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メープルメロンパン。










本来なら、夏休み中に終わる予定だった一番娘(受験生)の部活は、

いろいろなものが重なりに重なり、

(あたしの)予定より2ケ月遅れとなった昨日。



すべてが終わった。
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2年5ケ月という月日を過ごした吹奏楽部。





雨の日も、風の日も、台風の日にも行われた部活動。

雨にも負けず、風にも負けず、台風に吹っ飛ばされても吹き、

夏に熱さに耐え、冬の寒さに打ち勝ち、春の眠気を吹き飛ばし、

ひたすら吹き続けた2年5ケ月。





朝昼晩の時間外活動、フルタイム部活。

本当に頑張った。
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あたしも、ひなも。

いや、吹奏楽部のおかーさんって、マジで大変なんですよ、マジで。マジで。









しかし、そんな苦労も、今となっては良い思い出。(多分)

あたし達親子にいろんなことを教えてくれた吹奏楽部には、本当に感謝してる。(今となっては)








ひなにとって、最初で最後のコンクールが行われた今年の夏。

生涯忘れることのできない思い出をくれたあの日のこと。



夏休み中、アホほど焼かされた焼いたパンの画像と共にお楽しみください。
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蝉が大合唱をし、ひまわりが燦々と咲き誇っていた夏の日。



新潟県吹奏楽コンクールに出場するべく、あたしの起床は3時半、娘の出発は6時。

まだ眠気も冷めぬどころか、完全に夢の中をさまよう朝時間。

娘は元気に旅だった。





ひな「ママ!絶対見に来てね!」





普段なら、「恥ずかしいから来なくていい」という娘からの誘い。

きっと、子供なりに「最後の夏」という意味を感じているのかもしれない。





あたし「もちろんだよ!絶対行くからねっ!」





あたしは、二つ返事でOKし、

軽い朝寝などをしながら、準備をした。





当日は少し仕事があったので、

仕事を抜けての応援&スライディング入場だったけど、

無事、ひな達の演奏が始まる前に着くことができ、

あたしはそっと会場に入った。
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1人1,000円という入場料にも関わらず、会場は満員御礼。

たくさんのお母さんの姿が見えた。



3年間、子供を支え続けたお母さん方。

大変だったよね。

本当に大変だったよね、弁当。

来る日も来る日も悩み、

来る日も来る日も起き、

来る日も来る日も作り、

弁当、なくなれ!ぐらい、思ったよね。



と、見ず知らずのお母さん方に妙な仲間意識を覚えながら、

あたしは、暗がりの中、空いてる席を探した。
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予想以上に満員御礼を見せたこの日。

なかなか空席が見つからなかったが、

会場にはすでに暗く、

立っている暇はない。



やばいやばい・・・!と、思っていたところ、

座席に荷物を置いていた一人のお母さんが荷物をどかしてくださり、無事着席。



あたしは、「ありがとうございます」と頭を下げた。
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ステージには椅子と打楽器が設置され、

会場が一段と暗くなる。



急な暗がりにびっくりしたのか、

隣に座っていた男の子が急に叫び声をあげる。



叫び声に気を取られ、開始のアナウンスこそ聞こえなかったものの、

ステージを見れば、ちょうどひなの中学校。



白いワイシャツに紺のプリーツスカート・・・と、見慣れた制服。
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良くも悪くも、ひなのポジションはセンターど真ん中だったので、

ちょうど先生の影に隠れて、見えない場所ではあったのだけれど、

頭のてっぺんくらいは確認できた。



そして、ビシっとスーツに身を包む先生も見えた。



きっと先生も緊張しているのであろう。

いつもにこにこ顔の先生からは笑顔が消え、別人のように見えた。



そして、この夏、誰より激務だったであろう先生は、若干痩せたようにも見えた。
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この2年5ケ月という期間。

生徒はもちろんのこと、生徒以上に頑張ってくれた「先生」。



ひなと同時に入学した新任の先生。



新任でありながら、吹奏楽部というブラック部活の顧問を任され、

誰よりも早く出勤して鍵を開け、

誰よりも遅くまで残って鍵をかけ続けた先生。



土日祝日はもちろんのこと、GWすらなく、

先生の休日は、年間数日。



そこに付け加えて、

部活動で休日出勤(8時間程度)をした場合の手当てが一日4,000円にも満たないという事実を知ったのは、

つい最近のこと。



時給に換算したら600円以下。



最低賃金を軽く割っている中、

土曜日も日曜日も祝日も変わりなく早朝出勤&残業をし、

今年に至っては、2泊3日の合宿まで開催してくれた。



今日、ここにこの子達が立っていられるのは、

すべてこの先生のおかげ。



先生、ありがとう。



遠目から見ても痩せたと分かるくらい頑張ってくれた先生には、

本当に感謝の意が絶えない。
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シーンと静まり返ったホールで、

少し痩せた先生が指揮棒を掲げ、

生徒が楽器を構える。





ついにはじまる・・・!





あたしは手に汗を握り、

すべての神経を集中させた。
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指揮棒が宙を舞うと同時に、





「プアーン!」





華やかなトランペットの音が鳴り響いた。
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次々と楽器が加わり、ひとつの音楽を奏でる。



流れるような音色に、

観客も「ほう・・・」とため息をつく。

滑り出しは上々。



重なるクラリネットの音に、

響くフルートの音色。

優しいホルンの音が鳴り響き、

軽快なマーチが流れる。
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堂々と奏でられるトランペットのソロに続き、

自信満々なクラリネットのソロが響く。





ソロ。

上手になったなぁ。





少し前に聞いた時は、オドオドしていて、

見ているこっちが「自身を持って!!!」って言いたくなるようなソロだったのに、

今や、一人一人が責任を持って吹き、

とても楽しそうな音を奏でている。



きっとあれから、血のにじむような努力をしたんだろうな。



ほんの数か月で別人のようになっていたソロには、その子の苦労が垣間見えた。
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そして、初めて聞く曲なのに、

ああ、ここはピアニッシモ。

ここは、ピアノからのクレッシェンド。

そして、メゾピアノ。

次はフォルテか。

と、聞いているだけで浮かぶ譜面。



本当に上手な学校の演奏は、聞いてるだけで楽譜が書けてしまうしものだけれど、

音の強弱というのは、最も難しいとされる個所。



そこを難なく聴かせる演奏には、

どれだけの苦労が隠れているのか。



その苦労を思うと、涙がでた。
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2年前。

初めてひな達の演奏を聞いた時は、

あまりの上手さにびっくりしたことを思い出す。



たかだか中学吹奏楽と侮っていたけれど、

正確なアンブシュアに、

音割れのない正確な音色。

そして、安定したピッチと、

素人でもはっきり分かるほどの、圧倒的な上手さだった。



それだけでもびっくりだというのに、

あの感動から2年を経過した今。



上手さは強さに変わり、

演奏にもその強さが垣間見える。
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去年、「コンクールに出たいから頑張るんだ!」と、言っていたひなを思い出す。



吹奏楽のコンクールは、チームによって人数制限があるので、

誰しもが出られるワケではない。

そこに加えて、ひなの中学校は県内指折りの強豪校。



1年生でコンクールに出場する子もいれば、

2年生でコンクールに出場する子もいるし、

3年生になってもコンクールに出場できない子もいる。



すべては実力の世界。



毎日7時前に家を出て、朝練をこなし、

昼休みには、お昼を食べる時間を削っての昼練。

そして放課後は、通常の部活に加え、延長練習まで開催された吹奏楽部。



塾にも行かず、

毎日部活に行き、

一度もサボることなく通い続けた日々。

それでも出れなかった去年のコンクール。





すべてが走馬燈のように思い出され、とめどなく涙が溢れた。
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ほんの数分間の演奏ではあったけれど、

そこには2年という月日のすべてが込められ、

最後のファンファーレが鳴り響いた時、

あたしの頬を涙が伝った。





2年間のすべてを出しきるような演奏だった。

スタンディングオベーションだった。(あたしだけ)

親の欲目を除いても、西関東行きの切符は決まった。と、思った。
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先生が振り向き、客席に向かっておじぎをする。

生徒もそれに続いておじぎをする。



客席からは大きな大きな拍手が鳴り響き、

ほろり、ほろり。と、涙が落ちた。





いい演奏だったね。

去年の悔しさも、すべて出し切れたね。

本当に頑張った。

おめでとうひな・・・!





と、ひなを見たら。
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あたし「え。」








そしてあたしは、驚愕の事実を知ることになるのです。

To Be Continued・・・! 








ご清聴ありがとうございます。

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ありがとうございます。ぺこりぺこり。






続きは明日。(多分)









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