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美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本 

価格/1,300+税 →こんな本です①。こんな本です②。



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生アップルパイ









昨日作ったアップルパイ↓↓↓
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一見半月型のアップルパイだけれど、



実は、生クリームが。
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どーん!



ばーん!
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ぼいーん!



とね、むちゃくちゃ豪華であたし好みなアップルパイ!
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この27年間(しれっと)ずーっと、

「アップルパイはそのままがウマイ。アイスもクリームも邪道の極み!」

とか思ってたけど、

ごめん、謝るわ。



アップルパイには生クリーム。

絶対、生クリーム!
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ワリと豪華に見えますが、

作り方は至ってシンプルで、

「りんごを煮て、パイシートで包んで焼いて、生クリームを挟む」。

たった3工程のことですが、イロイロとコツがあるので、それも併せて載せておきますね。

ちょっと長くなりますが、ご安心ください。

冷凍パイシートです。









レシピ生アップルパイ

【材料】8個分+α
りんご・・・・・1個
◎グラニュー糖・・・・・50g
◎バター・・・・・10g(あれば)
シナモン・・・・・少々(入れたければ)
レモン汁・・・・・小さじ1/2
冷凍パイシート(10cm角のもの)・・・・・8枚
〇卵黄・・・・・1個
〇水・・・・・小さじ1/2
〇塩・・・・・ほんのちょっと(超少ないひとつまみくらい)
●生クリーム・・・・・120g
●グラニュー糖・・・・・10g

【作り方】
1:りんごは皮をむき、1~1.5cmくらいの角切りにする。
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小さく切ってあれば、いちょう切りでも三角切りでもなんでもOK。


2:鍋に1のりんごと◎印を入れ、中火にかける。
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焦げないよう、ゴムベラで軽く混ぜながら加熱。


3:ほぼ水分がなくなったらレモン汁とシナモンを入れて軽く混ぜ、火からおろす。
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シナモンは入れたい人だけでOK。なくても美味しいというか、あたしはないほうが好き。


4:バットなどにあけ、冷ます。
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熱いものをパイシートにのせると、そこだけバターが溶けちゃって焼きムラにもなるし、パイシートがうまく膨らまないので、必ず冷まして。


5:〇印を混ぜ合わせ、ドリュール(照り出し卵)を作る。もし、気合いがあれば、混ぜ合わせたものを茶こしでこすとなおヨシ。
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茶こしでこすと塗りやすいし、仕上りも綺麗です。


6:冷凍パイシートを室温に5分ほど置いて解凍し、セルクル型で抜く。
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セルクルがなければナイフで切りとってもいいし、四角のままでも作れます。


7:半円だけ指でうっすらとドリュールを塗る。
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側面(セルクルで抜いた面、高さにあたる部分)にドリュールがついてしまうと膨らまないので、気持ち内側にうっすらと塗る。


8:4のりんごを適量のせて折りたたみ、7で塗ったドリュールを糊にしてくっつける。
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くっつける時、押しつぶすとパイの層が潰れるので、決して押しつぶさない。りんごを欲張るとはみ出るので欲張らない。


9:フォークで軽く模様をつけ、表面に模様が欲しければナイフで軽くなぞって模様を描く。
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模様は軽くなぞるくらいでつきます。力を入れすぎて切りこみを入れないように。


10:鉄板にクッキングシートやシルパットを敷いて9のパイをのせ、刷毛で5のドリュール(照り出し卵)を塗る。5分ほど置き、表面を乾燥させる。
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このドリュールも側面には塗らないように!半円の気持ち内側を塗る感じで。


11:220℃に余熱したオーブンで13~15分ほど焼く。
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濃いめのキツネ色が目安。焼きが浅いと、生クリームを挟んだ時、水分でへにょへにょになるので、いつもより気持ち多めに焼いてください。


万が一、こんな風になっても気にしなくてOK。
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どうせ、切り込みを入れるから。全然気にしなくてOK。


12:ケーキクーラーにのせて冷ます。
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移動する時、手荒に扱うとパイが崩れるので、優しく優しく。


13:完全に冷めたら、パイに切り込みを入れる。
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半円の部分をなぞるように、ススーっと。


14:ボウルに●印を入れ、氷水にあてながら9分立てに泡立てる。
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ツノがピンと立つくらいに。


15:口金をつけた絞り袋に入れる。
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口金はお好みのもので。うちは菊型を使用。


16:切り込みを入れた場所に生クリームを絞る。
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どうやって絞ってもOKですが、これは螺旋状に絞った例。



生アップルパイできあがり。
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一番の食べ時は、生クリームをはさんですぐ!



冷蔵庫で1~2日くらいなら保管できますが、

時間を置くと、生クリームが離水して、その水分をパイ生地が吸っちゃうので、

できるだけ早めが美味しい。
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はさんですぐなら、パイ生地のサクサクと生クリームのふわふわのWコンビが味わえて、

それがもう、めちゃくちゃウマイ。

罪なほどウマい!



でも、もし、時間を置かなくてはいけないシチュエーションに見舞われた場合は、

生クリームを挟んで冷蔵庫で保存するのではなく、

食べる直前に生クリームを挟む感じで。
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さすれば、いつまでもサクサク!



と、言いたいところなんですが、

パイという生き物は、焼成後、置いておくだけでも空気中の水分を吸ってへにょってきますので、

サクサク食感にこだわる方は、できるだけ早めがいいです。
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ナイフを入れた時、「ザクっ」っとなる瞬間とか、ホント、気持ちいい。

焼きたてのザクザク感は、買ったパイじゃ味わえない、自宅ならではの贅沢!



そして、これは生クリーム120gを挟んだ例だけど、

生クリームの量は、100gでも150gでもお好みでOK。
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どんだけでも食べたいだけ入れてください。



あと、工程6でパイシートを型抜きする時、

パイシートと型によっては多少小さい場合があるんですわ。
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↑この画像で言えば、左奥のところが2mmくらい足りてない。



これ、10cmのパイシートを10cmのセルクル型で抜いてるんですけど、

パイシートによって1~2mmの誤差はあるので、

気になる場合は、麺棒で軽く伸ばしてあげればOK。
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1~2mm伸びればいいので、軽く麺棒をかけるくらいで大丈夫だし、

麺棒がなかったら、ラップの芯とか、厚めのグラスとか、円柱形のものならなんでもOKです。





使ってるパイシートは、ベラミーズの10cm×10cmのパイシート

これね、元々10cm角にカットしてあるパイシートなんだけど、

一人分のおやつにちょうどいいサイズで、

解凍してカットして残りを冷凍して・・・とかしなくていいし、

思い立った時にすぐ使える。

むちゃくちゃ気軽に使えるサイズ感がすっごいイイ!



小さくともベラミーズ(ホテルとかパティスリーで使われるパイシート)なので、味もお墨付き。

バターの芳醇な香り満載で膨らみも秀逸。
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むちゃくちゃ綺麗な層ができて、間違いなくあたしが作るパイよりウマイ。



こんな感じで箱に入ってくるので、箱ごと冷凍庫に入れられるって利点もあって、

パイシート選びに迷ったら、これ、おすすめ!
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10cm×10cmのパイシート

箱のサイズは直径15cmくらいかな。

30枚入りだけど、元々が冷凍なので、結構長く保存できます。





他、使用資材はこちら↓↓↓
ベラミーズ10cm×10cmパイシート
口金(菊)
生クリーム
10cmセルクル型(タルトリング)
マトファーシルパン←パイがびっくりするほどサクサクになる魔法のシート(焼成時鉄板に敷くヤツ)
刷毛←ものすごい卵が綺麗に塗れる魔法の刷毛








あと、この生アップルパイ、

上記の分量で、半月型の生アップルパイ8個と、四角いアップルパイが1個できます。
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↑四角いアップルパイって、手前右のヤツ。



これは、丸く抜いた時にでる端っこの生地を集めて作ってるんですけど、

これの作り方はまた次回に。

丸めて伸ばせばいいだけじゃん!って思うかもしれないんですけど、実はこれ、コツがあるんですよ。

まぁ、学校で教えてもらったんですけどね。








ご清聴ありがとうございます。

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