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さんざん帰る帰る詐欺を働きながらしれっと帰ってきたおかん。
前回帰省した時の第一声は「ねえ、関西の小松菜いくらするか知ってる？」だったけれど、
今回の第一声は、
「ねえ、プロテインって知ってる？」
相変わらず話題に事欠かない母だが、残念ながら知っている。
さすがの私でも。
おかん「多分知らないと思うから教えてあげるけど、人間の体って実はたんぱく質がすっごい重要で、私たちの体はたんぱく質が作ってて、たんぱく質があるから私たちが存在してるの。」
私「知ってる、知ってる。人間の体はたんぱく質が主成分だからね、水分以外では。」
おかん「そう！筋肉を作る時も欠かせないけど、皮膚や爪、髪の毛にも欠かせなくて、健康でいるにはたんぱく質が欠かせないの。」
私「うんうん、それで？」
おかん「そのたんぱく質をなんも考えずに摂取できるのがこれ。」
おかん「プロテイン！」
私「え、ちょっと待って、なにそのマイプロテインみたいなの。どこから出したん？」
おかん「持ってきた。関西から。」
2024年春の帰省、
まさかのマイプロテイン持参。
私「え・・・っと・・・そんなに筋肉に固執するタイプだった・・っけ・・・？」
おかん「違うの。筋肉云々じゃなく、プロテインはたんぱく質なのよ。これを飲むことで良質のたんぱく質が摂取できて、ものすごい健康体になれるの。肌の調子もよく、髪もふさふさ。絶対さぶろー山さんは飲んだほうがいいと思うよ。」
私「ああ、髪はね。最近特に薄くなってきたしね。」
おかん「でしょ。絶対に飲むべきだし、髪だけじゃなくマジでよくて飲まない理由がない。大丈夫？ここんちプロテインあるの？ねえ、買ってる？買ってないなら今すぐ買ったほうがいいよ。今から買いに行く？？」
あの、さして何事にも興味のなかったおかんは、
ほんの数か月の間に見事なプロテイン信者となっていた。
一体何が彼女を変えたのか。
おかん「多分あんたは今、面倒くせえとか勝手に言わせとけとか思ってると思う。」
私「ごめん、思ってる。」
おかん「そんなあんたにこそ黙ってこれを見て欲しい。」
と差し出された手が、
もとい爪が。
私「プロテインすげええええええええええええええええええ！」
こうなる前の画像がなくてホント残念なんですが、
実はうちのおかん、爪がめちゃくちゃボコボコで、
Googleの「爪 ボコボコ」ででてくる画像が綺麗に見えるくらいボッコボコだったんです。
マジで病気を疑って医者に行くほど。
しかし、プロテインを飲み始めて半年。
今やデコもボコもない。
プロテインすごっ！
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
いやホント、あの爪を修復するとかプロテインすごいよ！めっっっっっっちゃ有能！！！！！
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