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つけ麺
茄子のネギニラだれ
もやしと春雨のサラダ
好き好き治一郎様





ご存じうちの夫は、

格安旅行に行けばiPhoneを水没させるし、

バックアップくらいとってあるかと思いきや、バックアップの機能すら知らず高額な修理代を払ったうえで買い替えになったうえ、実はバックアップはとってあったというオチまでつけてくれる(あの時、実はバックアップとってあったんですよ。ウン万円もの修理代を払ったのに)。

さらに、レギュラー車には平気で軽油を入れるし(それも一度ならず二度までも)、

勝手に私の車に乗って出かけたかと思えばぶつけられて帰ってくるし、

その車の修理が終わったかと思えば、また車をぶつけて浄化槽のマスは割るし、

さらにさらに、44歳という超絶脂の乗った年になって初めてクレジットカードを作ったかと思えば、

後先考えずに魔法の言葉(ボーナス払い)をつぶやきまくり、案の定支払いに困って妻にこっっってり絞られるし、

あと、失せものは得意中の得意で、今まで失くした鍵の数は数知れず。

怒られても怒られても鍵を置いてくる。



本っっっっっっっっ当にロクなことをしないのだが、

ただ、デキたところもあって、

朝は絶対に私を起こさない。



自分で起きて自分でご飯を食べて自分で準備をし、

さらに二番娘が起きれば、二番娘をリビングに下ろしてご飯を食べさせてから出社。

もちろん、ご飯をあげたことは私の携帯に送る仕組みになっており(←うっかり2回ご飯をあげないように)、

なんぼ私が高いびきをかこうが、靴下がなかろうが、洗ったばかりのシャツが湿っていようが、

私の睡眠は守られている。

私が自ら起きようと思うまで。



人間、ひとつくらいはいいところを持ってるものである。





そして今日も例にもれず二番娘が起きたようで、

私が起きると、いつも一緒に寝ている二番娘の姿はなく、

リビングで気持ちよさそうに日向ぼっこをしていた。



携帯にはさぶろー山からの報告はなかったが、

二番娘の様子からご飯を食べたことは見てとれたので、

その後おやつを差し上げ(←昔、具合が悪くてご飯が食べれない二番娘に一度だけおやつをあげたら、”ご飯を食べたらおやつがもらえる”と認識してしまい、何年たってもやめられなくなってしまった食後の儀式です)、

恒例のお撫での儀(上記の名残で、ご飯とおやつを食べた後は、体中をすみずみまで撫で&褒めてもらう儀式もございます)を行い、

ゆったりとした時間を過ごしていたところ、私の携帯が鳴った。



ああ、きっとさぶろー山から「ご飯あげてあるよ報告」だな。と思い、

おもむろに携帯を開くと、

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私「ママ・・・?」



いきなりやってきた「ママご飯食べた」というパワーワードに私は若干首を傾げた。



たとえば「ママご飯食べた」を額面通りに受け取れば、

「ママは今日もご飯食べたよー!」という報告を私にしていることになる。

まぁ、ママが元気にご飯を食べていることは喜ばしいことだが、

そもそもさぶろー山は私をママと呼ぶことはないし、

うちのおかんの呼び名は「おかーさん」。

となればママにあたる人は義母様しかいない。

しかし、義母様は病人でもなければ入院もしておらず、至って健康。

毎日ご飯を食べているはずである。

私にそんな報告をされても・・・という気持ちもあるし、

そもそもママってなに。ママってなに。



そして、もう1パターン考えられるとしたら、

「ママ、ご飯食べた?」とクエスチョンマークが抜けてしまった場合である。

まぁ、クエスチョンマークを入れ忘れるのは、携帯を使い慣れない年配の方にありがちだし、

実際うちの夫もよくやる。

ついでに言えば、宛先違いのSMSもしょちゅうなので、

クエスチョンマークが抜けてしまったものを間違って私に送ってしまったという説も充分考えられる。

「ご飯食べた?」と聞くのはなんら不思議なことではない。

むしろ親子の仲がよいことは素晴らしいことである。

ただ、ママってなに。ママってなに。



3歳や5歳の息子ならいざ知らず、

45歳のママはだいぶパンチがありすぎる。

冬彦さんの世界である。



私はどうしようか迷った末、

そのままの気持ちを返信した。

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もちろんこの「ママ・・・?」には、

大丈夫?宛先違いではありませんか?私は妻ですよ?ママじゃありませんよ?という意味も含まれている。



そしてこのメッセージを見たであろうさぶろー山は、

すぐさま私の携帯を鳴らし、



さぶろー山「ママじゃねーよ!Siriのミスだよ!俺じゃねーよ!ママなんて呼ばねーよ!!!」



と叫んだうえ、

あくまでタマをママと聞き違えたSiriのミスであること、

その後、Siriに「タマだし!」と怒って告げるも、

Siriは「魂!」「ママ!」と打ち出し、

焦って電話した旨を伝えてくれた。



そしてその折り返しの電話がマジでマッハだったあたり、

さすがの彼も冬彦さんと一緒にされてはたまらんかった模様。
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(さぶろー山の「ママご飯食べた」が10:56、私の「ママ・・・?」が11:00、さぶろー山からの電話が11:01。よほど焦ったんでしょうね)





ほんのちょっと朝の出来事を書くつもりが思わず長文になってしまったので、

サクサクいきますね。
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ちょっと前の晩ご飯より、つけ麺。



つけ麺は最近お気に入りのコープの冷凍つけ麺。
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この、スシローのラーメンを彷彿させるようなむちィィィィィィィっとした麺は、

最高で最強。



あと、魚介系の出汁がきいたスープも私好みです。
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3食入りで400円くらいで買えるとこも最高に好き!

(信越明星さんの流水解凍濃厚魚介醤油つけ麺ってやつです)



そんなつけ麺には、もやしや自家製チャーシュー、ゆでたまごや焼きのりなどを添えて。
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もちろん〆ご飯も忘れません。
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今日もご飯がおいッC~!




そしてあとは、もやしと春雨のサラダをつまんで、
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さらに揚げ茄子にネギニラだれをのせたやつを食べて。



最後のお楽しみは、治一郎。
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ついに最後の一切れとなった治一郎、

大事に大事に一枚ずつはいでいただきました。





そんなこんなで、ちょっと前の晩ご飯でした!
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じゃあ、私はこれから銀行行って、

私ではどうにもできなかったやつをどうにかしてもらって、

そして年度末とおさらばしてきますね!





ご清聴ありがとうございます。

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ありがとうございます。ぺこりぺこり。






【祝】さらば年度末!





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