
惨敗続きのシフォンケーキ@2020。
このコから始まり、間にロを入れ、最後はナで締めくくるアイツのせいで対人の仕事はすべてなくなり、
ずーーーーっと自宅にこもる日々を送っています@2020。
たまーに人恋しくなることもありますが、
化粧をする必要がなくなったり、服代が浮いたり、時間が有効に使えたりなどの恩恵もある反面、
いつ不要宣告をされるか、冷や冷やするのも事実。
それが私の周囲の気温を下げているのも事実。
おかげ様で私だけ冷夏を謳歌(なんて嫌な冷夏)。
なので、TVの酷暑宣言もいまいちピンと来ず、どこふく風状態でしたが、
昨日の昼時、久々に打ち合わせがあったんです。
久々の外世界に心を躍らせ、いつもより厚めの塗りを施し、
うきうきで玄関を出た私は、
あたし「あっつ!」
なにあの灼熱地獄、いつから外はサウナになったの?
なんなのあれ、無風なうえにたまに吹く風は熱風、ロウリュでも始めたの?
服はどうしたらいいの、脱いでいいの?
ねえ、どういうことなの、あれは人が生きれる気温なの・・・?
ってくらい暑くて、思わず戻った。
閉じた玄関の扉、もう一回開いた。
私が思ってた夏と違った。
え、今年の夏、ヤバくない?
ヤバくない・・・?(ヤバイ)
そんな暑さの中でお見せするのもアレですが、
今日は、シフォンケーキの断面を見ていきましょう。

流し素麺号と呼ばれた1号は、
余熱180℃、焼成は170℃10分→ナイフで切り目→170℃25分。
やはり温度が低すぎたのか、お見本のような底上げ現象に見舞われ、
断面はこんな感じに↓

切ってもなお感じる底上げ感、
明らかに形がオカシイですね。めっちゃおかC。
若干底上げが解消された風の2号。

こちらは余熱190℃、焼成は180℃7分→ナイフで切り目→180℃25分。
1号から比べると、だいぶ底上げは解消さえてますが、
そういう問題でもなかった断面図↓

なんという落とし穴、いろんな意味で落とし穴。
ちなみにこれは、生地の流し方が下手くそだとよく起きる現象のひとつ。
生地の内部に大きな穴ぼこがあると、そこだけ支えがないので、腰折れの原因になったりもしますね。
確かに、腰折れしてたわ。
だいぶ底上げが解消され、実に惜しかった3号。

こちらは余熱200℃、焼成は190℃10分→ナイフで切り目→170℃25分。
3号は、型外し後、一晩経ってからカットしたこともあり、
底の方がやや目詰まり気味↓

上のほうはまるで空気のようなふわふわさを持つのに対し、
下の目詰まり部分は大変密度高い系食感で、
バッグの中で化粧ポーチに潰された蒸しパンによく似ています。
確かに、型外し後一晩室温に置いたものはどうしても底のほうが潰れ気味ですが、
これはあきらかにダメな例。
焼成不足ですかね・・・
しかし、こうやって並べてみると、すごい成長も分かるし、
いかに焼成不足だったかも分かる。
とりあえず底上げは温度をあげときゃどうにかなることを覚え、
焼成温度の上昇だけで美しい底を作り上げた4号。

こちらは余熱200℃、焼成は200℃5分→ナイフで切り目→190℃5分→170℃23分。
4号も型外しした次の日にカットしたので、底にはやや目詰まりが↓

それでも1~3号と比べたらだいぶマシ。
確実に成長している。
そして4号の綺麗な底に嬉しくなった私は、勢いで5号も手にかけるワケですが、
結局生み出されたのはせつないクレーターっていう。

こちらは余熱200℃、焼成は200℃5分→190℃5分→170℃27分(ナイフで切り目を入れるのは忘れたんだよ☆)。
焼き上がりをカットしたこともあり、目詰まりはほぼナシ。

ちょっと大きめの気泡が気になるけど、大丈夫。
許容範囲です(私の中では)。
6号は断面を撮らずに食べちゃったので、今のところ画像はないんですが、
綺麗な底ではありました。ハイ。

ちなみに生地は、いずれも卵黄L玉3個+卵白L玉4個というド定番のレシピで作ってまして、
食感的には好きなんですが、
やや目詰まり感があるので、もうちょっと焼成をするか、分量を減らすかで調整したいところ。
幸いにも卵はいっぱいありますし、ね。

この週末はシフォン1000本ノックをキメたいと思います(今日はさすがに仕事しないとやべーので明日から)。
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
大丈夫、誰もまだ食べ飽きていません。全部自家消費できてます(ドヤ)。
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