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クラッカー
クリーミースプレッドバニラ&クリーミースプレッドいちご&クリームチーズガーリック
KFC風フライドチキン
KFC風コールスロー
ホットビスケット
とうもろこしと卵のとろみスープ
りんご&梨&シャインマスカット





数々の値上げがボデューブローをかます昨今。

久々にさぶろー山と買い出しに行ったら、

普段、ものの値段なぞ気にしない彼ですら値上げに気づき、

そして驚きを隠せないようだった。



さぶろー山「・・・こんなに値上げして大丈夫なん・・・?」



春先から言ってるように、全然大丈夫じゃねえですよ。



いくら仕方のないことだと分かっていても、

日用品&食品&電気代担当で、値上げの波をもろ被りな私は毎月ため息しかでず、

この数か月間に吐いたため息でそろそろ城が作れそう。



私「値上げで大変そうだなと思うなら、妻にお小遣いくらいあげてもいいと思うよ。妻は春先からずっと心も財布も痛めてるから。なのに来月さらなる値上げの波がくるし、すでに妻は発狂しそうだから。」



私は大量の食料品と日用品をレジに通しながら、

やんわりと援助を申し出た。

しかし彼は「その波を乗り越えてこそ一人前だぞ」と諭しただけで、

逃げるようにその場を立ち去った。



さぶろー山「俺、ちょっとATMに用事あるから行ってくるねー!」



どうせなら会計してから行けよ。

大量の食料品は結局私が払った。





そしてこの話は巻末に続きますが、

とりあえず晩ご飯からどうぞ。
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結構前に食べてUPするのを忘れてた晩ご飯より、ディップパーティー!



美味しそ~なクラッカー&スプレッドは、

お盆に食べようと思って買ってた蔵王チーズさんのクラッカーセット。

結局お盆中は食べる機会を逃して食べれなかったので、

お盆明けに仕切り直し。



クラッカーセットの内容はこんな感じ↓
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結構大量なソーダクラッカー+スプレッド3個。

スプレッドは8種類から好きなものを選んでOK。



私は、大好きなバニラと、仙台いちご、ガーリックをセレクト。
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蔵王チーズさんのスプレッドは、数あるスプレッドの中でも超ーーーーーーーーーお気に入りで、

初めて食べた時からずっとファン!

もう何年もずっとファン!



中でも「バニラ」は超絶お気に入りで、

私の中でスプレッドの王。
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原材料は、生乳(宮城県産)、クリーム、砂糖、全卵、食塩、ゼラチン、バニラビーンズのみ。

「クリームチーズにマイルド&スイートな味つけをしたもの」とのことですが、

クリームチーズのようなクセも酸味もなく、超絶クリーミー。

滑らかな舌触りと、程よい甘さは、濃厚なレアチーズを彷彿させ、とにかくクリーミー!



大量のバニラビーンズはしっかりとしたバニラの風味を残し、

甘すぎず、くどすぎず、一口食べると二口目が欲しくなる。

でも、二口食べれば三口目が欲しくなる。

止め時が分からず、ついついひと箱開けちゃうのがこの「バニラ」。

迷ったらこれ!



でも、もっとスイーツ的な感じが好きなら、仙台いちごもおすすめ。
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こちらはいちごソースが練り込んであるため、いちごの甘酸っぱさが超フレッシュ!

いちごの風味は強すぎず、弱すぎず、

クリーミースプレッドのマイルドさも、いちごの甘酸っぱさがも、どちらも生きる風味で、

甘さの度合いも超自然。



ふわっとしたいちごの風味がある分、バニラよりデザート感覚で食べれて、

一口食べると二口目が欲しくなり、二口食べると三口目が欲しくなり、

こいつの止め時も分かりません。

ついつい食べちゃう危険な子。



ワインのお供やおつまみにするならガーリックもよいです。
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いちごやバニラが「クリーミースプレッド」なのに対し、

ガーリックだけ「クリームチーズ」なのですが、

いちごやバニラに比べると濃度がゆるめでとろとろ~っとした感じ。



クラッカーにのせればワインがなんぼでもイケますし、

パンに塗っても美味しく、

スティック野菜にディップしても美味しかった!



辛党の方はこれで決まり!



そんなクラッカーセット、

我が家は自分んち用に買いましたが、

ギフト用商品なので、箱入り&紙包装あり&袋付き。
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贈り物にもいいね~!





そんなクラッカーを楽しみつつ、

焼きたて熱々ホットビスケット。
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焼きたてとは言え、ホットビスケットはコープのものなので、

私はレンチンしてトースターでちょっと焼いただけ。

ほんの2~3分で美しい焼き色のカリフワビスケットができちゃッター!



見せ

かけて

実は一回、
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盛大にやらかしてる。



ほんの一瞬、目を離したらで黒々としたお姿に。

トースターから煙がでててびびった~。



黒いほうは私が次の日に責任をもって食べることにし、

綺麗に焼けたほうだけみなさんどうぞ。
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ホットビスケットにもたっぷりのクリーミースプレッドをのせて、

カリふわウマーイ。





で、ホットビスケットを食べたら、

やっぱりお供に欲しいフライドチキン。
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フライドチキンは私作なので、胸肉部分のみですが、

衣はザクザク。
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お肉はしっとりジューシー!


我ながらよいチキンでございました。
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ついでにKFC風な味付けのコールスローも食べて、
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スープは、とうもろこしと卵のとろみスープ。





〆のデザートは、安定のフルーツたち。
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さっぱりおいC~!




っていうこれらは、結構前に食べた晩ご飯で、

昨日はお惣菜のお弁当を食べたんですよね。

買い出しに疲れて(←外にでるだけで疲れるお年頃)。
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そしてここからは冒頭の続き。



晩ご飯を食べてそれぞれが風呂に入り、

さぁ、寝ようかというその時、

一番娘が「そういえば今週後期分の教科書販売があるんだった!」と言い出し、

当たり前のように教科書代をせびられた。



ご存じ我が家の家計は折半。

各々が給料の割合によって決められたものを各々が出す感じになっているのだけれど、

唯一なあなあになっているのがこの「教科書代」である。



これは大学に入る時にきちっと決めておくべきだったのに、

コロっと忘れ、この3年間ずーーーーっと譲り合いの平行線。

結果、一番娘に頼まれた方が出すという暗黙の法則ができあがってしまったが、

前期分も私が出している。

後期分もの負担はいささかキツい。



できればこういうものは、父ののいる時に、父の前で、父に向って言うよう伝えると、

一番娘は「次回からは必ず!」と約束してくれたので、

今回はとりあえず私のへそくりから出し、

私は寂しくなった財布を抱えて眠りについた。



こうしてぐっすり眠って目覚めた今日の朝。

いつものようにタマ姫様を抱えてリビングに降りてくると、

私のパソコンの上に福沢諭吉が置かれていた。



私「え、なにこれ・・・!」



一瞬、神のお恵みか?とも思ったけれど、

さすがに私も43歳。

人生はそんなに甘くないことを知っている。

なにが沸いても金だけは絶対に沸いてこない。



しかし私はすぐに思い出した。

そう言えば昨日、さぶろー山がATMに寄っていたことを。

さんざん食料品をカートに入れてレジを通し、

さぁ今から会計です!というその時に「俺、ちょっとATMに用事あるから行ってくるねー!」と言っていたことを。



私「もしやこれは・・・!」



神ではなく夫からのお恵みに違いない。

そう思った私は、すぐさまさぶろー山(←早出ですでに出勤済み)に電話をした。



私「もしもし?お金置いてくれたんだね!ありがとう!」



さぶろー山「あ、気づいた?」



私「気づいた気づいた!起きて速攻気づいた!あんなにいっぱい、いいの?」



さぶろー山「いいよいいよ、一応、ひなには伝えてあったんだけどさ、会わなかった?」



私「ひなにはまだ会ってないな。テストがどうのこうの言ってたから自分の部屋で勉強してるのかも。」



話の流れから、朝ひなに会ったことは推察でき、

ひなに会ったってことは、教科書代のこともひなから聞いたんだな、と思った。

なるほど、多めの諭吉は教科書代も込みってことか。



私「まさかこんなにあるとは思わなくて、すっごい助かるーーー!これで2~3ケ月は暮らせるーーー!」



と私が言うと、

さぶろー山は「2~3ケ月?2年だろ?」と言った。



思わず諭吉を数えると、諭吉は10数枚あった。

確かに、さぶろー山の恵みにしてはだいぶ奮発した感じがするけど、

教科書代を引けば、そんなにたくさんは残らない。

2年というにはチトあれではないか。



私「・・・2年はちょっと・・・難しいと思うけど・・・」



さぶろー山「いや、2年って法定で決まってるだろ?」



私「法定?!」



私の頭はクエスチョンマークに侵された。

第一、妻へのお小遣いに「法定」とはずいぶん穏やかではない。

そんなん言ったら、全国妻連からクレーム殺到&内閣炎上待ったなし。

世界中の妻が立ち上がり暴れる事案である。



私は彼の頭を心配しつつ、「・・・いや・・・そんな決まりはないと思うけど・・・」と言った。



しかしさぶろー山は譲らず、2年を主張してきた。

思わずもう一度諭吉を数えてみるも、諭吉は2年で割り切れるような数でもない。



私「ねえ・・・頭大丈夫?どっか打ったの?なにかあったの?」



さぶろー山「お前のほうが大丈夫かよ!昔っから決まりきったことじゃねーか!」



私たちは互いに互いを心配しながらけなし、

10分ほどの問答を続けた。

そしてようやく辿り着いたのが「勘違いをしているの可能性」。



ひょっとして私たちは大きな勘違いをしているのではなかろうか。






さぶろー山「なんのお金だと思ってるの?」
私「これ、なんのお金なの?」









さぶろー山「車検代だぞ!」
私「お小遣いだよね?」






一瞬でも勘違いした自分をボッコボコにしようかと思いました。






ご清聴ありがとうございます。

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ありがとうございます。ぺこりぺこり。






その後、改めて諭吉を数えたら、

きっちり車検代と同等の諭吉と見せかけて、3,000円足りなかったです。

勝手に切り捨てんな。






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