うちのおかんは、娘にこそ厳しいものの、

友達にはめちゃくちゃ優しいので、

免許のない友達と遊ぶ時は、せっせと迎えに行って友達を拾い、

そのまま日帰り温泉に行ったり、産直を練り歩いたり。

あっちこっちへと連れまわし、帰りは自宅まで送り届けていた。

たとえ娘の送り迎えにはガソリン代が請求されようとも(娘は新潟駅まで迎えに来てもらうと、もれなくガソリン代が請求されます)、友達にはめっちゃ優しい。



ただ、おかんの友達もすごく律儀な人で、

車にのせてもらったお礼に・・・と、お昼ご飯を作ってくれたり、

産直で買った野菜を分けてくれたり。

時にはおかずやご飯をうちまで届けてくれたり・・・と、

こっちが申し訳なくなるほど良くしてくれたうえ、

その日かかったであろうガソリン代まで置いていってくれた。



もちろんおかんもガソリン代を受け取る気などサラサラなかったので、

友達が置いていってくれたガソリン代はそのままにしていたらしいのだけど、

きっと「受け取って」「いらないって」などのやり取りもあったのだろう。



いつしかおかんの車には専用の瓶が置かれ、

2人で遊ぶたびに少しずつお金が入っていったそう。





おかん「っていうお金が溜まったので、今日は友達と温泉に行ってきまーーーーーす!

一泊なんで明日まで帰ってきませーーーーーーーーーーん!」



つって、めっちゃ笑顔で旅立った昨日。

どうぞどうぞお好きにつって、一番娘とお月見しました。
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モスのお月見フォカッチャ、めっちゃ美味しかった~!
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晩ご飯の準備なんもしなくていいの、めっちゃ最高オオオオオオオオオオ~!





ご清聴ありがとうございます。

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ありがとうございます。ぺこりぺこり。




10年以上もの間、遊ぶたびにガソリン代を入れ続けてくれた友達も、それを貯め続けたおかんも、なんだかすごく素敵な気がして、こちらもほっこり。



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