牛肉とレタスと香り野菜のしゃぶしゃぶみたいなお鍋
極太メンマ
梨&りんご&みかん
なにせ私は冬が嫌いなので、
冬がくるたびに文句のひとつやふたつやみっつやよっつくらいは言うんですが、
唯一許せるのは、冬の水道水。
なぜか冬の水道水は、いつもと段違いに美味しく、爽やかでのど越し抜群。
スススススーーーーっと喉に入っていく。
そしてそののど越しは、清々しいという言葉がぴったりで、
真夏に飲む冷えたビールと同等の、いや、それ以上の爽快感がある。
特に雪がもっさもさに積もる真冬の水道水はその美味しさも格別。
思わずジョッキで飲んで腹を壊すくらい美味しい。
同じ川から引く水なのに、この違いはなんなのか。
温度だけでは計れない美味しさはなんなのか。
ひょっとして誰かポカリの素でも入れてんねんか。
そんなことを思いながら私は真冬の水道水を心待ちにしている。
今年ももうじき会えます、あの爽快感に。
で、本格的な冬が近づき、あったかいものが恋しい季節にもなりましたので、
晩ご飯は安定のお鍋です。

11月24日の晩ご飯は、牛肉とレタスと香り野菜のしゃぶしゃぶみたいなお鍋!
私はしゃぶしゃぶみたいにさっと火を通したものが食べたかったけど、
さぶろー山はぐらぐら煮込んだTHE・鍋が食べたかったようなので、
間をとってのスタイルに。
お鍋にはたっぷりのお出汁を準備。

出汁は茅乃舎のお出汁!
と言いたいところですが、ごめんイオンで買ったお出汁ね。へへ。
お野菜もたっぷりたっぷり準備。

お野菜コーナーは、もやし、レタス、長ネギ、せり、三つ葉、水菜、ひらたけ、えのきの8人衆。
野菜は火を通すと1/10くらいになっちゃうのでね、
存分に食べれるよう、たーんと2皿分。

まぁこの野菜の7割は私が食べるんですけどね。
私は、長ネギとか三つ葉とかせりとか、ちょっとクセのある野菜が大好き。
でも、同様にお肉も大好きなので、お肉もたっぷり準備。

お肉は、左コーナー飛騨牛&右コーナー近江牛!
ちょうど冷凍庫にええお肉があり、
それも250gずつの小分けになってたので、
これはちょうどいいな、と。
2つのお肉を食べ比べすることに。
まず、左コーナーは飛騨牛。
飛騨牛極みさんの特選切り落としでございます。

このお肉だよ↓

こちらはSSで買った超格安のお肉でしたが、1枚のカットはご覧のとおり大き目。
切り落としとは思えぬサイズ感で、スーパーで買うすき焼き用肉と変わらないくらいの大きさ!
自宅で食べるすき焼きなら十分ですし、私は来客用すき焼きにも平気で使いますね、ええ。

ただ、カットは一般的なすき焼き用より少し薄めなので、
持ち上げると薄い部分がちぎれそう&若干心許ない感じですが、
意外にちぎれないのでご安心を。
鍋に入れてしゃぶしゃぶしてもちゃんと形状を保ってくれます。

まぁ、なんて美味しそうなお肉!
そして右コーナーは近江牛。
大好きかねきちさんの近江牛切り落としでございます。

このお肉だよ↓

かねきちさんの切り落としは、自宅用パックの小間切れということもあり、
1枚の大きさはかなり小さめ。
本当に小間切れのサイズ感なので、すき焼きはだいぶ苦しい&しゃぶしゃぶならギリギリOKくらいでしょうか。
でも、基本的に鍋ものにするには苦しいサイズ感かな、と。

お肉の厚さも飛騨牛極みさんの飛騨牛切り落としより薄め。
お鍋に入れたらちぎれそうだな、とも思ったのですが、
脂のさした赤身部分が多いからか、意外にちぎれず、
普通にしゃぶしゃぶできました。
並べてみると大きさが分かりやすいかも。

左:飛騨牛極さんの飛騨牛切り落とし 右:かねきちさんの近江牛切り落とし
そして肝心要の味は・・・と言うと、
飛騨牛切り落としは、味も雄々しさも強め。
これぞ牛肉な旨味があり、特に牛肉特有の雄々しさを強く感じさせてくれます。
対して近江牛切り落としは、独特の空気感があり、
ふわっとした食感とやわらかさがチャームポイント。
食感に関してはこちらに軍配があがります。

でもそれは、お肉自体の味というより、厚みが関係してる可能性大。
一般的にすき焼き用のお肉は、濃いめの味付けに負けない厚さが必要&厚さが1.5mmを下回ると焼くときに切れやすくなることから、1.8~2.5mmのスライス。
対してしゃぶしゃぶは、薄いほうがすぐに火が通り、やわらかい食感が楽しめることから1~2mmのスライスにすることが多いですね。
で、飛騨牛切り落としは、多分1.8mmくらいのスライスじゃないかな、と推察するんですが、
厚みがある分お肉の味が強い&ダイレクトに伝わる。
近江牛はもっと薄い(多分1.5mm以下かと)ので、薄い分やわらかさが光る。
他、近江牛切り落としは、お肉が薄い分、出汁の風味を感じやすくなるようで、
綺麗に出汁を纏ってくれます。
つまり、薄い近江牛切り落としのほうがこのお鍋には適してる。

でも、すき焼きをするなら少し厚めの飛騨牛切り落としのほうが合いそうだし、
お肉の甘さや、ええ肉特有の脂の品の良さなんか甲乙つけがたいレベル。
美味しさに関してはどっちも〇ですが、
ただ、このお鍋に限るなら、私と一番娘はやわらかさの光る近江牛派、さぶろー山は雄々しさの光る飛騨牛派という結果に。
そしてどちらも切り落としなので、必ずしもこの厚さではないと思うのですが、
よかったら年末のご馳走のご参考に。
なお、こちらの飛騨牛は、4日からのSSでまた大特価になる模様。

大丈夫、4日に私がまた大声で叫ぶから大船に乗ったつもりで迎えて。
そんなお鍋は、お肉を存分に楽しませていただきましたが、
何気に美味しかったのはこのレタス。

ささっとお出汁にくぐらせたレタスは、いい具合にお出汁の風味を纏い、
ほんのりシャキシャキな食感も相まってもろめっっっちゃ美味しい!
柚子胡椒をつけるとさらに美味しく、レタスめっちゃ人気でした。
おかげで私は、ほぼ柚子胡椒のみ食べきり、
ほぼ使わなかった調味料たち。

心なしか寂しそう。
そんなお鍋を楽しみつつ、合間にメンマをつまみ、

みかんもつまんで、梨もつまんで、りんごはチワワーズ献上して。

〆は雑炊。

私にしては珍しくサラサラ~っとしたタイプのお雑炊。
意図せずサラサラ~っとした雑炊ができた理由は、ご飯が固かったから。
多分、炊くときに水の分量を間違えたんだな。ははっ。
そんなこんなで、エアコンをガンッガンにきかせた部屋で熱々のお鍋を囲んだ11月24日でした。

(タマ姫様はりんごに釘付け中)
ご清聴ありがとうございます。
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