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続:練乳。










では、昨日の続きで。



あっ!という間に。
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あっ!となってしまったMOROMOROの物体は。



あっ!という隙に。
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/牛乳足しの術\



あのままにしておくと、どんどん火が入って、

あっ!どころか、あああ。ぐらいまでいっちゃいますんで、

適当(大さじ2~4杯くらいかな)に牛乳を足して、温度を下げます。

牛乳を入れたら、ゴムベラでぐるぐるっと混ぜて。





とりあえず、温度さえ下げておけば、

あれ以上おかしなことにはなりませんのでね。

ゆっくりと、落ち着いて。

深呼吸をして、お茶なども飲んでみて。
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清々しい気持ちでナッツを炒って、刻む。



ナッツの量もね、適当で大丈夫です。

アーモンドがあればアーモンド推奨だけど、胡桃でもいいし、マカダミアでもいいし、カシューナッツでも大丈夫。

うちは、アーモンド、胡桃、マカダミア、カシューナッツ、ピスタチオをミックス技で。





そしたら、刻んだナッツを入れて、ゴムベラで混ぜながら、弱火にかけて。
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ここ、強火にすると同じ事故が起きますんで、必ず弱火で。

弱火で。

弱火で。

絶対弱火で。





弱火で1~2分ほど煮詰め、程よいとろみがついてきたら、

濡れ布巾の上に置くか、鍋底を水につけて、温度を下げて、粗熱をとって。
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火にかける時間は、煮詰まり方によって異なりますが、品質保持上、必ず沸騰させてください。

当日中に食べるならいいけど、生の牛乳は危険ですよっと。





キャラメルナッツジャムできあがり。
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どうです、奥さん。



あっ!というか、げっ!って感じだったMOROMOROが、見事な変化を。

ちゃんと食べれそうな物質に変化しましたー。





若干、焦げ付いた粒々が残るけど、

ナッツという強烈な食感が加わるので、食べると全然気になりません。
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もし、あたしより派手に焦がしちゃって、(といっても、黒くなったようなものはNGだけど)

焦げた粒々が気になるようなら、ブレンダーで軽く撹拌するといいよ。

そうすれば、キャラメルとして成り立つから。

ってか、キャラメルってそういうものだから。

(キャラメル=焦げた砂糖)








MOROMOROからの華麗なる変身を遂げたキャラメルナッツジャムは、

どうやって食べても自由ですが、定番はコレかな。
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/キャラメルナッツジャム×パン\





適度に焼いた食パンに、キャラメルナッツジャムとバターを添えて。
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全体にべったりとのばして。



あむっとかじる。
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あたし「あー、幸せ。」





食パンはヤマザキさんのお世話になりましたが、

焼ける方はご自身で焼かれると、なお、美味いかと。





あと、パンを焼く方なら、パンの中に入れても。
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一応、練りこみもできるかなーと思って挑戦してみたんですが、

練りこみをするにはもうちょっと固形化する成分を入れないと難しい模様。

パン生地の中に入れるなら、このままで大丈夫。

ふっつーに包んでもらえれば、クリームパンのキャラメルナッツバージョンができます。









と、ここまで、

ほんの数十秒の間に練乳がMOROMOROへと変化。からの、奇跡の生還。を、説明してみましたが、

本来、練乳を火にかけた後、ゴムベラを洗おうとか思わなければ、MOROMOROになりませんので、

ご安心あれ。

(あたしは、練乳を強火にかけた後、何を思ったかゴムベラを洗いはじめ、結果、MOROMOROになりました)









じゃ、あのMOROMOROになってしまった練乳は、

本来、どんな姿になるハズだったかと言いますと、これ↓。
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ミルクジャム。です。





煮詰めて作った自家製練乳を、さらに煮詰めればミルクジャムになるんですが、

MOROMOROへの注意点とかもあるので、一応、書いておきますね。






レシピ自家製ミルクジャム


【材料】作りやすい分量
自家製練乳・・・・・適量
間違っても強火にはしない自分自身・・・・・いっぱい
間違ってもゴムベラを洗おうとは思わない気持ち・・・・・いっぱい
(下2点については最大限にご準備ください)


【作り方】
1:練乳を弱火にかけ、ゴムベラで混ぜながら、1~2分ほど煮詰める。
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火加減は弱火。そして、ゴムベラのことは頭から消去。



ミルクジャムできあがり。
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大事なことは、



①火加減は弱火であること。

②ゴムベラを洗おうとは思わないこと。



ええ、ええ。

この2点に尽きます。






と、いうお言いつけを守って、ようやくできあがったミルクジャム。

コンデンスミルクとどんな違いがあるのか、比べてみました。
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左:ミルクジャム 右:コンデンスミルク





真上から見ると、ほぼ同じ感じですが、

並べてみると、ミルクジャムのほうが若干黄みががって・・・・・いるような気がする。
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左:ミルクジャム 右:コンデンスミルク





あと、ミルクジャムを指で触ると、みょーんと伸びます。
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という、伸びが全然感じられない画像ですみません。



えと、言葉で説明しますと、人肌よりちょっと温かいくらいの時に表面を触ると、

3~4cmほど、伸びます。みょーん。って。





そして、完全に冷めたものを比べてみますと。
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コンデンスミルクはとろ~りと流れる程度の濃度ですが。





対して、ミルクジャムは。
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/ぶりんっ\



ええ、ええ。

見てのとーり、固形です。

完全なる固形。




ほんの1~2分でここまで変化するので、

煮詰める時は気をつけて。

(初回は加減が分からないかもしれないんですが、一回作れば分かりますんで!)










でも、ここまで固形化すると、

こんな技も使えるようになります。
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いちごミルクジャム。




これ、冷やしたミルクジャムにいちごのコンフィチュールをのせただけのものなんですが、

濃度が全然違うので、綺麗な二層になるんですねー。
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食べるときは、全体を混ぜて食べてもいいし、

別々の美味しさをちょっとずつ楽しむのもアリ。





こんな風にすれば、ちょっとしたプレゼントにもなります。
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今年の帰省時のお土産とか、どうですかね。

簡単にできるのに、冷蔵庫の整理も兼ねれて一石二鳥。

洒落たジャムにママも大歓喜で、一石三鳥!


 



【使用資材】
WECK Mold Shape 160
ゴムパッキンS
ステンレスクリップ
アーモンドホール
カシューナッツホール
マカダミアナッツ
ピスタチオ
生クルミ









というワケで。

牛乳と砂糖から、これだけのものを作ってみましたー。
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わんだほー!








ご清聴ありがとうございます。

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ありがとうございます。ぺこりぺこり。






牛乳と砂糖から作れるものって何気にたくさんあるので、

このシリーズ、続く・・・かもしれません。(←気がむけば)











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