こちらは、あたしが人生初の抜歯をした時の日記その②です。






いきなり②から読んでもワケが分からんと思いますので、


①をまだお読みでない方はこちらからどうぞ→抜歯の思ひ出①。


(ミステリー小説を最後のページから読むタイプの人は、ここから入ってもいいかも。)








抜歯の話ですんで、


綺麗なお話でも御座いませんし、


美味しそうなもの等々はなーんもでてきませんので、


食事中の方はご遠慮ください。


是非ともご遠慮ください。







美味しいご飯を食べ終わって、


ホッと一息ついて、


お茶も全て飲み終わって。


どーでもなく暇な時にでもご覧になっていただければ幸いです。













大事なことなんで、もっかい言います。






食事中はご遠慮ください。


食事中はご遠慮ください。


食事中はご遠慮ください。


食事中はご遠慮ください。


食事中はご遠慮ください。







(全部コピペ。)









そして。


抜歯を控えている方は、


深く考えず、笑いながらご覧ください。(是非心の備えに。)


るぅのおいしいうちごはん

よろしくワン。























モスでビビり、


この後に及んでもまだビビリ、


余裕の遅刻で歯医者さんに到着。


時すでに10分遅れ。







日曜日も普通診療している歯医者さん。


院内は患者さんでごった返し、


先生もすごく忙しそう。








遅刻してごめん。


と、思いつつ、


受付を済ませ、


待合室にて待機。









ひな「ママ。緊張してる?」






あたし「うん。」






ひな「どのくらいしてる?」






あたし「かなり。」






ひな「心臓バクバクしてる?」






あたし「口から出そう。」







こんな会話をしながら、


待つこと30分。









この30分という時間はね。


ただでさえビビってるあたしを、


いっそこのまま今日のお話が流れてくれないかなと。


思わせるにはね、


十分な時間なわけでして。







来たけどそのまま帰されたとか、


あたし全然気にしませんし。





お前10分遅刻したから来週出直せとか言われても、


全く気にしませんし。





先生にご機嫌により本日休診とか。


むしろ、それ。









望むところ。  カモン中止。










歯医者に着いて、


順番を待つだけのこの状況になっても、


まだ親知らずが惜しくて。


(惜しい気持ち半分、怖い気持ち半分。)


ひたすら「中止」を心の中で祈ってはみるけれど。













時というものはね。


やってくるんですよ。














歯科衛生士さん「おかめさーん。こちらにどうぞー。」








地獄へのお誘い。









歯科衛生士さん「こちらの診察台におかけくださーい。」








その椅子は死刑台。

















あたし「ひな・・・今までありがとね・・・」






神妙な面持ちで娘に挨拶をするあたし。






ひな「わかったわかったー。」






右手にDS。


左手にDS。


目線はDS。


DSしか見ていない気のない返事。











あたしは聞きたい。






ねえ。分かってる?  あたしの気持ちと君の仕事を。










あたし「ママに何かあったら、この携帯でパパに電話して、すぐパパを呼ぶんだよ?」






それが今日の君の仕事なのだけども。






ひな「わかったわかったー。」







この時、あたしは。



例え自分に何かあっても、


ひながさぶろー山に電話することは、まずないだろうな。



と、いうことを確信した。
















歯科衛生士さん「じゃ、こちらにどうぞ。」






歯科衛生士さんに診察台を案内され、


まじまじと見つめるあたし。





嗚呼・・・


その椅子は死刑台。


アーメン。






歯科衛生士さん「じゃ、こちらにおかけくださいね。」






歯科衛生士さんに誘われ、


診察台に足をかけてみるけれど。


診察台の、


ほんの、


50cmばかりの高さは。


時として真冬のエベレスト山頂。


なんて高さなの。






先生「こんにちはー。あ。どうした?」






あたし「あ・・・あ・・・・・あ・・・・・。」






ワタシアブナイヒトジャアリマセンヨー。






先生「あ?ひょっとして緊張してる?あれ?抜歯初めて?」






あたし「あ・・・・・あ・・・・・あ・・・・・。」






決して危ない人ではないけれど。


だけれども。


緊張のせいからか、


上手く言葉がでず。


必死で首を縦に振り、うなずきを繰り返した。






先生「大丈夫だから。すぐ終わるからねー。」






と、にっこりとほほ笑む先生。






先生「僕ね、今回担当させてもらう鈴木ってもんです。いつもは大学にいるんですけどね、


日曜日だけこちらで抜歯させてもらってるんだ。今日はよろしくねー。」






ゆるやかな口調で、


自己紹介までしてくれた先生。












ここの歯医者さん、


いつもは女の先生が診療してて、


日曜日だけ大学から口腔外科の先生が来てくれるシステム。







あたしの大事な歯を。


それも、


20年も連れ添った大事なコイツを。


「今日が初めての抜歯です!」


みたいな。


ピチピチの研修医に抜かれるのは嫌だったけれど。


(大事っつーより、怖すぎて・・・)






こちらの先生は、


歳のころは40そこそこ。


「ワタシ今まで1万本抜いてキタヨー」


みたいな。


超堂々たる顔つきで。


百戦錬磨な雰囲気満々。







うん。


これなら・・・。


これなら・・・!








先生お任せします!!!








と。


いざ診察台に横たわったあたし。
















は。















手汗ぎっしり。


脇汗びっちょり。


顔汗だくだく。


尻汗べちょべちょ。










汗腺という汗腺すべてから汗が湧き出た。












汗の泉。











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次で抜きます。