ナポリタン
グラタン
フレンチドレッシングレッドのサラダ
とろとろ白菜のスープ
コーヒージェリー
子供の好き嫌いは、成長の一環や一過性のものだったりすることが多いけれど、
大人の好き嫌いは、それなりの理由に屁理屈を添えてくるので、
子供以上に厄介だったりする。
出されたもんは黙って食え。
さらに、家族が多ければ多いほど嫌いなものは増え、
出せないもの&出しにくいものも多くなる。
出されたもんは黙って食え
とは思うけれど、
私自身、結構好き嫌いがあるんだな。テヘペロ☆
まぁ実際、何度挑戦しても無理なものは無理だし、
無理なものを食えと言われるほどの拷問はないので、
我が家は、誰かが嫌いなものは、その人の不在時に食べるという平和的解決方法をとっている。
なので、私がいない日はカレー、
さぶろー山がいない日は野菜ばっか、
おかんがいない日はパスタ、
そして一番娘がいない日は!

さぶろー山「ナポリタアアアアアアアアアアアアアアン!」
私的に、ナポリタン=子供の好きなもの。
なんなら、子供の大好きトップ10に入りそうなイメージなんですが、
なぜか一番娘は子供の頃からナポリタンが嫌い。
というか、一昔前まではトマトソースのパスタ全般がダメで、
めっちゃ困りものだったのをだいぶ克服し、あらかたイケるようになったけど、
ナポリタンだけは克服できず。
どうしてもあのベタっとした食感が許せないらしい。
それがイイのに!
なので一番娘が不在の時は、
もろめちゃこってりベタベタの喫茶店風ナポリタン。

具は、ベーコン、玉ねぎ、ピーマンに、一番娘のお嫌いな水煮マッシュルームをたんまり。
特に一番娘のお嫌いな水煮マッシュルームはここぞとばかりに一缶丸ごと投入し、
ケチャップは親の仇をとる勢いで投入。
もちろん、タバスコや粉チーズもたっぷり添えて、

がっつりかけて、

さぶろー山&おかん「さいこオオオオオオオオオオオオオオオオ!」(←ナポリタン大好き)
さらに一番娘は、ナポリタンの他、グラタンもあまり好きではないことが先日判明し(←ホントつい先月くらいに知ったんですけど、それまでずっと好きだと思ってたし、信じて疑わなかったんですよね)、
グラタンも出しにくくなってしまったので、
グラタンもこの機会に。

さぶろー山&おかん「グーーーラーーーターーーンーーーーーーー!」(←グラタンも大好き)
グラタンも喫茶店風にゆるめのホワイトソースで。
具は、マカロニとほたて。
パン粉はのせず、シュレッドチーズのみ!
そして、ナポリタン、グラタン・・・と、喫茶店風のメニューが並んだので、
サラダも喫茶店風に。

斜め薄切りのきゅうりと千切りの人参は、THE喫茶店。
ホントは千キャベツとスライスしたゆで卵があればなおよかったのだけど、
ないものはしゃーないのでそこは諦め、
代わりにサラダにかかってるドレッシングが、これぞ喫茶店の味。

喫茶店と言えば、これじゃない?
フレンチドレッシングレッド!
白いフレンチドレッシングを使ってるお店も多かったけど、
赤いフレンチドレッシングがかかってると、子供心にすっごくお洒落な気がして、嬉しくなったんだよなぁ。
私は今でもこれがかかってると「おっ!」ってなる。
ただ、フレンチドレッシングレッドは、普通のスーパーには売ってない&売ってたとしても1L入りの業務用しかないので、
こいつを真似て自分で調合しました。
マヨネーズ+ケチャップ+お酢+砂糖+塩・胡椒+ガーリックパウダー+ソースで結構いい感じにできるよ!(ソースとガーリックパウダーは隠し味程度に、ほんのちょっとだけ)
スープも喫茶店風にコンソメで。

喫茶店のスープと言えば、99%スープ&1%具が鉄則ですが、
20%スープ&80%具の割合になっているのは私の趣味。
私は具沢山の汁物が好き。
〆のデザートも喫茶店風にコーヒージェリー。

表面が妙に泡立って見えるのは、
私がゼラチンの量を1g間違えた&時間がなさすぎてかき混ぜながら氷水にあてた結果ですので、お気になさらず。
実際、めっちゃ泡立ってる。
そんなこんなで、平均年齢52歳の大人が喫茶店風の晩ご飯を楽しんだ一昨日。

大人が大好きなメニューということもあり、
それはもう大いに盛り上がって食べたのですが、
その最中に、さぶろー山が「ひながいないのにこんなにご馳走が並ぶなんて珍しいな~」と呟いた。
私が「そう?いつもこんなもんじゃない?」と返すと、
さぶろー山は「いや、そんなことない!だってお前はいつもひながいないと、”もうやる気でない”とか”作りたくない”とか言うし、ホントに作らないじゃん。」と言い、
私は「えーーーーー、そんなことないよーーーー!」と否定したものの、
よくよく考えてみれば、90%の確率でそう言ってるし、
本当に作らない日も多かったりする。
なぜなら一番娘は私の推し。
私の人生、彼女あってのもの。
ってのはワリと最近までマジで思ってたんですが、
ただ、一番娘ももう20歳なんですよね。
今は大学が忙しすぎて、毎日帰ってくるし、家でご飯を食べることのほうが多いけど、
彼女だって友達との付き合いだってあれば、弁当の彼との付き合いだってある。
いつまでも家でご飯を食べれるワケではないし、
彼女は彼女なりの世界を、
私達は私達なりの世界を歩まなくてはならないのです。
私「・・・まぁ、なかなか子離れできなくて四苦八苦した時期もあったけどさ、
ひなももう20歳だし、学生でいられるのなんてあと数年でしょ。」
さぶろー山「うん、まぁな。」
私「第一、卒業したら嫁にいくんだし、嫁入り先は新潟じゃないみたいだし。
いい加減子離れもするよ。いないことにも慣れておかないと。」
と、なにげなく呟いたら、
それは言ってはいけない言葉だったのか、
さぶろー山はいきなり黙り、
おかんはうっすらと涙を浮かべ、
一気に葬式みたいになった。
ご清聴ありがとうございます。
読んだよー。のしるしにこちらをぽちぽちぽちっと。



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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
最後のコーヒージェリーがしょっぺえのなんのって。
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