
ミートソーススパ・トマトのマリネサラダ・冷奴・ヴィシソワーズ・八色すいか
15~18歳までの3年間。
人生で最も輝く時を捧げる高校時代。
その夏休みと言えば、
初めてのお化粧に、初めてのヒールサンダル。
初めてのカラーに、初めてのパーマ。
と、見るものすべてがキラキラと光り、
夏の太陽よりも眩しい日々であった。
なんせ、
化粧品は買わないといけないし(定番はマリクワ)、
お洋服は買わないといけないし(人気はヒスグラ)、
バイトはしないといけないし(定番はマック)、
美容院は行かないといけないし(流行りはPUFFYのワッフルパーマ)、
小遣い回りにも余念がない(カモはイチロー)!
持てる力すべてを勤労と遊びに捧げ、
どんだけ稼げるかを最も重要視されたあたし達(昭和生まれの昭和育ち)の夏休み。
に対し、
一番娘(平成生まれの平成育ち)と言えば、
バイトは全面禁止(退学)。
化粧も全面禁止(親召喚)。
カラーにパーマなど以ての他で(反省文)、
夏休みの半分以上は夏期講習(どんだけ)。
と、くれば、
あたしだって多少の疑問を持つ。
あたし「ねえ・・・夏休みって・・・面白い?」
と、問えば、
ひな「うん!」
これが即答であるから、なおさら衝撃。
とは言え、
アレもコレも全部ダメダメ。
そのうえ、毎日学校三昧で何が楽しいのかと思えば、
ひな「明日は調理実習だし、すっごい楽しみ♡」
夏休みの楽しみが調理実習。
それでいいのか、女子高生。

では、いつぞやの晩ご飯で、ミートソーススパ。
いつもなら、豚挽き肉と玉ねぎだけで簡単に(安価に)作っちゃうんだけど、
今回は、合い挽き肉と玉ねぎ、そして、セロリとマッシュルーム入り。

緑っぽい物体はセロリの葉。
がっつり2本分の葉を刻んでいれたんだけど、
それだけで肉の臭みが全くなくて、
びっくりするほど美味しくて、
ちょっと感動した。
やっぱりミートソースには、合い挽き肉とセロリが欠かせないっぽい。

きっともう、豚挽き肉と玉ねぎだけの簡易版(安価版)には戻れない。
そして、トマトのマリネサラダは、器ごとキンキンに冷やして。

ただでさえウマイ熟れ熟れのトマトがキンキンに冷やされて、なお美味し。
スープはヴィシソワーズ。

じゃなくて、冷奴だった。
スープはこっち。

芋感満載、ドロッドロぼってりなヴィシソワーズ。
そして、大好きすぎる八色すいか。

毎年言うし、昨日も言ってるけど、
あたし、すいかは端っこ派。
誰ともかぶらず、誰にも奪われず、
好きなところを独り占めできる喜びがそこにある。
以上、こってりがっつりパスタを楽しんだ先週の晩ご飯。

今日は冷やし中華にするかな。
で。
夏休みの楽しみ方を若干間違えてるっぽい一番娘。
いや、それが「私の楽しみです」と言われればそれでも良いのだけれど、
人生で最も光り、最も自由が許されるこの3年間に、
もっとやるべきことがあるだろう!
と、思ったあたしは、とある提案をした。
あたし「テストで1点あがったら、+1,000円ってどう?」
一応、毎月定額のお小遣いをあげてはいるけれど、
それは、放課後友達とちょっと遊べる程度の金額。
友達と買い物に行って、好きに服を買えるほどの金額ではない。
服はあたしと共有か、あたしと一緒に買っているのだけれど、
そろそろ自分で選んで、自分で買うくらいの自由も欲しい時期。
しかし、バイトは全面禁止の退学処分とくれば、
バイト以外の方法でどうにかするしかないワケだけれども、
小論文の宿題に「経済」とか「勤労」とかそういった意味合いのものがでている今、
多少なりとも「お金を稼ぐ意味」を知らなくてはならず、
あたし自身も知ってほしいと思う。
あたし「夏期講習中にテストがあるじゃない?
一教科につき、期末テストより1点でもあがったら、1,000円ずつあげよう。」
科目は12教科なので、すべて1点ずつあげれば、12,000円の収入。
スカート1枚に、ちょっとした化粧品も買えるくらい。
お小遣いの他に臨時収入とするなら、まぁ、ちょうどいいくらいの金額。
1点でいいからあがるように勉強してごらん。
それがひなの「勤労」だよ。
と、提案したところ。
ひな「やだ。」
と言われたから、こちらも驚き桃の木山椒の木。
あたし「え、なんで?1点だよ?1点でいいんだよ??」
あたし達が高校生の時、
あたしやはるかは外での勤労だけでは飽き足らず、
自らこの提案をし、
ちょろまかしてでもお小遣いを手に入れていたけれど、
あたしやはるかは1教科につき300円しか貰えなかったうえ、
「今日の昼は、購買でパン買うからお金くれ。」と言えば200円しか貰えず、(注:パン1個120円の時代)
テーブルの上に「牛乳買ってきて」の書き置きがあった日は、確かにお金も置いてあったけど、
それは50円という破格の牛乳代であり(注:牛乳1本150円の時代)、
1教科300円の約束がいつの間にか全教科300円に改ざん・・・と、
実にウマい具合に使われてきたけれど、
今回は、たった1点で1,000円も貰える好条件なうえ、
パンを買う日は500円、
牛乳をお願いする時は200円を渡し、
改ざんするつもりは毛頭ない・・・!
あたし「そんなに勉強するのが嫌なの?でも、1点でいいんだよ?
1点でもあがったら1,000円ずつ貰えるんだよ?」
あたしは必至で条件の良さを説明し、
何が気に入らないのかを問いただした。
ひな「んー・・・金額はママの自由だと思うけど・・・
欲しいものがない。」
どんだけ無欲。
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
強欲のあたしには理解不能。
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