ささる人にはささる撮影の裏側、
骨の髄までささった方もいらして、ホントよかった!
3日かけて書いた甲斐があります。ホントに!
じゃ、今日はスタンダード版とプロ版の違いについて語っていきますね。
大きな違いは素材
まず、ふたつの大きな違いは「素材」。

プロ版は厚手の塩ビ+PET複合材なのに対し、
スタンダード版はターポリン。

多分これは、言葉で説明するより見てもらったほうが早いと思うので、
うちにあるスタンダード版とプロ版を載せておきますね。
近くで撮ると素材の差がはっきり分かります。
これは、めっちゃ近づいて撮ったスタンダード版の白(大理石という色です)。

拡大するとTHE・シートって感じで、ぶつぶつっぽいものが写ります(クリックで拡大するので拡大して広げて見てみて)。
ある程度明るさをあげれば気にならないけど、トーンを落とすと結構目立ちます↓

(これもクリックで拡大するので拡大して広げて見てみて)
これはめっちゃ近づいて撮ったスタンダード版のグレー(グレーモルタルという色です)。

こちらも上の大理石同様、ぶつぶつっぽいものが確認できるし、模様は印刷感が結構あります(こちらもクリックで拡大するので拡大して広げて見てみて)。
対してこちらはめっちゃ近づいて撮ったプロ版の黒(黒モルタルという色です)。

ぶつぶつ感ゼロ、印刷感ゼロ。どんなに拡大してもシート感がまるでない!
スタンダード版は接写した時にでるシート感が否めないけど、
プロ版はシートにピントを合わせない限り・・・というか、
ピントを合わせてもシート感なし!
小さいものを撮ると、その差は歴然。
スタンダード版の白(大理石)↓

スタンダート版のグレー(グレーモルタル)↓

プロ版の黒(黒モルタル)↓

ね、シート感が全然違う!
私自身もスタンダード版のシート感はちょっと気になってて、
ここぞという時はクロスを置いて隠したりしてたんですが(なんでこんなとこにクロスが?って写真は大抵何かを隠してるんだよ)、
プロ版はクロスいらず。
接写の多い方やシート感が気になる方は、断然プロ版がおすすめです!
作りがいいのもプロ版
触った時の質感もプロ版のほうがハリがあってしっかりしてるし(スタンダード版はしなっとしてるけど、プロ版はめちゃくちゃハリがある)、
めちゃくちゃ高級感があります。
丸めたシートを止めるマジックテープもしっかりしてて、
プロ版は全体的に作りがいい。

じゃあプロ版一択じゃん!
ってなるかもですが、そうでもないんです。
スタンダード版にも良さがあるんです。
スタンダード版は光に左右されにくい
プロ版は一応マットではあるんですが、スタンダード版より光沢があるので光が反射するんですね。

こんな感じで、撮り方によっては結構反射します。
ちなみに上の写真はこんな感じで斜めから撮ったもの。

真横から光を入れて、これを撮った位置から撮ってます。
角度を変えて撮れば反射することもないんですけどね。

位置によっては反射するし、気になる人は気になると思います。
そしてこちらは、スタンダード版の白で撮ったもの。

これも上の画像と同じように光を取り入れ、
上の画像とほぼ同じ位置から撮ってるんですが、
質感がマットなので光の反射がほぼない!
そしてそれはいい感じですらある。

まぁ、黒と白では黒のほうが光の影響を受けやすいってのもあるんですが、
この点については、私は断然スタンダード版のほうが好き。
勝手にいい感じに仕上げてくれるの、神。
でも、光の反射云々については、撮影時のポイントを書いたリーフをつけてくれるので、
困ったらこれを見てもらえればなんとでも。

ほこりのつきやすさや、シワのつきやすさ、傷について
あと、これは黒だからかプロ版だからか分からんのですが、
プロ版の黒はほこりが目立ちます。
スタンダード版の白やグレーでは一度も気にしたことのないほこりが!めっちゃ目立つ!!!(←なのでプロ版にはほこり拭きの布もついてきます)(今は分からんけど2年前に私がスタンダード版を買った時はついてこなかったし、この2年間で必要になったこともないです)
シワについては、プロ版をシワがつくまで使い込んでないのでアレですが、
触った感じだとプロ版のほうが断然つきにくそう。
でも、一度シワになったらとれるのに時間がかかりそうだなーとも思います(なんとなく、素材的に)。
スタンダード版は丸めたとこがたまにシワになるんですが、シワがついてもすぐとれます。
15分くらい置いとくだけでピシーっとするので、置いとくだけでOK(急ぐときはドライヤーをかけるとよいらしいです)。
ただ、結構扱いが雑な私でもシワがつきすぎて困ったことがないので、
個人的にシワについてはあんまり気にしなくてもいいかな~と。
傷が目立たないのもスタンダード版の良さで、
2年使ってついた傷はこれくらい。

(画像中央よりやや右にある線みたいなのが傷)
プロ版はまだ傷がないので、傷のつきやすさ等は分からんのですが、
ついたら目立ちそうではあります。シートの質感的に。
立てても置いても使える背景シート
そしてこの背景シート、スタンダード版もプロ版も立てて使えるのはもちろんのこと、
テーブルに置いて使っても。

この使い方は私もよくしてて、この画像もまさにそれ(これはスタンダード版のグレーモルタル)。
こうやって撮ってます↓

シートをテーブルにのせて、その上にメロンパン。
なので、ちょっと引いて撮るとこんなん↓

こうやって見ると、めちゃくちゃ間抜けなんですけどね、
でもいいのいいの、見えるとこだけ繕っておけば。
それが写真だから。
取り付けボードはレフ板にもなる!
そして、昨日書いた通り、私は取り付けボードを2枚も持ってるんですが、
これはレフ板にもなるんです!
このボードが↓

こう↓

この取り付けボードレフ板がですね、
変なレフ板より光を跳ね返してくれて、控え目に言っても超有能。
ボードが65cm×50cmと大き目なので、でかいものを撮る時もこれ一枚で十分!
むしろ私に至っては、立てて使うよりレフ板として使うことのほうが多く、
シートを買ったらボードを買うのはもちろんのこと、
たとえシートを買わんでもボードは是非って勧めたい。
そのくらいこのボードが好きです。

(ただ、ボードの端に見える黒い部分がすべり止め&マグネットになってて、マグネットはテープで貼ってあるんですね。このテープが少し弱いのか結構頻繁に取れるので、取れたら貼りなおすか諦める心が必要です)(私は諦めた)(でもなんの問題もなく使えるんで大丈夫)
ちなみに私は、立てた状態で、なおかつレフ板も必要な機会が多いので2枚持ってるんですが、
世間一般的には1枚で十分だと思います。
背景シートで撮った画像たち
背景シートで撮った他の画像が見たいって方が多くいらしたので、
それも貼っておきますね。
サイズはいずれもMです。
【スタンダード版大理石】

【スタンダード版大理石】

【スタンダード版大理石】

【スタンダード版大理石】

【スタンダード版大理石】

【スタンダード版大理石】

【スタンダード版大理石】

【スタンダード版大理石】

【スタンダード版大理石】

【スタンダード版大理石】

【スタンダード版大理石】

【スタンダード版グレーモルタル】

【スタンダード版グレーモルタル】

【スタンダード版グレーモルタル】

【スタンダード版グレーモルタル】

【スタンダード版グレーモルタル】

こうやって見ると結構いっぱいあってびっくり。
でも、さっと出してさっと撮れるのでついつい手に取っちゃうんですよね。
だってテーブルの上にいろんなものがのってても、幅65cmだけ空ければ撮れちゃうんだもの(←実際私は、パソコンもマウスもお茶もお菓子も山ほど置いたテーブルで、めいいっぱい物を避け、65cmのスペースで撮ってます。ほぼ毎回)
以上を踏まえておすすめは・・・
あくまで私的なおすすめですが、初めて買うならスタンダード版のMサイズ。

私的に、ほこりがつきにくいってのはすごく大事なことなので、そこは大きいな・・・と。
特に私のようなズボラは、イチイチ拭くことがストレスになる(で、使わなくなる)ので、
初めて買うなら、傷もつきにくく、2年ごいごい使っても問題なく、丈夫で長持ちなスタンダード版。
使ってみてどうしてもシート感が気になるならプロ版に進んでもよいと思います。
でも、綺麗好きな方や仕上がりの良さを重視するなら絶対プロ版。

特に近づいて撮ることが多いなら絶対プロ版!
いずれにせよ、テーブルフォトを撮る方なら1枚持ってても損はないです。
ホントにプロみたいな写真が撮れるから!!!!!
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
木目のものや、シートではない背景についてもご質問いただいてたので、それはまた次回に(目標はGW中)。
あと、米久さんの半額セール始まってるので、お入り用の方はお忘れなく!

今回は送料込みではないんですが、ほぐれる煮豚も半額。

27日9:59までマラソン中~↓
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