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雑穀米。










白米よりずっと栄養価が高く、

ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、美肌にもダイエットにもお勧めな玄米+雑穀米。



我が家は白米を玄米に変えてカレコレ2年近く経ちまして。

もともとは、玄米を貰ったから玄米に変えてみた&これで痩せたらラッキー的なとこもあったんですが、

そうですね。

この時から勘定すると、4kg近く痩せました。



特に運動をするワケでもなく、

ご飯を減らしたワケでもなく、

ケーキは相変わらずのホール食いで、

1日3個は絶対食べているのに、

夜中のケーキとか結構好きなのに、

ー4kg。



本来痩せてはいけない箇所だけが痩せたとか、そういった痩せ方でもなく、

普通に4kg分の肉が減った。的な痩せ方だし、

肌がガッサガサになったとか、髪がバッサバサになったとかそういったこともなく、

リバウンドもしないし、

お腹もすかないし、

下手なダイエットよりよっぽどイイ。



個人的には、本当にお勧めなんですけどね。

玄米&雑穀米食うだけダイエット。
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ただ、とっても不思議なことに、

毎日同じものを食べているハズの家族で、

約一名だけ大きくなられた方がいらっしゃるので、

100%痩せるとは申しませんが、

玄米&雑穀米は本当にイイ。

便秘気味の方とか、ものすごい体質改善になると思う。



ただ、このダイエット、1ケ月で劇的に痩せるとかそういうことはあまりないようなので、

短期で痩せたい方には不向き。

半年とか1年の時間をかけて、ゆっくりゆっくり痩せたい方向きかな。

(あたしの知ってる話では、最大一年で18キロ痩せたツワモノの読者さんが・・・)



なんもしたくないけど、とりあえず半年後に痩せてればいーなー。くらいのゆるさを持てる方なら絶対イイ。
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とは言え、どうしても玄米が苦手な方もいらっしゃることでしょう。ええ。



うちのさぶろー山(美味しんぼ)もそのタイプで、

あのポロポロ感(パサパサ感)がNG、

独特の臭みもNG、

誰のタメに玄米炊いてやってんだよ。と叫びたくなる夜を越えること数百回。



唇をぎゅっと噛み、

毎日玄米を向き合い、

改良に改良を重ね、

ポロポロ感ゼロ。

臭み、ゼロ。

ようやくさぶろー山(美味しんぼ)から文句のでない玄米&雑穀米を炊くことに成功したのは、

去年だったか、一昨年だったか、

もう記憶の片隅にもないんですが、

とりあえず、白米のようなしっとり、もっちり食感で、

甘くて美味して、やかましい旦那からも文句ひとつでない玄米&雑穀米の炊き方。です。





マニア向けにいろいろと書いてありますが、

1:水で米を洗い、浸水させる。

2:酒と塩と氷を入れる。

3:氷が解けたら強めの中火にかける。

4:吹きこぼれたら弱火にし、18分炊く。

5:10~15分蒸らし、混ぜる。

ざっくり5工程ですので。







レシピストウブでしっとりもっちり雑穀米 @レシピ


【材料】4合分
白米・・・・・2合
玄米・・・・・2合
水(浄水器の水でもミネラルウォーターでも)・・・・・700cc~
雑穀米・・・・・50g
◎冷氷・・・・・2~3個
◎酒・・・・・小さじ1
◎塩・・・・・ひとつまみ


【作り方】
1:ボウルや内釜に白米と玄米を入れる。
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うちは米研ぎボウルを持ってないので、いつも炊飯釜で研いでます。なにせ楽なので。


2:冷水(浄水器やミネラルウォーター、分量外)を入れる。
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浄水器やミネラルウォーターをお使いの方は、ここでお使いの水を入れてください。
米は一番最初に入れた水を吸うので、ここで水道水を入れてしまうと意味がなくなります。


3:ささっとかき混ぜ、水を捨てる。
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最初の水は米についたゴミや汚れを取り除きたいだけなので、研がずに捨てます。


4:米を研ぐ。
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力を入れず、手の形は猫の手。(←ピアノを習っていた人なら分かる!)シャカシャカと20回ほど研ぎます。
水を入れた状態で研ぐと、水の浮力が邪魔して米同士の摩擦が起きないので
必要以上に研ぐハメになり、水と労力は無駄、米の旨味も逃げます。


5:水(水道水)を入れる。
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ここで入れる水は水道水でOK。


6:軽く2~3回混ぜ、水を捨てる。
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底に研ぎ汁が残るので、水を捨てる時は軽く混ぜてから。


7:もう一度米を研ぐ。
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工程4と同様、猫の手の形で、力を入れすぎず、決して押し付けず(←米、割れます)20回くらい研ぐ。


8:水(水道水)を入れ、軽く2~3回かき混ぜ、水を捨てる。
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ここで入れる水も水道水でOK。


9:再度水(水道水)を入れ、軽く2~3回かき混ぜ、水を捨てる。
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力いっぱい研がずとも、100回も200回も研がずとも、米は綺麗になります。


10:雑穀米と水(浄水器の水やミネラルウォーターなど)を入れる。
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今回、レシピを書くにあたって、初めて水を計量カップで計ってみました。


いつもは計量カップなどで計量せず、「このくらい」入れてます。適当に。
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ついでに雑穀米も「このくらいかな?」って量を初めて計量しました。
いつもは計量せず、このくらいだね。って量をざざざざざーっと入れてます。
毎回、多少の量は異なると思うんですが、えっと、特に問題ないです。美味しくいただけてます。


11:鍋に移し、2時間~浸水させる。
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浸水時間はお好みで。うちは使っている玄米&白米が柔らかめなので、2時間で十分なんですが、
普通のお米なら3~4時間浸水させたほうがいいかも。


12:◎印を入れる。
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この時期なら氷は2~3個で十分ですが、夏は5~6個くらいかな。
水を触った時、冷たいと思える程度の氷を入れてください。
氷を増やしたら増やした分だけ水の量を減らすことも忘れずに。


13:氷を入れたら軽くかき混ぜ、氷を溶かす。
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この時かき混ぜるのは、上の水部分のみ。
浸水後に米をかき混ぜると割れてしまうので、米には極力触れない。


14:鍋の蓋をし、強めの中火にかける。
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火にかけたら、最後まで蓋は開けませんよっと。


うちのIHでは、このくらいの火加減↓
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「5」。


15:10分くらいすると吹きこぼれるので、すぐさま火を弱め、18分炊く。
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決して蓋を開けてはいけません。


火加減はこのくらい↓
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IHで2。属に言う「弱火」です。


吹きこぼれない場合もあるという説もあるんですが、水で研いで、水で浸水させて、
氷を入れて火にかければ、ほぼ100%の確率で吹きこぼれます。
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水の温度が高かったり、お湯で研いだりすると、吹きこぼれないこともあります。


吹きこぼれないと、
「火加減を下げるタイミングがつかめない=蓋を開けるハメになる=蒸気が逃げる=美味しくない」
の公式ができてしまうんですが、
一応、吹きこぼれる指標として、触った時、このノブが超熱いです。
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あちー!って叫ぶくらい、熱い。


16:火を止めたら蓋を開けず、10~15分蒸らす。


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蒸らし終わるまで蓋を開けてはなりません。


17:10~15分ほど蒸らしたら。
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/カニ穴さんこんにちは\



しっとりもっちり雑穀米できあがり♡
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表面にポコポコと開いた穴は属に言う「カニ穴」。





これは美味しい印。
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このカニ穴はね、上記通りの作り方をすれば、100%できますんで。





カニ穴に感動して、カニ穴に萌えたら、さっくりと混ぜて。
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/しっとりもっちり雑穀ごはん\







ストウブで炊くごはんは美味しいと評判ですが、

ただただやみくもにストウブに入れればいいってワケでもなく、

これもいくつかポイントがあるのでね。

それも書いておきます。




1:米は水で研ぎ、研ぎすぎない。
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寒い冬とか、お湯で研ぎたい気持ちも分かるんですが、

お湯で研ぐと、米も割れやすいし、

いつまでも白濁した水がでるので必要以上に研ぎすぎちゃうし、

お湯で米のデンプン(甘味の元)が分解されちゃうので、甘味も減るんですわね。



白米だったらお湯で研いでもさして問題はないと思うんですが、(あたしも白米はぬるま湯で研ぐ時あるし、うん)

玄米だとぬか臭さが残ります。



まぁ、米を研ぐと言っても、水を流した米を20回かき混ぜるだけだし、

水の中に手を入れるワケではないので、これは慣れればさして問題ないです。

春~秋の間に慣れておけば、冬が訪れる頃には当たり前にできますんで。








2:氷&塩を入れてから炊く。
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米という生き物は、なにせ温度差が好き。

夏暑く、冬寒い盆地などで作ったお米が美味しいように、

この子達は生産の段階から温度差好き。



炊飯する時も、できるだけ低い温度から高い温度へ誘導してあげることで、

米の中の分解酵素が働く時間が長くなり、結果として、甘味が強く美味しいご飯になります。

(氷は分解酵素を長時間働かせるタメ、塩は沸点を高くするタメに入れてます)



ついでに、お湯で炊くと、米が黄色くなりますよっと。








3:酒を入れる。
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これは単純に臭み消しです。

ほんのちょっとでいいので酒を入れると、玄米独特の臭みが和らいで、食べやすいです。








そして。

本来こだわったほうが良いであろう「水分量」につきましては、割と適当です。

ぶっちゃけ、いっつも目分量。
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水分量については、米によってさまざまなので、お使いの米によって調節してもらうのが一番かなと。

ついでに浸水時間も米によってさまざまなので、お使いの米によって調節してもらうのが一番だなと。



ホント、これだけは米の質によって全然違うので。



ちなみに、うちで使ってる米は、柔らかく甘味の強いコシヒカリ(FUKUKO産)です。



個人的に、甘味と柔らかさの最高峰は、南魚沼産コシヒカリだと思うんですが、

それに引けを取らないほど、甘くて柔らかいFUKUKO米。

(しいていうなら、南魚沼産コシヒカリより粘りが少ないFUKUKO米)



なので、あのくらいの分量&浸水時間で炊いてますが、

FUKUKO米や南魚沼産コシヒカリ以外のお米を使われる方は、

レシピ分量より多めの水分量&多めの浸水時間がいいんじゃないかな。と思います。








おこげが欲しい時は、+1分で炊き、最後の1分だけ強めの中火にすればOK。
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おこげ、香ばしくて美味し。







愛用の雑穀米はこれ↓

前々から言ってるんだけど、ここの雑穀米はものすごくいい。

マンナン入りでしっとりもっちり効果もUPするし、

クソやかましいうちの旦那が、これを入れたら文句言わずに食べるようになった。ってくらい、いい。








しっとりもっちり臭みのない我が家の雑穀ごはん。
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炊きたてはもちろんのこと、

冷めてもしっとりもっちりでオイシー。






我が家で愛用のストウブはこれ↓

ラウンドの22cm。





ココットGOHANが主流の今、うちは相変わらずラウンドの22cmを愛用してるんですが、

なんてーかな。

ココットGOHANさ・・・

小さい。。。




基本的には、ラウンド22cmで4合炊飯が我が家的にもちょうどいい感じなんですが、

お客さんが来たりとか、いっしー(基本のご飯が一回5合)が来るときはシャローで炊いたりもしてたんだけど、

なんだろうね。

シャローで炊くと、イマイチ美味しくなくて。



ココットで炊いた時のようなしっとりもっちり感がないというか、

なんとなく芯が残ってるっぽいというか、

まったく同じ炊き方なのに、なんかね、違うんだわ。

(で、これをココットで炊くと美味しく炊けるという不思議)



多分、鍋の底径と、鍋の高さが重要なんじゃないかなーとは思ってたんだけどさ。

だから小さめの底径&高さのあるココットGOHANって絶対美味しく炊けるのは分かるんだけどさ。

2合のご飯ってさ。



一回分にもならないっていうか、

まぁ、ならないよね。



LLサイズとか出たら買ってもいいかなぁ、と思いつつ、

我が家は今日もラウンド炊飯です。
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ストウブで炊くしっとりもっちり玄米&雑穀ご飯。

ダイエッターに、体質改善に、おすすめです。

(いや、痩せない人もいますよ。ここに一人。例外が)







 

ご清聴ありがとうございます。

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玄米&雑穀ご飯・・・慣れると白米では物足りなさを感じます。











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