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美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本
価格/1,300+税 →こんな本です①。/こんな本です②。

チーズが溢れる煮込みハンバーグ・ほうれん草のキッシュ・パエリア・ローストビーフ・ちょっと大きなプリンアラモード・三段腹ケーキ
何をやってもうまくいかない日って、あるある。
それがたとえどんな些細なことであっても、ちりも積もれば山となり、ダメもんはダメ。
ダメの一徹、ダメダメループ、ダメダメデー、もうダメなもんはダメである。
という私は、昨日元気にブログをUPした数時間後、
どうしようもない焦燥感に駆られていた。
というのも、何を思ったのか、
ふわっふわのスポンジケーキは床に落ち(なんで)、
いちごをサンドするべきケーキにミニトマトをサンドし(ホントなんで)、
計算して作り始めたハンバーグの種が足りない(致命的)。
ちょっと待って、なんでどうして。である。
何もこんな忙しい日に重ならなくても・・・!と奥歯を噛んだものの、
こういう場合、だいたい、ほとんどの元凶はさぶろー山であり、
昨日の場合は、さぶろー山が借りてきたDVD。
それが。
「みつなりィィィィィィィ!」
アホほど大爆音&三成オシ。
多分、お休みで家でゆっくりDVD鑑賞でもしたくて借りてきたんだろうけど、
私が作業をしてると、
「みつなりィィィィィィィィィ!」
「ビクッ、ボトッ。」(大変です、スポンジが落ちました)
「みつなりィィィィィィィィィィィィィィィィィ!」
「ビクッ、ミニトマトサンドー」(大変です、ケーキにミニトマトを置きました)
「みつなりィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!」
「ビクッ、ハンバーグぅぅぅぅぅぅぅ!」(大変です、ハンバーグの種がなくなりました)
一体何のDVDなのか、三成どんだけ。
まぁ確かに、昨日はさぶろー山もお休みだったし、
家にいるのはいいよ、出て行けなんて言わないし、好きなことしてればいいよ。
久々のDVDを爆音で鑑賞したかったかもしれないし、私の知らぬところで三成萌えだったかもしれないし、別にいいんだ、いいんだよ。
でも、その三成、今必要?奥さん、びっくりしてケーキ落としてますよ。
元々、音に敏感すぎて、音があると集中できないタイプなんだけど、
大爆音の三成が曲者過ぎて曲者過ぎて、実際DVD中でも超曲者でだんだん集中できなくなって、
でも、部屋は掃除しないといけないし、料理は全然進まないし、スポンジは焼き直しだし、
だけれども時間は刻々と迫ってきて、
めっちゃ急いで、めっちゃ焦ってんのに、三成の呼応が止まなくて、
妻がこんなに困ってるのに、一人だけ昼マックして(もちろん私の分はない)、
一人だけ優雅にDVD鑑賞して、決して手伝う気持ちもなければ素振りもないクセに、
汚すことにかけては天下一品。
ただでさえ汚い部屋をよりいっそう汚くしてくれたうえ、
ゴロッゴロと打ち上げられたトドみたいになってる姿を見たら、めちゃくちゃ腹が立ってきて、
なんであいつはただ寝ているだけ&腕を動かすだけの簡単なお仕事の中でこんなに部屋を汚せるのかと思ったら、
ある意味尊敬の念がでてきて、そして泣いた。
もうどっか行きたい。つって泣いた。
それも、涙がほろりとするようないじらしい泣き方ならいざしらず、
ドンビキするようなほんまもんの大号泣的な泣き方で「うわあああああああああーーーん!」って泣いたら、
さぶろー山もめちゃくちゃ焦って(まぁ焦るでしょうな)、
さぶろー山「ごめんね、ごめんね、今日パーティーなんだよね、みんな来るんだよね、気づかなくてごめんね。」
って謝った後、
さぶろー山「俺もう二階で寝てくるから・・・!」
って見事なドロンをかまし、
そうじゃねーよ。せめて片づけろよ。って全力で突っ込んだけど(@心の中で)、
何もしないなら視界に入るないでほしいし、音を出さないでほしいし、
三成はいらないし、いっそ気配を消してほしい。
結局、私的にはそれがよかったのか、
さぶろー山と三成との気配がなくなっただけでアホみたいに作業が進み、
ハイ、メリクリーーーー!

(奥に見える黒い足は、かに子@2歳半、ずいぶん成長しました)
そうそう、問題視してたお席なんだけど、
結局、こうやって並べました。

横に各3、お誕生日席に各1。
6人がけのテーブルに無理矢理8人分置いた。
まぁ、幸いにも置くことはできたけど、我が家の椅子は5脚、脚立という名の疑似椅子が1脚、計6脚。
どう考えても椅子が足りないので、はるか家に椅子3脚、我が家に2脚+脚立で分け、
まずは両家ともご主人様に椅子を贈呈。
あとは、はるかがかに子を抱っこしながら食べればいいねって言ってたら、
かに子が一人で座って一人で食べたいを主張し、はるか&やぎ子で1脚。
ややキツそうだけど、ここんちはみんな細いので無問題。
我が家はおかんに1脚、私とひなは脚立でいいねって言ってたんだけど、
さぶろー山「いや、今日はおかめが座りな。脚立はおかーさんとひなで座るからおかめは椅子に座りな。」
おかん「そうよそうよ、あんたは今日の勇者だから座りなさい。椅子に座りなさい。脚立はあたしとひなで分けるから。」
多分、私の泣いた話が尾ひれをつけて広まったようで、みんな妙に優しくしてくれた。
泣いてよかった、椅子GET。
そして今年のクリスマス、メインは煮込みハンバーグ。

チキンは去年焼いたし、ビーフシチューは一昨年作ってるし・・・で、悩んでたんだけど、
去年のブログを見たら、かに子がミートローフに発狂してる様子が描かれていたので、
それならば喜ばせて進ぜよう。
チーズINハンバーグのデミグラスソース煮!

ハンバーグにおさまりきれないチーズが溢れ、ハンバーグの中はチーズの海。
もちろん、足りなくなった種は作り足したうえ、
ハンバーグにはチーズがどばーっと溢れる仕掛けがしてあるんだけど、
なんせこの日は8人飯。
もちろん、そんなのを撮ってる余裕はない。
鉄は熱いうちに打て、ハンバーグは熱いうちに食え。

さぶろー山「おかめ!ハンバーグ!美味しい!美味しい!めっちゃ美味しい!超美味しい!うまくできなかったとか言ってたけど、全然そんなことないよ!俺、こんな美味しいハンバーグ初めて食べた!」
ハンバーグを食べたさぶろー山からめちゃくちゃ熱烈なラブコールをもらったけど、
奥さんが泣いたのは「うまくできなかったから」じゃなく「三成とお前が邪魔だったから」だし、
大事なところが勝手に脳内変換されてるし、
ハンバーグは我が家の、いつものハンバーグだよ、父さん。
幸せな男ですこと!からの、パエリア。

ムール貝とあさりと有頭海老のパエリア。
各自レモンを絞りつつ、所せましな皿で食べるべし。

さぶろー山「なにこれ、ヤバイ美味しい!俺、こんな美味しいパエリア初めて食べたんだけど・・・!ねえ、みんなそう思わない?これはマジでヤバイ、美味しい!」
またもやお誉めに預かりましたけど、別に至って普通の、定番のパエリアですよ、父さん。
さぶろー山「いや、そんなことないよ!今日のパエリアは一味違うし、キッシュもサクサク!すげえうめえ、やべえうめえ!」

さぶろー山「すごいね・・・!うちのおかめはキッシュも焼けちゃうんだぜ!俺、世界中の人に自慢したいよ・・・!」
なんだろう、普段褒めらることがないせいか、その褒め言葉が妙にくすぐったくて気持ち悪いし、
高額な保険かけられてたりしないか不安。
すっごく不安。
さぶろー山「しかも、キッシュも美味しいけど、ローストビーフに至ってはまるで神!いつも美味しいけど、今回のは特に美味しくて、もう神としか言いようがない、やばいウマイ!死ぬうまい!」

大絶賛されたローストビーフは、皿にのせきれないので半分だけ出したんだけど、
美味しい美味しいと貪り食った後、自ら冷蔵庫に出向き、
残りのローストビーフを運んできたあたり、本当に美味しかったとみえる。
さぶろー山「いや、本当にうまい!肉もさることながら、下味の入り具合も肉の柔らかさもソースの味も、何をとってもマジうまい。もうどうしようもないうまい。おかわり!」

はるか夫「いやでも、本当に美味しい。お姉さん相変わらずお上手なんやー!」
さぶろー山「でしょうでしょう。なかなかやるんですよ、うちのおかめは!このハンバーグも美味しいけどね、キッシュも美味しいし、ローストビーフも最高。もー何作っても美味しいんですよ!」
はるか「ちょ・・・さぶろー山くん、そんな講釈たれてる暇があったらもっとローストビーフ持ってきて・・・!かに子が・・・!かに子が止まらない・・・!」
かに子「ウマアアアアアアアアアーーーーーーーーーイ!」
さぶろー山「さすが本物の分かる女。よしよし、おじさんがローストビーフを持ってきてやろう。」
肉男&肉女は他を寄せつけぬ勢いでローストビーフをむさぼり食い、
800gの肉の大半が彼らの胃袋に消えた。
クリスマスだし・・・と思ってちょっとだけいいお肉を買っておいたんだけど、
ホント、いい肉買っておいてよかったなって思ったよ。

(私的いい肉↑)
さぶろー山「うん、ホント美味しい。ねえ、はるかちゃん、うちの奥さん超天才じゃね?」
はるか「うん、さぶろー山くんはさ・・・ホント幸せな人だと思うよ。いろんな意味で。」
私もそう思う。
あと保険は自分で必要な分を吟味して自分に必要な分だけ入るから私には絶対かけないでほしい。
特に高額なヤツとか絶・対!かけないで。
からの、プリン・ア・ラ・モード。

今年のクリスマスケーキその①は、15cm角の大きめスコッププリン。
オーブンでじっくり焼き上げ、トップに生クリームといちご、ブルーベリーをのせたプリンアラモード。
元々、さしてプリン好きではなかった我が家だけれど、
シャトルシェフでプリンを作るようになってから妙にプリン熱が高まり、
今や家族全員プリンファン。
ひな「やったー!ママのプリン超大好きー!」
さぶろー山「俺もおかめの作るプリンが一番好き♡」
おかん「あたしもうちのプリンが一番好き♡」
そんなにプリンが重宝されるなら、
プリンだけ焼けばよかったなって後悔の残るクリスマスケーキその②がこちらの三段腹ケーキ。

トップに飾りをのせすぎたのか、予想以上にグラサージュが重かったのか、
上からの重圧に耐えきれなくなった側面がはみ出して、
めっちゃ段になってるんだけど、
あの段々が自分の腹に似すぎててホントつらい。
さぶろー山「そんなことないよ、これは俺のお腹だろ!俺のお腹モチーフケーキ、超嬉しー!」
勘違いもここまでいくと立派。
ブラボー勘違い。

そしてここまで一言も発していないやぎ子ですが、
本当に一言も発さずに食べてました(数々のおてんばとヤンチャと紙食いを繰り返したやぎ子は、無事、人見知りへと成長しました)。
そんなこんなも踏まえて、泣いて笑って無事に終了したクリスマス@2018。
総勢8人の大パーティー!

結局、さぶろー山のハイテンション&やたらアゲアゲな様子は寝るまで続き、
保険金殺人を心配するほどに褒めちぎられたワケですが、
よくよく考えたら、すべては泣いた私を心配して&気を遣ってのことなのかな、ってことに気づき、
スポンジを落としただの、ミニトマトを挟んだだの、ハンバーグの種がたりないだの、どう考えても泣くほどのことではなかったことにも気づき、
たとえ勘違いの脳内変換野郎でも泣いた私に精一杯の気を遣って、
「美味しい美味しい」を連呼しながら食べてくれるさぶろー山を思い出したら、
その優しさが何より嬉しく、もうクリスマスプレゼントなんかなくてもいいな。と思い、
私もかわいらしい涙を流したところ、
本当になかったです。
なかったです。
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
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美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本

チーズが溢れる煮込みハンバーグ・ほうれん草のキッシュ・パエリア・ローストビーフ・ちょっと大きなプリンアラモード・三段腹ケーキ
何をやってもうまくいかない日って、あるある。
それがたとえどんな些細なことであっても、ちりも積もれば山となり、ダメもんはダメ。
ダメの一徹、ダメダメループ、ダメダメデー、もうダメなもんはダメである。
という私は、昨日元気にブログをUPした数時間後、
どうしようもない焦燥感に駆られていた。
というのも、何を思ったのか、
ふわっふわのスポンジケーキは床に落ち(なんで)、
いちごをサンドするべきケーキにミニトマトをサンドし(ホントなんで)、
計算して作り始めたハンバーグの種が足りない(致命的)。
ちょっと待って、なんでどうして。である。
何もこんな忙しい日に重ならなくても・・・!と奥歯を噛んだものの、
こういう場合、だいたい、ほとんどの元凶はさぶろー山であり、
昨日の場合は、さぶろー山が借りてきたDVD。
それが。
「みつなりィィィィィィィ!」
アホほど大爆音&三成オシ。
多分、お休みで家でゆっくりDVD鑑賞でもしたくて借りてきたんだろうけど、
私が作業をしてると、
「みつなりィィィィィィィィィ!」
「ビクッ、ボトッ。」(大変です、スポンジが落ちました)
「みつなりィィィィィィィィィィィィィィィィィ!」
「ビクッ、ミニトマトサンドー」(大変です、ケーキにミニトマトを置きました)
「みつなりィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!」
「ビクッ、ハンバーグぅぅぅぅぅぅぅ!」(大変です、ハンバーグの種がなくなりました)
一体何のDVDなのか、三成どんだけ。
まぁ確かに、昨日はさぶろー山もお休みだったし、
家にいるのはいいよ、出て行けなんて言わないし、好きなことしてればいいよ。
久々のDVDを爆音で鑑賞したかったかもしれないし、私の知らぬところで三成萌えだったかもしれないし、別にいいんだ、いいんだよ。
でも、その三成、今必要?奥さん、びっくりしてケーキ落としてますよ。
元々、音に敏感すぎて、音があると集中できないタイプなんだけど、
大爆音の三成が曲者過ぎて曲者過ぎて、実際DVD中でも超曲者でだんだん集中できなくなって、
でも、部屋は掃除しないといけないし、料理は全然進まないし、スポンジは焼き直しだし、
だけれども時間は刻々と迫ってきて、
めっちゃ急いで、めっちゃ焦ってんのに、三成の呼応が止まなくて、
妻がこんなに困ってるのに、一人だけ昼マックして(もちろん私の分はない)、
一人だけ優雅にDVD鑑賞して、決して手伝う気持ちもなければ素振りもないクセに、
汚すことにかけては天下一品。
ただでさえ汚い部屋をよりいっそう汚くしてくれたうえ、
ゴロッゴロと打ち上げられたトドみたいになってる姿を見たら、めちゃくちゃ腹が立ってきて、
なんであいつはただ寝ているだけ&腕を動かすだけの簡単なお仕事の中でこんなに部屋を汚せるのかと思ったら、
ある意味尊敬の念がでてきて、そして泣いた。
もうどっか行きたい。つって泣いた。
それも、涙がほろりとするようないじらしい泣き方ならいざしらず、
ドンビキするようなほんまもんの大号泣的な泣き方で「うわあああああああああーーーん!」って泣いたら、
さぶろー山もめちゃくちゃ焦って(まぁ焦るでしょうな)、
さぶろー山「ごめんね、ごめんね、今日パーティーなんだよね、みんな来るんだよね、気づかなくてごめんね。」
って謝った後、
さぶろー山「俺もう二階で寝てくるから・・・!」
って見事なドロンをかまし、
そうじゃねーよ。せめて片づけろよ。って全力で突っ込んだけど(@心の中で)、
何もしないなら視界に入るないでほしいし、音を出さないでほしいし、
三成はいらないし、いっそ気配を消してほしい。
結局、私的にはそれがよかったのか、
さぶろー山と三成との気配がなくなっただけでアホみたいに作業が進み、
ハイ、メリクリーーーー!

(奥に見える黒い足は、かに子@2歳半、ずいぶん成長しました)
そうそう、問題視してたお席なんだけど、
結局、こうやって並べました。

横に各3、お誕生日席に各1。
6人がけのテーブルに無理矢理8人分置いた。
まぁ、幸いにも置くことはできたけど、我が家の椅子は5脚、脚立という名の疑似椅子が1脚、計6脚。
どう考えても椅子が足りないので、はるか家に椅子3脚、我が家に2脚+脚立で分け、
まずは両家ともご主人様に椅子を贈呈。
あとは、はるかがかに子を抱っこしながら食べればいいねって言ってたら、
かに子が一人で座って一人で食べたいを主張し、はるか&やぎ子で1脚。
ややキツそうだけど、ここんちはみんな細いので無問題。
我が家はおかんに1脚、私とひなは脚立でいいねって言ってたんだけど、
さぶろー山「いや、今日はおかめが座りな。脚立はおかーさんとひなで座るからおかめは椅子に座りな。」
おかん「そうよそうよ、あんたは今日の勇者だから座りなさい。椅子に座りなさい。脚立はあたしとひなで分けるから。」
多分、私の泣いた話が尾ひれをつけて広まったようで、みんな妙に優しくしてくれた。
泣いてよかった、椅子GET。
そして今年のクリスマス、メインは煮込みハンバーグ。

チキンは去年焼いたし、ビーフシチューは一昨年作ってるし・・・で、悩んでたんだけど、
去年のブログを見たら、かに子がミートローフに発狂してる様子が描かれていたので、
それならば喜ばせて進ぜよう。
チーズINハンバーグのデミグラスソース煮!

ハンバーグにおさまりきれないチーズが溢れ、ハンバーグの中はチーズの海。
もちろん、足りなくなった種は作り足したうえ、
ハンバーグにはチーズがどばーっと溢れる仕掛けがしてあるんだけど、
なんせこの日は8人飯。
もちろん、そんなのを撮ってる余裕はない。
鉄は熱いうちに打て、ハンバーグは熱いうちに食え。

さぶろー山「おかめ!ハンバーグ!美味しい!美味しい!めっちゃ美味しい!超美味しい!うまくできなかったとか言ってたけど、全然そんなことないよ!俺、こんな美味しいハンバーグ初めて食べた!」
ハンバーグを食べたさぶろー山からめちゃくちゃ熱烈なラブコールをもらったけど、
奥さんが泣いたのは「うまくできなかったから」じゃなく「三成とお前が邪魔だったから」だし、
大事なところが勝手に脳内変換されてるし、
ハンバーグは我が家の、いつものハンバーグだよ、父さん。
幸せな男ですこと!からの、パエリア。

ムール貝とあさりと有頭海老のパエリア。
各自レモンを絞りつつ、所せましな皿で食べるべし。

さぶろー山「なにこれ、ヤバイ美味しい!俺、こんな美味しいパエリア初めて食べたんだけど・・・!ねえ、みんなそう思わない?これはマジでヤバイ、美味しい!」
またもやお誉めに預かりましたけど、別に至って普通の、定番のパエリアですよ、父さん。
さぶろー山「いや、そんなことないよ!今日のパエリアは一味違うし、キッシュもサクサク!すげえうめえ、やべえうめえ!」

さぶろー山「すごいね・・・!うちのおかめはキッシュも焼けちゃうんだぜ!俺、世界中の人に自慢したいよ・・・!」
なんだろう、普段褒めらることがないせいか、その褒め言葉が妙にくすぐったくて気持ち悪いし、
高額な保険かけられてたりしないか不安。
すっごく不安。
さぶろー山「しかも、キッシュも美味しいけど、ローストビーフに至ってはまるで神!いつも美味しいけど、今回のは特に美味しくて、もう神としか言いようがない、やばいウマイ!死ぬうまい!」

大絶賛されたローストビーフは、皿にのせきれないので半分だけ出したんだけど、
美味しい美味しいと貪り食った後、自ら冷蔵庫に出向き、
残りのローストビーフを運んできたあたり、本当に美味しかったとみえる。
さぶろー山「いや、本当にうまい!肉もさることながら、下味の入り具合も肉の柔らかさもソースの味も、何をとってもマジうまい。もうどうしようもないうまい。おかわり!」

はるか夫「いやでも、本当に美味しい。お姉さん相変わらずお上手なんやー!」
さぶろー山「でしょうでしょう。なかなかやるんですよ、うちのおかめは!このハンバーグも美味しいけどね、キッシュも美味しいし、ローストビーフも最高。もー何作っても美味しいんですよ!」
はるか「ちょ・・・さぶろー山くん、そんな講釈たれてる暇があったらもっとローストビーフ持ってきて・・・!かに子が・・・!かに子が止まらない・・・!」
かに子「ウマアアアアアアアアアーーーーーーーーーイ!」
さぶろー山「さすが本物の分かる女。よしよし、おじさんがローストビーフを持ってきてやろう。」
肉男&肉女は他を寄せつけぬ勢いでローストビーフをむさぼり食い、
800gの肉の大半が彼らの胃袋に消えた。
クリスマスだし・・・と思ってちょっとだけいいお肉を買っておいたんだけど、
ホント、いい肉買っておいてよかったなって思ったよ。

(私的いい肉↑)
さぶろー山「うん、ホント美味しい。ねえ、はるかちゃん、うちの奥さん超天才じゃね?」
はるか「うん、さぶろー山くんはさ・・・ホント幸せな人だと思うよ。いろんな意味で。」
私もそう思う。
あと保険は自分で必要な分を吟味して自分に必要な分だけ入るから私には絶対かけないでほしい。
特に高額なヤツとか絶・対!かけないで。
からの、プリン・ア・ラ・モード。

今年のクリスマスケーキその①は、15cm角の大きめスコッププリン。
オーブンでじっくり焼き上げ、トップに生クリームといちご、ブルーベリーをのせたプリンアラモード。
元々、さしてプリン好きではなかった我が家だけれど、
シャトルシェフでプリンを作るようになってから妙にプリン熱が高まり、
今や家族全員プリンファン。
ひな「やったー!ママのプリン超大好きー!」
さぶろー山「俺もおかめの作るプリンが一番好き♡」
おかん「あたしもうちのプリンが一番好き♡」
そんなにプリンが重宝されるなら、
プリンだけ焼けばよかったなって後悔の残るクリスマスケーキその②がこちらの三段腹ケーキ。

トップに飾りをのせすぎたのか、予想以上にグラサージュが重かったのか、
上からの重圧に耐えきれなくなった側面がはみ出して、
めっちゃ段になってるんだけど、
あの段々が自分の腹に似すぎててホントつらい。
さぶろー山「そんなことないよ、これは俺のお腹だろ!俺のお腹モチーフケーキ、超嬉しー!」
勘違いもここまでいくと立派。
ブラボー勘違い。

そしてここまで一言も発していないやぎ子ですが、
本当に一言も発さずに食べてました(数々のおてんばとヤンチャと紙食いを繰り返したやぎ子は、無事、人見知りへと成長しました)。
そんなこんなも踏まえて、泣いて笑って無事に終了したクリスマス@2018。
総勢8人の大パーティー!

結局、さぶろー山のハイテンション&やたらアゲアゲな様子は寝るまで続き、
保険金殺人を心配するほどに褒めちぎられたワケですが、
よくよく考えたら、すべては泣いた私を心配して&気を遣ってのことなのかな、ってことに気づき、
スポンジを落としただの、ミニトマトを挟んだだの、ハンバーグの種がたりないだの、どう考えても泣くほどのことではなかったことにも気づき、
たとえ勘違いの脳内変換野郎でも泣いた私に精一杯の気を遣って、
「美味しい美味しい」を連呼しながら食べてくれるさぶろー山を思い出したら、
その優しさが何より嬉しく、もうクリスマスプレゼントなんかなくてもいいな。と思い、
私もかわいらしい涙を流したところ、
本当になかったです。
なかったです。
ご清聴ありがとうございます。
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