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(本編とは何ら関係のないうちのお姫様、タマ)




久々に長編ものを書き、

ものすごい達成感と共に、当分日記はいいかな。と思っていた本日、6月7日。 





今日は、さぶろー山が久々の連休ということもあり、

大好きで大迷惑な釣りに行くべく、

それはもう、先週末からはりきって、いそいそウハウハと、準備をしていた。





さぶろー山「オレ、ヴィトン買ってやったしな。今度はお前の番だな。」





さぶろー山「欲しい竿があるんだ。」





さぶろー山「火曜日は一緒に本間釣具店(←行きつけの釣具屋)に行こうな!」





買ってもらったとは言え、

1円も払っていないこの状況で(お支払いは8月)、

何万もする竿をねだるのはどうかと思うけれど、

仕方がない。

あたしは愛しているのだ。






(ヴィトンを)








あたし「じゃあ、午前中は寝たいから、午後から本間釣具店ね。」



 

言い換えれば、

「釣竿買ってやるから、午前中いっぱい寝かせてくれ。」

と、そういうワケなのだけれど、

釣りは夕方から。

時間もたっぷりある。

午後からでも竿は欲しい。





さぶろー山「じゃあ、午後からで!」





と、約束を交わし、

気持ちよく朝寝を堪能していた午前9時。





さぶろー山「なんか・・・具合悪いみたい。」





わざわざ寝ているあたしを起こし、わざわざ具合悪い報告をしてくれたさぶろー山。 





さぶろー山、38歳。

前髪薄め、腹筋は6段割れ(横に)のいい大人。

保険証だって持っているし、

具合が悪かったらどうすればいいのかくらい、分かる歳。





あたし「・・・・・風邪じゃないの・・・・・?」(←不機嫌)





さぶろー山「んー・・・でも、なんか熱があるっていうか、体が痛いっていうか・・・」





熱があって、節々が痛いのなら、

頼るべきものはあたしではない。





あたし「じゃ、医者。」(←不機嫌)





さぶろー山「んー・・・でも、医者に行くほどではないっていうか・・・」





それならなおさらのこと。








あたし「寝れば?」(←不機嫌)








そう。

医者に行くほどではなく、でも具合が悪いのなら、寝ればイイ。





さぶろー山「うーん・・・でも、なんか違うっていうか・・・眠くないっていうか・・・」









あたし「黙って寝ろ。」(←不機嫌)








と、あたしはさぶろー山を布団に押し込み、

再び深い眠りについた。(←上機嫌)










それから2時間ばかり経過した頃だろうか。





さぶろー山「おかめ・・・!おかめ・・・!ちょっと起きて・・・!」





と、再びあたしを起こすさぶろー山。





あたし「・・・・・なに?・・・・・」(←不機嫌)





さぶろー山「ふっ・・・震えが止まらない・・・!」





あたし「は?」(←不機嫌)










さぶろー山「震えが止まらないいいいいいいいいいーー!!!!!」










眠い目をこすり、さぶろー山を見ると、

ガクブルガクブルと全身を震わせたさぶろー山がいた。





あたし「なにしてんの、あんた。」





さぶろー山「ふっ・・・震えが・・・震えがっ・・・!」





確かに、震えてはいる。

ガクブルガクブルしてもいる。





あたし「なにそれ、演技?」





しかし、演技にしてはいささかオーバーというか、

ちょっとやりすぎ感、ある。





あたし「演技するならもうちょっとうまくやりなよ。」





これが本番だったら、監督の声が響くに違いない。

「カーット!」





さぶろー山「違う違う・・・本当に震えが止まらない・・・!見て・・・!ちゃんとオレを見て・・・!」





あたし「ハイ。」





見ろと言われれば、仕方ない。

言われたとーり、オレを見る。





さぶろー山「ガクブルガクブル」





震えています。





さぶろー山「ガクブルガクブルガクブル」





ええ、震えています。





さぶろー山「ガクブルガクブルガクブルガクブル」





ええ、ええ、大変震えています。






あたし「どうする?アカデミー賞とかでてみる?」





さぶろー山「ガクブルガクブルガクブルガクブルガクブル」





返事はまったくないけれど、

震えはどんどん本格的になり、

なんなら、主演男優賞くらい受賞できそうな勢い。





さぶろー山「ガクブルガクブルガクブルガクブルガクブルガクブル・・・!」





多分、電動ハブラシだってここまで震えないと思う。











さぶろー山「しっ・・・死ぬウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーー!!!!!!」










とりあえず、車にさぶろー山を詰め込み、

医者に送り込んだ。(←今ココ)







ご清聴ありがとうございます。

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今、点滴中らしいんですが、大丈夫かな。と。

個人的には、「イ」から始まるアレじゃないかな。と。










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