うすら5~6年ぶりに王者「松茸」を堪能した先日。

洗濯物は松茸臭に染まり、

ルクルーゼは松茸臭に捕らわれ、

あたしの脳内は松茸色に染まり、

松茸の感動も冷めやらぬ次の日の朝。





今度は。
IMG_2605-1
秋刀魚が届いたアアアアアアアアアアアアアアアアアア♡







あたし「ひゃっふー!ひゃっほー!秋刀魚じゃ、秋刀魚~♡♡♡」
IMG_2608-1
松茸も岩手産で秋刀魚も岩手産だけど、

松茸はおかんが友達から貰ってきたもので、

秋刀魚は岩手のおとーさん&おかーさんからの贈り物。





岩手にはあれ以来行けてないのだけれど、

筍を送ったり、秋刀魚を送っていただいたり・・・と、

送り送られるお付き合いをさせていただいてるんだ。
IMG_2609-1
もちろん秋刀魚自体もすごくすごく嬉しいんだけれど、

一度会っただけのあたし達のことを覚えていてくれてて、

こうしてあたし達のことを思い出して、

美味しいのが獲れたから・・・と、嬉しさのお裾分けをしてくれる。





何よりその気持ちが嬉しいなって思う。
IMG_2610-1
おとーさん&おかーさん、今年も嬉しいお裾分け、ありがとう。

岩手の秋刀魚、大事に大事にいただきますっ!










よしよし。

じゃあ、鮮度満点厚意満点な岩手の秋刀魚とご対面の儀!
IMG_2611-1
頭から背中にかけての盛り上がり。

太っちょな分厚さは脂がのっている証拠。





パンパンに張ったお腹に、濁りのない目。

そして黄色いクチバシは新鮮な証拠。
IMG_2615-1
あたし「うん、いい面構えだ~♡」





と、ご対面の儀を済ませたら、

すぐさま下処理の儀。



秋刀魚は足が早いので、まずは下処理。

とりあえず下処理。

何はともあれ、下処理。



下処理さえしておけばあとは安心なんでね、

ちゃっちゃとやっておきます。




ちなみに、秋刀魚のさばき方については、ここここここの他、本にまで載ってるんですが、

写真を撮っちゃったので、シレっと載せておきます。







レシピ秋刀魚のさばき方


【材料】
秋刀魚・・・・・好きなだけ
包丁・・・・・よく切れるものを1本
まな板・・・・・ハイターできるものならなお可


【作り方】

1:まずは、秋刀魚に軽く包丁の背をあててウロコを取り、流水で洗う。
まな板の上に秋刀魚を置く。
IMG_2616-1
秋刀魚はそんなにウロコの気になるお魚ではないので、ささーっと包丁でなぞる程度でOK。
そして、まな板に置くときは、背中を手前に、腹を奥側に配置。


2:背中側から中骨まで包丁を入れる。
IMG_2619-1
包丁を入れるのは、背中側の半分まで。頭を切り落とさないように。


拡大するとこんな感じ↓です。
IMG_2618-1
胸ビレのところから包丁を入れ、中骨までを断ち切る感じで。


3:左手で秋刀魚の頭を持ち、180度回転させ、そのままゆっくりと引く。
IMG_2620-1
頭に内臓がついてくるので、引くだけでスススススーっと抜けます。


4:筒状のまま使いたい時は、お腹の中に指を入れ、流水で洗う。
IMG_2621-1
内臓の残骸があると生臭くなっちゃうので、中に水を入れて指でかきだすように。


5:特に筒状にこだわらない時は、腹部分にもうっすらと包丁を入れると洗うのが楽ちんです。
IMG_2622-1
秋刀魚は身も柔らかいし、厚みもないので、本当にうっすら包丁を入れるくらいでOK。



秋刀魚の下処理できあがり。
IMG_2624-1
尾頭のない秋刀魚を上にしたところ、

ビジュアル的に閲覧注意な感じだったので、尾頭付きの秋刀魚を上にしましたが、

尾頭付きの秋刀魚は、工程5だけを行い、

内臓を引きちぎって洗ったものになります。





その後の調理法によって、

尾頭付きのほうがヨイものもあるし、(例:塩焼きや姿造りのお刺身など)

尾頭無しのほうがヨイものもあれば、(例:お刺身や蒲焼きなど)

人によっては、内臓付きのほうがヨイものもあると思うので、(例:塩焼きなど)

そこはお好みで。
IMG_2627-1
一見面倒そうな秋刀魚の下処理だけど、

個人的には、鰺や鯖をさばくより断然楽!





鯛みたいにデカいウロコがないから一週間後も安心だし、

身が細いから包丁が入りやすいし、

内臓もスススススーっと抜けるから触らなくてもいいし、

青魚のワリに内臓が少ないから生臭くないし、

初めてさばくお魚は絶対秋刀魚がいいと思う。
IMG_2628-1
あたしもお魚さばきとかあんまり得意じゃないうえ、

さして好きでもないし、

「釣った魚は釣った人がさばくべき」と声高らかに言いたいタイプだけど、

秋刀魚はさして嫌じゃない。

むしろ、るんるんでさばける。





初心者さんでもできるよ。絶対。
IMG_2629-1
という秋刀魚が我が家の食卓を潤してくれるのは、

また明日の話。





明日から秋刀魚週間です!










で。










一番娘の部活が終わり、

ようやく塾選びに乗り出したこの週末。



たかだか塾と言っても、

今この時代、少子化のワリにやたらめっぽうに塾が多く、

塾と一口に言っても、それはもういろんなタイプがおありになって。

母さん、頭爆発寸前。



西へ東へ北へ南へ・・・と攻めたこの土日。





おかん「ひなの塾、決めてきたの?」





あたし「いやー・・・塾って言ってもいろんなとこがあってさ。どこがいいんだかさっぱり分からん。」





おかん「どこだっていいじゃないの。」





あたし「いや、せっかく通うんなら、ひなの好きなトコじゃないとしょうがないと思うんだよねー・・・」





おかん「じゃ、家庭教師は?」





あたし「あたしも家庭教師のほうがいいと思うんだけど、ひなが嫌がるんだよね。」





おかん「ああ・・・汚部屋か・・・」





あたし「そう。あの汚部屋・・・」





おかん「ひなみたいなタイプ(内気)なら、家庭教師のほうがいいと思うけどねー。」





あたし「だよねー。はるかは塾に通ってたけど、あたしも家庭教師だったもんね。」





今からウン十年前の高校受験時。

はるかは塾に通ってたけど、内気で根暗なあたしは、家庭教師をつけてもらってた。

それも、家庭教師協会とかに頼んだ人ではなく、

たまたまバイトを探していた新大生に個人契約で来てもらうタイプの家庭教師。





あたし「すごいいい人で教え方もよかったんだよなぁ、あの新大生。」





確か、石川出身の人で、松井選手の先輩って言うてた。





あたし「またあんな風にちょうどいい人、いないかなー・・・。」





ひなに数学と英語が教えられて、

週に1回うちまで来てくれて、

個人契約してくれる女性、希望。(←誰かいませんかー。おやつもご飯もつけますけどー!)





おかん「でも、あんたも塾に通ったことあるけどね。一回だけ。」





あたし「え?通ったことなんか・・・あったっけ・・・?」





おかん「あったわよ、中一の頃。自分で行くって言うから入会金払って、通わせたら・・・!」





あたし「あーあーあーあーあああああああ!あったね!あったあった!!!」





あれはあたしが中一の頃。

勉強にも塾にもまったく興味がなかったけれど、

友達がこぞって塾に通うというので、

あたしも通わないといけないような日本人気質を丸出しにし、

友達と同じ塾に通ったことがあった。



その塾は、市内でも評判の塾で、

クラスの内3割はその塾に通うくらい有名な塾だったのだけれど、

当時住んでいた場所からは電車やバスで通わねばならない場所にあり、

友達はみんな電車を使っているとのことで、

あたしもそこに便乗した。



部活が終わって自宅に帰った後、

カバンを置いて着替えたら、駅に猛ダッシュ。

電車に乗って友達と塾に向かった。



友達はみんな、クレープやらパンやらをかじりながら塾に向かい、

塾では、みっちり2時間の勉強。

腹が減ろうが、眠気が襲おうが許されぬ塾の授業。

解放されるのは9時すぎ。

自宅に帰ってくるのは10時からまりだった。





おかん「せっかく入会金も払って、授業料も払ったのに、一回行ったらいきなり行かないとか言い出して・・・」





そう。

自ら塾に通うと言ったクセに、一回塾に行っただけで「もう行かない!」と。

登校拒否を決め込んでしまったあたし。





おかん「何度言っても行かないって言うから、こりゃもうしょうがないな。と思って。

塾に事情を話したら、そらもう嫌味たっぷりに!

どんな育て方してんですか?とか言われてさ。

あたし、ちょっと泣いたよね。」





そうそう。

おかんに「行け!」って言われても、

友達が迎えに来ても、

「絶対行かない!」つって、

テコでも動かなかったのを覚えてる。





おかん「でも、ちょうど思春期だったし、友達と何かあったのかな。って思って・・・

当時は深く追求しなかったけど、あの時、何がそんなに嫌だったの?」





あたし「ああ・・・あれね。




















家で晩ご飯を食べれないのが嫌だった。」





おかん「え。」











ご清聴ありがとうございます。

「え。」と思ったらこちらをぽちぽちぽちっと。

人気ブログランキングへ    ブログランキング・にほんブログ村へ 

人気ブログランキング
 に参加しています
レシピブログランキング に参加しています
にほんブログ村 に参加しています

ありがとうございます。ぺこりぺこり。






思えば、この頃からご飯に命をかけてたんだと思う。











\リアルタイムで更新情報が届きます/