さぶろー山の釣ってきたブリを捌こうとしたら、給水管から水が溢れだし↓
修理を呼んだらせつない事実を突きつけられ↓
どうしようもないので自分で応急処置をして過ごすこと数日↓
ようやく修理に挑んだらエライコッチャで↓
結果、どエライコッチャ↓
通常であれば水道屋さんに言えばいいだけの話なんですが、諸事情によりなかなか言えず、悩んで悩んで悩みまくって↓
その後、やっとこさ電話できたけど、よくよく考えたら、もうひとつ面倒ごとを抱えてて、頭も抱えてて↓
ってことがありましてね、ええ。
落ち着いたら続きを・・・と思っていたのですが、
事故のアレがニッチもサッチもいかない感じなので、
先に蛇口の続きの話だけしてもいいですか。
ありがとうございます。
これの続きです↓
こうして私は、千疋屋の力を借り、
あくまで「びっくり」を装って電話をしたところ、
水道屋さんは光の速さで来てくれた。
傷だらけの蛇口を見て「申し訳ありません」「申し訳ありません」と何度も謝罪をしてくれ、
それを見たら超絶申し訳ない気持ちになり、
私も「申し訳ありません」を繰り返した。
結果、大人2人が「申し訳ありません」を繰り返すカオスな空間ができあがったものの、
蛇口の傷は「ひょっとしたら工具が当たったかもしれない」とのこと。
調べてもらったら、蛇口の傷は部品交換で対応できるそうで、
さらにその部品には、私が「経年劣化」を主張したキャップもついてくるらしく、
無事に部品を交換してもらえることになった。
不幸中の幸いとはまさにこのこと。
お互いの関係上、超絶言いにくく、
一時は昼寝ができなくなるほどに悩んだけれど、
勇気を出してよかった・・・と、
心の底から胸を撫でおろし、
部品の到着を待つこと数日。
朝一番に来てくれた水道屋さんは、
「今日はレバーを交換するだけなので、5分くらいで終わりますから~^^」と笑顔で言い、
私は「よろしくお願いします~^^」と笑顔で答え、
穏やかにそれは開始された。
しかし、開始から5分、
部品は全く交換できていない様子だった。
「おや?」とは思ったものの、5分の予定が10分になることくらいなんの問題もない。
大事なのは「直ること」であり、
5分だろうが10分だろうが15分だろうが、なんでもよいのです。
なので時間に関しては特に気にしなかったのだけれど、
水道屋さんは「ちょっと工具を取ってきますね!」と、
車に戻って仰々しい工具を山盛り運び込み、
「ウィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン」
「カッキーーーーーン」
「ガッツンガッツン」
「ドンドンドン」
「ドンドンドン」
またもや道路工事のような音が響いた。
細やかながら、私は思った。
「これ・・・大丈夫なん・・・」
(大丈夫ではない)
しかし、次の瞬間、
パキーン(???)
スポッ(レバーが抜けた)
ガッシャーーーン(抜けたレバーが勢いよく落ちた)
コロコロコロコロ(そして転がった)
私の思いとは裏腹に、
無事にレバーがはずれたようだった。
前回とまんま同じ工程に少しおかしくなったけれど、
無事にはずれたことには変わりない。
私「よかった^^レバー、はずれましたね^^」
私は胸を撫でおろし、にっこりとほほ笑んだ。
しかし、視線の先にいる水道屋屋さんは青ざめている。
レバーを見て、
レバーの中を見て、
大変青ざめている。
水道屋さん「カ・・・」
私「カ??」
水道屋さん「カートリッジが折れました・・・」
私「カートリッジが折れ・・・た・・・?」
私は水道についてめちゃくちゃ素人なので、
詳しいことはよく分かりませんが、
通常、蛇口の中には「カートリッジ」と呼ばれる部品が入っているそうな。
こんなの↓

そしてこのカートリッジは、水を出したり止めたりする上で非常に重要な役割を担い、
部品の重要度で言えば、10段階中8くらい。
メインに匹敵する重要度らしい。
そんなカートリッジは、レバーと水栓本体をつないでいる部分にひっそりと佇み、
接続部分が金具ということもあり、一般的に折れるものではないそう。
よほどのことがない限り折れることはないらしいのだけれど、
それが折れた、と。
ポッキリ折れた、と。
私「・・・それは大変なことですか・・・?」
水道屋さん「・・・そうですね・・・結構大変かと・・・」
私「・・・アロンアルファでくっつけるとかは・・・?」
水道屋さん「いや・・・そういう問題ではないというか・・・アロンアルファではくっつっかないというか・・・カートリッジは折れたら終わりというか・・・」
私「・・・つまるところ・・・?」
水道屋さん「交換です・・・」
ハイ、でた交換。
また交換。
私「・・・ちなみに、カートリッジがないとどうなるんですか?」
水道屋さん「・・・そうですね・・・今の現状ですと、水を止めることができません。」
ハイ、
こうしてできあがったのがこちらでございます。

水の止まらない蛇口
なんて恐ろしい・・・
その後、話し合いの末にもげたレバーは戻してもらったんですけど、
ぶっちゃけ、レバーは飾りですし、
なんならこの水道自体が飾り。

なぜなら、
カートリッジが折れている=レバーをくっつけることは不可能となり、レバーは置いただけ。
もちろん、置いただけなので、ちょっとした衝撃でもげますし、
レバーがもげた場合は、水がとめどなく流れ続けるという異常事態に陥ります。
なので、大元の水栓(これ↓配管のとこにある三角のやつ)を止めてあります。

ハイ、名実ともに使用禁止でございました。
こうして私は大殺界の恐ろしさを再び痛感するのですが、
幸いなのは水道屋さんがめちゃくちゃいい人だったこと。
何度も何度も謝りながらカートリッジの発注をかけてくれ、
さらにその部品をわざわざ取りに走ってくれたらしく、
数日後に三度目の修理と相成りました。

ありがとうございます。
三度目の正直にて、
水道復活!

傷なーし!
水漏れなーし!
動きよーし!
こうして我が家の水道は、
一度目の修理でホースを交換し、二度目の修理でレバーとカバーを交換し、
三度目の修理でカートリッジ(これは中にあるので見えず)を交換しているので、
蛇口本体以外は新品。

水道屋さん「もう10年は使えますよ!」
5月17日に水漏れを起こしてから3週間ーーー
ようやく水道が復活しました。

それにしても、
ほんのちょっと水漏れをおこしただけなのに、
蛇口は取れねえ&道路工事&レバーは傷だらけ&カートリッジはもげ・・・と大変な騒動になり、
ようやく水が使えるようになったと思ったら、
今度は忘れ去られた事故でもめにもめてもめてもめ、
よくぞこんなに不運を持ってきたなってくらい不運が続くのに、
不運に終わりが見えない。
大殺界の恐ろしさを嫌というほど痛感すると共に、
「どうか不運を止めてくれ」と願わずにはいられない今日この頃です。
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
ちなみに、最初の修理で蛇口が外れなかったのも、二度目の修理でカートリッジが折れたのも、
すべては「固着」が原因らしく、
通常であれば蛇口は数十秒で取れるし、レバーはものの数秒ではずれるそうです。
水道屋さんが「この道20年、こんなのはじめてです・・・」と嘆いていたので、
よほど運の悪いパターンだったようです。さすが大殺界。
あと、修理代に関してはどこまでが我が家でどこからが水道屋さんになるのか、一切話してないです(なんか聞きにくくて・・・(´;ω;`)ブワッ)
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