先月の半ば頃、

うちのバカさぶろー山が魚釣りに行ったのを覚えているだろうか。(→嵐乞いをした日のこと





ぶっちゃけあの週は、

徹夜で掃除をしなければならなかったり、(→出たゴミの量に驚いてくれたまへ

学校では連日テストの嵐に、課題の山・・・と、

ワリと疲れ気味だったのだけれど、

行ってしまったからにはしょうがない。

釣れてしまったからにもしょうがない。



老体にムチ打って、魚の行商に出かけ、(→行商にでたらCIAに会った話

戻ってきたのが夜10時。








ぶっちゃけ、あたしもね、






相当疲れてた。











できることなら、一日と言わず、三日くらい寝続けたいくらいだったけれど、

冷蔵庫に太刀魚というデカブツを残してしまったからには、

コイツと戯れなければならない。





あたし「嗚呼・・・・・」





あたしは、涙ながらに包丁を取った。
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あたし「あー、もう。」




あたし「あー、もう。」
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あたし「あー、もう。」





あたし「あー、もう!!!!!」
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言いたい文句はたんまりあるけれど、

太刀魚に罪はない。





あたし「くっそー!」





太刀魚は美しく捌き、

捌いた後は、

狂ったようにシンクを洗い、

狂ったようにキッチンを磨き、

鱗一枚も許せないほどピカピカに仕立て、

あたしは、深い深い眠りについた。








5時間ほど眠っただろうか。

頭はだいぶスッキリとし、

体も心なしか軽い。





あたし「やっぱ、睡眠って大事なんだわー。」





と、気分良く起きたあたしを迎えてくれたのが。
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あたし「え。」







ごめん。

あたし、まだ夢の中だったかな。



つい数時間前に、

狂ったようにシンクを洗い、

狂ったようにキッチンを磨き、

鱗一枚も許せないほどピカピカに仕立てたキッチンが。







なぜ。
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こんな風になっているのか。

どうやったら、ものの数時間でこんな風にできるのか。





そこもすごく気になるところだけれど、

どちらかと言えば、こっちのほうが気になる。
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これ、なに?






さぶろー山「俺の燻製キット。」








あたし「・・・いや・・・なんつーか・・・あの・・・その・・・」





大変堂々とお答えいただいたんですけど、

一応、あたしにもですね、

これが燻製キットというのは分かるんです。
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なぜならスモークって書いてあるから。




















分からないのは、

なんでこれがうちにあるかという点と、

なんでこれがキッチンに鎮座しているかという点と、

これをどうなさるおつもりなのかという、この3点。
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さぶろー山「俺、燻製男子になる。」







ごめん。

あたし、まだ夢の中だったかな。

ひょっとしたら、起きたっていう夢をみていただけかもしれない。




だって、あんなに綺麗に片づけたキッチンがものの数時間であんな風になってるとか、

あんなに磨いたキッチンが何も見えないとか、

なのに、見たこともない燻製キットが置かれてて、

いきなり旦那が燻製男子を目指すとか、



どう考えても。
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夢じゃない。





ごめん。

マジで目を背けたい。

現実も見えないし、声も聞こえない。

なんかもう、逃避したい。

遠くへ行きたい。

GLAY以上の、ここではないどこかへ行ってしまいたい。





あたし「や・・・めようよ・・・燻製とか・・・マジでやめようって・・・・・・」





さぶろー山「なんで?だって俺、買っちゃったもん。」





いや、でも、今なら間に合う。

まだ火はついていない。

今なら引き返すこともできる。





あたし「だってこれ・・・どこでやる気なの・・・・・・」





さぶろー山「家だよ!」






あたし「やめようって、ホントやめよう。マジでやめよう!!!」





「自宅で燻製」。

一般的には当たり前のことかもしれないけど、

あたしは、家の中で「煙」がでるということに、少々トラウマがある。

(→トラウマの七輪①。←マジで死ぬっつーの)




あたしは忘れない。

あの日の寒さを。

そして、あの日の黒煙を。



あの日流した涙は、感動ではなく、苦痛。





あたし「ホントに!マジで!!やめようってば!!!!!」





さぶろー山「えー、でも、もう、材料も買っちゃったしー、セットしちゃってるしー。」
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確かにとうもろこしとかセットされてっけど、

そんなんはどうとでもなる。





あたし「お願い、お願い、お願い。家でだけはやらないで。頼むから!!!」





あたしは、懇願した。

必死に懇願した。

涙ながらの懇願だった。





さぶろー山「えー・・・俺、家の中でしたかったのにー。」





あたし「頼むから。お願いだから。一生のお願いだから!!!!!」





さぶろー山「お前の一生のお願い、安すぎ。」





あたし「お願いだからああああああああああああ!」
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バカだ、アホだ、安いだ、と、さんざん文句を言われたけれど、

燻製キットは、どうにか庭に設置していただけた。





あたし「ここならいくらやってもいいから。いくらでもモクモクさせていいから!!!」





庭で燻製をした場合、

火の番(←どうせあたしがするハメになるんだ)をする手間がかかるけど。

片付け時(←どうせあたしが100%の確率で片付けをしなくてはいけない)に、

砂がつき、余計な手間はかかるけど。

そして、後にワケの分からない物体を食べさせられる恐怖もあるけれど。



命の危険はない。





あたし「庭で、庭でしな!」





さぶろー山「家でモクモクしたかったのにー。」





第一、そんな、ただの紙とアルミのペラッペラとさぶろー山に、

火という恐ろしい物体を任せられるか。



ローンは残り29年。

二度と建てられないマイスイートホーム。

あたしの目の黒いうちは、モクモクなぞ絶対させぬ。
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と、珍しくも断固とした強さを持ち、着火。

段ボールハウスの中には、さぶろー山がいろんなものを突っ込んでいた。





さぶろー山「よーし、着火したぞー!」









初めての俺の燻製、

これからどうなるのか、どんなものができるのか、すべては明日。








ご清聴ありがとうございます。

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まぁ、たいがい予想の通りで。











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