毎年恒例の盆旅行記をUPしてます。

どうでもいいような我が家の旅にお付き合いくださり、ありがとうございます。



美味しいアレコレと、おすすめスポット、旅に来てまで喧嘩したアホ話等々、

長い語りとなりますが、ゆる~くお付き合いいただけますと幸いです。



その①がまだの方はこちらから→盆の旅①~出発までの道のり~

その②がまだの方はこちらから→盆の旅②~那須どうぶつ王国でみる世界一のペンギン達~

その③がまだの方はこちらから→盆の旅③~那須どうぶつ王国でみる世界一かわいい犬~

その④がまだの方はこちらから→盆の旅④~これがお肉の生きる道~

その⑤がまだの方はこちらから→盆の旅⑤~喧嘩のタネはこうしてできるのです~

その⑥がまだの方はこちらから→盆の旅⑥~イチオシジェラート屋さんと瞬間湯沸かし器~

その⑦がまだの方はこちらから→盆の旅⑦~瞬間湯沸かし器、沸騰中~

その⑧がまだの方はこちらから→盆の旅⑧~燃え盛る炎、ごうごうごう~

個人的には、その②のペンギンとその④の替え歌を見て欲しいけど、

⑤が火付け役となり、⑥で湯沸かし器が沸騰、⑦で爆発、⑧でごうごうGO!です。











長い回り道と、長い語りを終え、

ようやく到着。
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/お宿FUKUKO\




安定の床の間っぷりに安心感を覚えますが、

この隣の床の間では、伯父さんが買ってきたと思われるブラジルのお土産がアレコレと並び、

床の間でリオオリンピックが開催されてましたが、

なにせもう、疲れすぎてオリンピックどころの話ではなかったので、

そのまま泥のように眠り、

朝6時起床。
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おはようございます、朝ごはんです。





あたし「朝ご飯は、FUKUKO家お楽しみのひとつでもあるんだよね~♡」





所せましとおかずが並び、

ご飯は、精米したての炊きたてご飯。

作りたてのほかほかお味噌汁に、

これでもか。と出てくる常備菜。

自分じゃ絶対に作れないこの朝ご飯が、嬉しくて、嬉しくて。





FUKUKO「さぶろー山君は、大盛りやんべ。」

(訳:さぶろー山には大盛りご飯をあげようか?)





さぶろー山「ごめん、おばーちゃん。俺、朝は食べないから、お茶碗にサラっとで大丈夫。」





FUKUKO「なんだべま!」

(訳:なんてこと!)





さぶろー山「いやー、お宅のお孫さんなんだけどね、朝が弱くて弱くて、全っ然起きなくて。

朝ご飯とか、夢のまた夢って生活を送ってたら、どんどん朝ご飯が食べれなくなってねえ。」





FUKUKO「なんだべま!」

(訳:なんてこと!)





そこまではひどくないけど、

最近は、起きれない自分を認め、そんな自分とも仲良く共存すべく、

冷蔵庫ビュッフェという、完全フリースタイルを決めている。





FUKUKO「朝は大事なんだがら。ちゃんと作ってやんねとダメだべした。」

(訳:朝大事なんだから。ちゃんと作ってあげないとダメじゃない)





あたし「そうそう。だからここで365日分食べて帰るわ。あたし、大盛りにしよーっと!」





ひな「ひなも大盛りー!」





さぶろー山「俺はサラっとで。」





各自白ご飯を左手に完備し、右手に箸という相棒を握って、

いざ、朝ご飯の頂に・・・!
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ひな「ハム・・・おいっしー!!!!!」





伯母さん「いっぱい食べてー。足りなくなったらまた焼くからね、もっともっと食べていってー。」





こんもりと盛られた御殿場ハム。

いくらでも食べてー、足りなくなったらまた焼くからー。

と、言ってくれた伯母さんですが、

このカットされたハム、

厚さ2cmくらいあっから。

すげえでけえから。





ひな「うちだったら、1人3本の制限付きだね。」





さぶろー山「いや、1人2本だな。」





1人1本だよ。
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あたし「うわっ。この冬瓜も超おいしー!」





伯母さんが朝からコトコトと煮てくれた冬瓜の煮もの。





さぶろー山「ホントだ。すげえうまい。」





伯母さん「そう?ホントは油揚げと煮ると美味しいんだけど、油揚げがなくて、豚肉と煮ちゃったんだー。」





いやいや、伯母さん、それ、正解。

豚の旨味を吸った冬瓜が超絶おいしー!

とろんとろんな冬瓜もさることながら、豚肉自体も超絶おいしー!





さぶろー山「俺、冬瓜おかわり。おかめ、いっぱい取って。」





伯母さん「茄子もあったかいうちに食べて、食べてー。」
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あたし「田楽~♡♡♡」




あたし、何より揚げ茄子の田楽が好きで、

これさえあれば他に何もいらなくて、

なんならこの大皿を独り占めしたいくらい大好きなんだけど、

他が美味しすぎて、

田楽も3切れしか食べれないっていうこの切なさ。





あたし「ああもう、昼も夜も明日の朝も、これと同じご飯が食べたい。」





洒落たお店で食べるご飯より、ばーちゃん家のご飯が好き。

醤油とみりんと味噌で形成された、この茶色い食卓が大好き。





さぶろー山「ここんちは米もウマイからな。」





あたし「そうそう。なんたって、精米したての炊きたて銀シャリだからね。あたし、おかわりしよーっと。」





さぶろー山「そうそう。この絶妙なねばりと後引く甘さがたまらなくて。俺もおかわり。」





朝は食べないだの、お茶碗にサラっとで大丈夫だのと言いながら、

結局、2杯食べるんですよ。

最初から大盛りを食えって話ですよ。

ええ。





さぶろー山「俺の、超大盛りにして。」
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これは超絶美味かったかぼちゃの煮物で、

お前は最初から丼で食え。





FUKUKO「一昔前なら、産みたて卵もあったんだげんじょもなぁ。」

(訳:一昔前なら、産みたて卵もあったんだけどなぁ)





あたし「わー、それ、懐かしいね!」





あたし達が子供の頃は、家の隣に鶏小屋があったFUKUKO家。

起床と共に卵の回収をし、そしてそれが食卓に並び、

朝から卵食べ放題っていう、すごい贅沢な食卓だった。





さぶろー山「いいなー、産みたて卵の卵かけご飯。」





あたし「美味しかったよねえ。卵の味が濃くて。」





当時、卵アレルギーではなかったあたしも、この卵かけご飯にはずいぶんと世話になったもんです。

ハイ。





さぶろー山「でも、その鶏さん達、今はいないけどどうしたの?」





FUKUKO「雪さうもった。」

(訳:雪に埋まった)





さぶろー山「嗚呼・・・」
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という、この豪華な食卓を一通り堪能した頃、





伯母さん「あ、おこわもあったんだった。ごめんごめん、おこわ、忘れてたー。」





新たなアイテム「おこわ」が追加され、





さぶろー山「俺、おこわも食べる。」





ハイ。

白ご飯2杯、おこわ1杯。





さぶろー山「おこわ、大盛りね。」





ハイ。

白ご飯2杯、おこわいっぱい。










>>朝は食べないから






どの口がそれを言う。という話。












そんな、365日分の豪華な朝ご飯を堪能し、

じーちゃんの墓参りを済ませたら。
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/しゅっぱつしんこー!\

2日目の旅、はじまりです。





あれ?画面、汚れてる?

と、思った方がいらっしゃいましたら、ご安心ください。





汚れているのはうちの車のフロントガラス。






決して画面は汚れいないかと。








1日目は那須と喧嘩を堪能しましたが、

2日目は奥会津を周遊するコース。
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あたし「今日は、喧嘩をしないこと!」





ひな&さぶろー山「ハーイ!」





あたし「そのためには~。」





さぶろー山「広い心を持つこと!」





ひな「スルースキルを忘れないこと!」





あたし「よし、その心を忘れるな。」
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大事な約束を交わし、

車はのどかな森林を駆け抜けて。





さぶろー山「あ、俺、大事なことを忘れてた。ちょっと待ってて。」
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大事なこと=イワナを食べること。



そろそろお腹のぼいんぼいーんが気になりますが、

もう、好きにしたらいいと思います。





さぶろー山「イワナうまし。」





そんな道中を楽しみつつ、

252号線をひたすら上ると、突如現れる看板。
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/炭酸水\



大変デカく(プレハブ1個分)、華やかな看板なので、多分、誰でも分かると思います。

看板の他は、見渡す限り緑。

そして、道中、コンビニ等はありません。





看板のお向かいに駐車場があるので、

そこに車を停めて。
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さぶろー山「ささ、行こう、行こう。」





車を降りたら、

山に向かって歩くこと、5分。
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たくさんののぼりがあり。





親切な看板が見えたら。
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さぶろー山「着いたー!」





2日目の目的地。
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/天然炭酸水\







福島県大沼郡金山町大塩地区にある天然炭酸水が湧き出る井戸、通称「炭酸場」。



こちらの天然水は、低い温度で湧き出す冷鉱泉を源泉とし、

硬度57という軟水の炭酸水は、世界的にも珍しいそう。
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あたし「へー。こんな名所があったとは。」





会津はワリと地元なんですが、全然知らなかった。





さぶろー山「だろだろ?俺、来てみたかったんだよねー。」





一日に限られた量しか採水できない名水らしいのですが、

一般開放してるので、無料!
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炭酸水の汲み場には、やかんが置いてあるので↑



このやかんを下して、汲み上げます↓
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さぶろー山「おお・・・!すげえパチパチしてる・・・!」





井戸の奥から水が湧き出て、

水面では炭酸水ならではのパチパチとした音が。
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近くにコップも完備してあるので、コップに入れて飲んでもよし。

ペットボトルに入れてもよし。

お好きなスタイルで楽しめますが、

うちは何も持参しなかったので、コップに入れてさぶろー山がごいごいと飲んでました。





さぶろー山「炭酸の尺度は微炭酸。CCレモンくらいかな。温度は水道水に氷をひとつ入れたくらいかな。」





と、いうご説明をいただき、





さぶろー山「どう?おかめも飲む?」





と、いうお心遣いまでいただきましたが、

あたしは炭酸がNGなので、ごいごいできず。



ひなに至っては、虫がダメすぎて、近寄ることもできず。
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>>ここに来た意味。







そんな感じで、あたし達一家は大塩炭酸場だけで十分すぎるほど炭酸水を堪能したのですが、

隣で水を汲んでいたおば様が、





おねーたま「あんた、知っとるか?252号線を西に進むと、滝沢って場所があるんだけどな、

ここより水量も炭酸も少な目だけど、あっちのほうが清涼感があって美味しいねん。断然冷たくて。

ここは井戸って感じだけど、あっちは湧き水やから雰囲気もいいしな。

でも、本当に美味しいのはGWまでだね。それを過ぎると、水量が下がって、鉄の味がでるねん。

ほらほら、見てみ。今井戸の半分くらいしかないやろ?これが、冬になると溢れるからな。

何の気も使わんと、汲み放題や!来るなら夏より冬やで!」






と、観光案内所ばりの説明を関西弁でしてくださいましたので、

来るなら冬のほうがヨイのかもしれません。




ただ、強いて言うなら、この辺って、特別豪雪地帯だと思うんだよね。
 
(特別豪雪地帯:積雪の度が特に高く、かつ、積雪により長期間自動車の交通が途絶する等により住民の生活に著しい支障を生ずる地域-Wikipedeiaより-)



252号線も新潟側は冬季閉鎖(だいたい4月末まで)されるうえ、

人の背丈より高い積雪量があると思うんだけど、

炭酸水自体は、夏より冬が美味しいらしいです。
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虫も雪も無理だけど、ここの天然水を飲んでみたいって方は、

炭酸場の隣にハーベスさんという工場があり、

ここで炭酸水のボトリングし、さらに美味しくして販売をしてるそうです。





楽天でも売ってた↓

炭酸水でこの値段?

と、思うかもしれないのだけれど、かの、分とく山(野崎洋光氏)でも出される炭酸水はこれ。

そして、伊勢志摩サミットでも使われた一級品だそう。






そして、あたし達は国道沿いの駐車スペースに車を停めましたが、

炭酸場前にも駐車場があるので、

お持ち帰り用に汲む方は、炭酸場前の駐車場がおすすめ。
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そして、この時期に行く方は、虫よけ対策をしっかりしたほうがいいと思います。

当代きっての虫嫌いなひなはもちろんのこと、

あたしですら腰がひけちゃうくらいの虻&蚊&蚋のトリオ攻めだったので、

虫よけスプレー、虫よけパッチ、そして、長袖長ズボンの完全装備をおすすめします。








あたし「さささ。お次の目的地に向かいましょうねー。」
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次の目的地は、あたしが最も楽しみにしてた場所。

鼻息ふんふんの萌え萌えスポットです。








ご清聴ありがとうございます。

読んだよー。のしるしにぽちぽちっとどうぞ。

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ありがとうございます。ぺこりぺこり。






あー、FUKUKO家の朝ご飯が食いたい。

今すぐ食いたい。









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