こうしてコイヌーを迎えた我が家。
ご覧のように外で会った時は、借りてきた子猫のように大人しかった2匹。
でも、家に着いたらいろいろとカオスでした。超カオス。
※この先は綺麗なお話ではございませんので、お食事中の方は折を見てお越しください。なんならトイレの話が主です。
5月4日@初日
車の中ではコイヌーもタマも声ひとつあげず、
仲良くなれそうな予感しかなかった。
そしていざ家に着くと、
何を思ったのか、タマは真っ先にトイレに走り、いきなり用を足し始めた。
それも、コイヌーを見つめて、ドヤ顔での、大。
おかん「タマが・・・!」
私「トイレに・・・!」
私たちは驚いた。
ドヤ顔で用を足すタマにも驚いたが、
なにより、トイレで大を済ませるタマを見るのは、もう何か月ぶりか分からなかった。
というのも、元より粗相に定評のあるタマ。
それについては私たちも頭を悩ませていたし、数々の対策もとってきたと思う。
でも、9年目にして私たちも成長したのか、それとも一周回ってしまったのか、
行きついた結果は「粗相もひとつの個性」。
たとえ、家中の床がタマのトイレと化しても、それは彼女の個性。
粗相も個性なのだと思うようになった。
人はこれを諦めという。
そんなタマのトイレが成功となれば、私たちの感動も並大抵のものではない。
それに付け加え、ドヤ顔で用を足すタマは、
先輩風を吹かせているようにも見え、
心なしか頼もしく思えた。
私「タマ・・・!すごいねえ!お利口だねえ!天才だねえ!」
私たちはタマを褒めた。
もう、褒めて褒めて褒めちぎって、大好きなおやつも大盛りサービスした。
するとタマもまんざらではなかったのか、
そのままトイレに戻ってもう一度用を足し(今度は小)、
さらに褒められて、おやつも手に入れ、
その後まさかのもう一回トイレ(また小)。
とどまることを知らないタマの先輩風に私たちは沸いた。
これはきっとうまくいく。
タマはきっといいお姉さんになるーーーと。
さぶろー山「じゃあ、コイヌーをケージに入れようか。2匹には少しずつ慣れてもらおう。」
ケージは、少し前までタマが使っていたものがあった。
元々は仔犬時代のタマに買ったものだけれど、
日中はリビングで自由な粗相、寝る時は私のベッド(←なぜか私のベッドにだけは粗相しない)・・・と、ケージがまるで不要だった我が家。
苦肉の策でトイレの囲いにしてみたものの、
そもそものところ、トイレはトイレとして機能しておらず、
囲いがあったところで役に立たず。
タマも邪魔そうにしてたので、外して畳んでポイされていた寂しいケージだ。
私「ついにこのケージが役立つ時・・・!」
そんなケージを洗って拭いて組み立てると、
コイヌーは大人しくケージに納まり、
そしてタマは、

タマ「わんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわん!ぎゃわわわわわわわわわわわんわんわんわんわん!ぎゃおおおおおおおおおおおおおんわんわんわんわんわんわん!」
猛烈に吠え、ケージに向かって一目散。
さぶろー山「ちょ、誰かーーーーー!タマああああああああ!タマ捕まえてーーーー!」
私「タマああああああああああああああああああ!(スライディングタマ捕獲)」
おかん「ど・・・どうしたの?急に何がおきたの??」
タマ「ぎゃおんぎゃおんぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!」
おかん「・・・ケージ?ケージをあげたのが面白くないの??」
私「え?あんなに邪魔そうにしてたのに・・・?!」
ケージをコイヌーに使われたことが面白くなかったのか、
それともコイヌーの存在に驚いているのか、
タマは火が付いたように吠えた。
おかん「ついさっきまであんなに大人しかったのに・・・どうしちゃったの・・・(オロオロ)」
タマは5分経っても吠え、10分経っても吠え、合間をぬってトイレ(小)。
ついさっきまで静かだった現場は、一気にカオスと化した。
タマ「ぎゃおんぎゃおんぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!」
私「・・・ケージが面白くないのかな・・・私、新しいケージ買ってくる!」
タマ「ぎゃおんぎゃおんぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!」
さぶろー山「いや、これはケージ云々じゃなく、コイヌーにびっくりしてるんじゃないかな。」
タマ「ぎゃおんぎゃおんぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!」
おかん「さっきまであんなに大丈夫そうだったのに、こんなに怒っちゃうの・・・?」
タマ「ぎゃおんぎゃおんぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!」
さぶろー山「まぁ、タマにしてみればここは自分の家だし、コイヌーは不法侵入みたいなものだしな。多分、慣れるまで2~3週間はかかるだろうから、ゆっくりいこ。とりあえず、コイヌーは部屋から出して様子をみよう。」
タマ「しゅたたたたっ・・・シャー(トイレ)ぎゃおんぎゃおんぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!」
そして私たちはケージに入ったコイヌーを廊下に出し、
晩ご飯は、私たち(+タマ)はダイニングで、
さぶろー山(+コイヌー)は廊下で食べた。
コイヌーの姿が見えなくなったことでタマは少し落ち着きを取り戻したけれど、
姿が見えずともコイヌーの存在は気になるのか、
コイヌーが動く音がするたびにトイレに行き、
俺、すげえだろと言わんばかりの顔で用を足した。
そして私たちはタマを褒めまくり、おやつをあげまくった。
トイレに小さな水玉が描かれまくった@初日。
その数なんと、18個。
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
そしてこの話はまだまだ続くんですが、ここでいったん終わりにすると心配される方もいらっしゃると思うので、現在の様子もお伝えしときますね。

めっちゃ仲良し~!とかではないけど、程よい距離感でうまくやってます。
(これはゲームをしながら犬子守をするおかん)
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