とても天気がよかった昨日。
るぅのおいしいうちごはん
昨日は、あゆみちゃんと早朝ドライブをした。















「早朝ドライブ」


と、いうのは、


今から16年前、


当時、免許を取ったばかりのあたし達の間で、


超流行った遊びのひとつです。









まず。


朝は、5時集合。 (早朝ドライブですから。)





親の車を借り、


思い出の地を巡りながらドライブを楽しみ、


吉野家に立ち寄って、


牛丼とごぼうサラダを食べて。


ゆるゆると帰路につき、


7時に帰宅。 





その後、寝る。 (ぷー太郎でしたから。)





ってゆーね。


とっても楽しい遊びだったの。










早朝ってさ、


車通りが少ないでしょ?


運転するのに一番安全な時間帯を狙って、


路上に出て、


少しでも練習して、


一人前になろうね。


ってゆー心が込められてて。


そして。


この遊びが飽きる頃には、


あたし達の運転技術も結構あがっるという。


とっても理にかなった遊びだったんだよね。

















それを。




再現しようと。




約束した一昨日。






















昨日のブログを見てのとーり。


あゆみちゃんが起きたのは、


10時半のことでありまして。


(5時間の遅刻。)










いつものように、


全く悪びれることのない様子で


「今日どうする?」


と、電話がきたので、


「どうでもいいけど、早く来い。12時にはうちに着くように出てこい。」


的なオーラを放ったところ。


自ら。


「12時には行くね。」(注:には。には。には。)


と、言ったあゆみちゃんが、


今から行くね。メールをくれたのは、


12時6分のことでありまして。


(またもや遅刻。)











うちから車で5分の距離にあるハズの家からでてきたあゆみちゃんが、


我が家に到着したのは、


12時45分のことでありました。


(どんな早朝だ。)


















あたしはその時、ミニトマトの世話をしていました。
るぅのおいしいうちごはん
(もう、待つことに飽きて飽きて。)













あゆみ「ね。昨日サッカー観た?」






あたし「観ない観ない。」






ワタクシ、TVは観ない主義です。


嵐は未だ5人の名前が言えません。(スマップも。)






あゆみ「昨日の夜中にさ、コンフェデがあってさ。」






知らんわそんなの。






あゆみ「来年はワールドカップなのにー。ダメだよー。日本国民なら観ないと。」






非国民でもいいわ。






あゆみ「あたしなんて、目覚ましまでかけて観たっつーのに。」






あたし「ってか・・・・・・目覚ましかけるような時間なの?」






あたしのタメには起きれないのに、


サッカーのタメには起きれるんかい。






あゆみ「だって3時からだったもん。」






あたし「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」






サッカーの試合って、


前半45分。後半45分。


それも。


休憩とったりなんだりしながらやるワケですし、


3時から試合が始まったとしたら。


終わるのって・・・


早くても・・・






あたし「・・・・試合が終わった頃って・・・ちょうど早朝ドライブ時間だったんじゃ・・・?」






あゆみ「終わってホッとしたら寝ちゃったの。」











遅刻の理由。


夜中にサッカー観てホッとして寝たから。











あたしの心は、結構広いほうだと思います。


























じゃ、思い出の地①。
るぅのおいしいうちごはん
吉野家。






思い出の地を巡る旅ですんでね、


ここは絶対。


はずせないトコロ。
















あゆみとの思い出を語るうえで、


絶対はずせない吉野家。






あゆみ「牛丼はさ、絶対吉野家だよね!」






あゆみちゃんは、吉野家が好き。






あゆみ「あたしはこだわりを持って吉野家に行くよ。」






あゆみちゃんは、とっても吉野家が好き。






あゆみ「すき家とか松屋とか、超意味分かんなくない?あたし絶対許せないんだけど。」






あゆみちゃんは、べらぼーに吉野家が好き。






あたし「でもさ。すき家のほうが多いじゃん。」






全国的にはどうだか知らんけど、


新潟市内は、


圧倒的にすき家が多い。


交通の便のいい場所は、たいていすき家があるので、


あたしはなんだりかんだりで、すき家を利用することが多い。






あたし「あゆみはすき家とか行かないの?」












あゆみ「・・・・・・・・・・・・行くけど。」










あゆみのこだわりなんてそんなもんです。


ハイ。
るぅのおいしいうちごはん
こだわりの牛丼。





牛丼は、並盛り&つゆだくで。





これも絶対。


はずせないところ。













そして。
るぅのおいしいうちごはん
あたし「紅生姜と七味ものっけちゃおーっと♡」






これも絶対。


はずせないところ。













あゆみ「あたしは絶対生卵!」







これを聞いた時、


あたしは、吉野家に来たことを後悔した。






とても後悔した。






本当に、後悔した。






心底、後悔した。
るぅのおいしいうちごはん
生卵の中に、醤油をかっこみ。


(これはイイ。)




そこへ。


気持ち悪いほど七味を入れ。


(七味の身になってみろ。)





さらに、そこへ。


紅生姜を入れる。


(やめて。)











そーしーてー、そーれーをー。
るぅのおいしいうちごはん
かんます。


(訳:新潟弁でかき混ぜるってことです。「かもす」とも言います。)






ぐっちゃぐちゃとかんます。


めっちゃめちゃにかんます。


卵の気持ちとかこれっぽっちも考えずにかんます。









そーしーたーら。
るぅのおいしいうちごはん
かける。







一滴残らず。
るぅのおいしいうちごはん

かける。











あたし「・・・・・・・・・あの儀式・・・・・・・やるの・・・・・・・・・?」






あゆみ「やるよー!やるに決まってるじゃーん!」






あゆみちゃんの吉野家儀式。


どうか今日だけはやらないでもらえないかと願うあの儀式。








やるそうです。




どうしてもやるそうです。
るぅのおいしいうちごはん
かもす。






かもす。
るぅのおいしいうちごはん
一眼レフが追いつかないほどのスピードでかもす







たとえ、肉が箸に巻き込まれようと。
るぅのおいしいうちごはん
かまわずにかもす。













あゆみ「できたっと♡」

るぅのおいしいうちごはん

儀式終了の牛丼(肉こぼれあり。)は、


一眼レフがブレるほどの出来栄えでした。

















そして。


あたし達は食べてる時は食べ物に集中したいタイプなので、


ほぼ会話もなく終了。
るぅのおいしいうちごはん
あたし「ごちそうさまでした。」






あゆみ「ごちそうさまでした。」

るぅのおいしいうちごはん
食べ方の汚いあゆみちゃんは、食べ終わりも汚い。


(丼についた米粒。)


(卵椀にはりついた紅生姜。)


(汁椀にはりついたわかめ。)


(こぼれた水。)


(ぐしゃぐしゃのペーパーナプキン。)


(床には落ちた肉。)














あたし「嫁に行けるんだろうか・・・」






あゆみ「あたしの全てを愛してくれる人を


募集しています。」






奇跡を祈ります。



















じゃー、思い出の地②。
るぅのおいしいうちごはん

牛丼食ったら、


体が甘いものを欲したので、


ジェラード屋さん。





若かりし頃、


足しげに通ったジェラード屋さん。






あゆみ「でもさ、牛丼食べたばっかりで、ちょっとお腹いっぱいだよねー。」






あたし「分かる分かるー。」






あゆみ「しかも、ダイエット中なんだよねー。」






あたし「分かる分かるー。」
るぅのおいしいうちごはん
腹いっぱいだよね。


ダイエット中だよね。


と、語るあたし達が注文したのは。





ジェラードトリプル。 (夢の三段重。)











あゆみ「夏のジェラードはやめらんないよねえ。」






あたし「五段ってのがあったらそれ食うわー。」












あたし達の「腹いっぱい」は、


もっと食べたい。


の合言葉です。








あたし達の「今ダイエット中」宣言は、


もっと食べよう。


の合言葉です。















あゆみ「でもさ。ちょっと罪悪感感じるからさ。海までお散歩しとく?」





あたし「いいねいいね。ちょっとカロリー消費しとこ。」
るぅのおいしいうちごはん (ジェラード屋さんから海までの距離100m。)











あたし「うわー。気持ちいいねー!」






真っ青な空。


真っ青な海。





楽しそうな家族連れのBBQチーム。


砂浜で寄り添うカップル。





流れるイノセントワールド。(海の家からのミュージック。)


香る肉の匂い。(BBQより。)







あたし「みんな楽しそうだねー!風が超きもちいー♡」






と、喜ぶあたしの横で。







あゆみ「あたし・・・このままじゃダメだと思うの。」







あたし「は?」






って感じ。


イキナリ何言ってんの?


って感じ。

るぅのおいしいうちごはん
あゆみ「あたしね、このままじゃダメだと思うんだ。」






海と肉の匂いとイノセントワールドをバックに、


あゆみがいきなりつぶやく。





あゆみ「だってあたし達ってさ、すごい無駄な時間を過ごしてると思わない?」






あたしとあゆみの時間の使い方については、


もともと間違っていると定評があり、


あたし達もそれをすごく自覚していて、


無駄が好きで、


無駄遣いが趣味の域かと思ってましたけど。


(ってゆーか、売るほど時間あるよね。)






あゆみ「あたしもさ。30過ぎた頃からはさ。いい加減これじゃダメだって思うようになったんだよね。」






むしろそんなん20代で気づけよ。







あゆみ「あたし、本当はイケメンが好きじゃん。」







だから何だという話。






あゆみ「イケメンが好きで、イケメンこそが大好きなのに。


イケメンはもう求めちゃいけないのかなって思うようになった30代・・・」







(語り開始。)








あゆみ「イケメンには、絶対どこかにオチがあり、そんな冒険をしてはいけないと気づいた30代・・・」






あゆみ「あたしもそろそろ34だし、現実を見据えようと誓ったあの日々・・・」






いや。もう35になるから。






あゆみ「親は見合いパーティーに行かせようとするし、結婚相談所のパンフレットも持ってきた。」






そう言えば。


あたしも、あゆみのかーちゃんにそんなこと相談されたわ。






あゆみ「親もいつまでも生きてはいないし、あたしだって親を安心させたい。」







と、言いつつ、


あゆみがいつも親にたかっていることをあたしは知っている。







あゆみ「あたしも・・・いい加減現実を見つめきゃだよなー。と思って。」






是非とも見つめて。






あゆみ「ランクを落とした。」






いいと思います。


とても。






あゆみ「セールだって同じ。商品だって同じ。人間だって同じ。」







あゆみ「いいものは最初に売れる。」






ええ。


いいと思いますよ。






あゆみ「最初の頃は、残り物にこそ福があると思ってた。信じてた。絶対そうだと確信してた。」






あゆみ「だけれども。福などいうものは、存在しないのです。」







一見、宗教のような語りですけど、


バックは肉の匂いです。







あゆみ「だから。あたしは、イケメンというものを諦めた。」






いいと思います。


とても。






あゆみ「大好きだったイケメンを絶ち、違うところを見る技術をつけた。」






ええ。


いいんじゃないですか。






あゆみ「顔ではなく、性格を。いい人そうな人を。あたしを好きでいてくれそうな人を。選ぶようになった。」






まずは。


そんな奇跡のような人がいたことを、


ありがたく思いましょう。






あゆみ「そこまでランクを落としたというのに!!」







はい。






あゆみ「捕まった男はどーしよーもない男揃い。」






そういう君もどうしようもない。






あゆみ「せめて。せめて。イケメンであったのならば!


まー、イケメンだったしね、性格に難があってもしょうがないよねー。って話になるけれど。」







BBQが楽しそうです。






あゆみ「イケメンでも何でもない男に!!!あんなにレベルを落としてまで!!!


自分を捨てて!!!我慢して!!!付き合ってやったというのに!!!」






大人も子供も楽しそうです。






あゆみ「それですらダメだなんて。」






ちびっこがあゆみを見つめています。


(ものめずらしそうに。)








あゆみ「どうしようもなさすぎるー!


うわーーーーーん。泣」









あたしにもどうしようもありません。















あゆみ「決めた。」






流れるイノセントワールド。


(海の家から流るるメロディー。)




香る肉臭。


(すぐお隣でファミリーが開催しているBBQ大会より。)













あゆみ「あたしはもう妥協をしない!」

るぅのおいしいうちごはん

ふぁいと。











あゆみ「ねえ。あたし・・・・結婚できると思う?」
るぅのおいしいうちごはん

ええ。


ふぁいと。










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その②へ続きます。