも必須です。これは最後にターキーを皿に移す時に使いますが、これがないと移動が激しく困難(というか不可能かと)です。なお、トングはターキーのお腹にはまりませんので、あてになさらぬようお願いいたします。
ターキーを移動するだけならミトンタイプでも手袋タイプでも大丈夫ですが、個人的には手袋タイプが使いやすくて好きです。
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そんなワケで、
大変長々と語らせていただきましたが、きっと今頃コストコにはアメリカ産ターキーが溢れていることかと思います。
いろ~んなサイズがありますので、あなただけの一羽を是非!
ご清聴ありがとうございます。
読んだよー。のしるしにこちらをぽちぽちぽちっと。



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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
今年のクリスマスは素敵なターキーライフをどうぞ。
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