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大人のお子様ランチ（海老フライ・ハンバーグ・オムライス・キャロットラペ・たこさんウインナー）
厚切りスモークサーモン
生ハムのサラダ巻き
焼き野菜
ミニトマトのカプレーゼ風
コーンスープ
ガトーショコラ
お酒いろいろ
先月、無事に成人式を迎えた一番娘。
はじめての振袖がよほど嬉しかったのか、
長い袖を広げてくるくる回り、終始緩んだ口元をみせてくれた。
その様子は親としてとても嬉しかったし、
本当によかったな。と思えたけれど、
特に「大人になったな～」と思うワケでもなく、
TVドラマにありがちな感動からの涙ホロリもなかった。
どちらかと言えば「間に合ったことに対してホッとした」というのが素直なところで、
これに関してはマジでホッとしました。
ホントよかったよね、間に合って！（その節は皆々様にも大変お世話になりましてありがとうございました。ぺこりぺこり）
とは言え、一番娘は早生まれなので、成人式を迎えても19歳。
いくら振袖を纏い、成人を装っても、まだまだお子様。
お酒がのめるワケでもないし、何をするにも親の承諾が必要で、
生活は何も変わらない。
なので、さして大人になった気もせず＆感動もなかったのだけど、
まぁ、こんなものか、と適当に納得し、
きっと何かを感じるならお誕生日だろう、と。
実際に二十歳を迎え、大人になった時だろう、と思ってた。
それから1ケ月間、いろんなことを想像した。
一番娘が20歳を迎えた時、私は何を思うのか。
大人の仲間入りをする一番娘をみて、嬉しいのか寂しいのか。
大人になったな～としみじみ思うのか、
それともくすぐったい気分になるのか。
嬉しさが先なのか、寂しさが先なのか、それともただただ感動なのか。
さぶろー山としみじみ「私たちの子が大人にねえ」とか「まさかの二十歳とかねえ」とか語ってしんみりするのか。
もしくは「ヒャッハー！私の生んだ子がついに成人だぜー！」「イエーイ！」ぐらいのテンションになるのか。
1ケ月間、いろんな想像をしてきたけれど、
実際、15日は泣いてました。
オリンピック観て泣いてました。
特にパシュート、涙どっばどば！
あ、ただですね、
誕生日を迎える1週間くらい前に年金のご案内が届いてて、
それを見た時「ああ、大人になったんだな」って初めて思って泡吹きましたね。
え、これ、誰が払うん・・・？
そんなこんなではございますが、
おめでとう二十歳！
これで大人の仲間入りーーーー！とのことで、
嬉々と準備したお飲み物（主にお酒）。
ひな「わぁ・・・！お酒があるーーー！」
私「なにせ今日から大人だからね！どうする？どれにする？」
ひな「えーー！どうしよう。どれにしようかな。どれが美味しい？おすすめはなに？？」
生まれて初めて口にするお酒をどれにするか、
華やかな泡？それともリキュール？
リキュールならなにで割ろうか。
オレンジ？桃？オレンジジュースのほうが飲みやすい？
でも、せっかくだし食べる前に乾杯したいよね！
などなど、
乾杯に向けて一番娘とワイワイきゃいきゃいお酒選びはなかなか楽しい。
ひな「うーん・・・迷うけど最初はリキュールにしようかな。リキュールをオレンジジュースで割る！」
迷った末に選んだのはリキュール。
ライチリキュールをつぶつぶオレンジジュースで割りたいそうな。
私「うんうんいいね！じゃあ私も同じものを・・・と言いたいところだけど、今日はお酒が飲めないので（←まっこと残念なことに痛み止め服用中）私はジュースにしようかな。さぶろー山はどうする？ワイン？泡？？」
さぶろー山「あ、ごめん、食べてた。」
まさかの、
フ ラ イ ン グ
記念だから乾杯したいつってんのに、
お食事前に乾杯したいつってんのに、
一足先のオムライス。
完全なるフライング食い。
さすがの私もこれにはちょっとイラっとして、
私「いや、お食事前に乾杯するって言ってるでしょうが。」
とね、言ってやったんです。
でも、そしたら、返された言葉が「いや、なんか見てたらすっごい美味しそうで。オムライスが早く食べてって言ってて。気づいたら手が動いて口が動いてて、なんか食べてた。」という大変頓珍漢なもので、
思わず、
私「なんであんたは人の話を聞いて」
と言ったところで私はふと、気づいたんですよね。
さぶろー山がフライング食いしてるってことは、
当然こいつもーーー
おかん「わっ・・・私は食べてない。食べてない。まだ食べてはいない！」
おかん「ちょっとスープ飲んだけど・・・」
私は「はーーーーーーーーーーー」と大きなため息をつき、
一番娘は笑った。
ひな「あはは！この自分勝手さ、めっちゃ我が家らしい！勝手に食べ始める父、待てないばあば、ちゃんと記念に残ることを考えてくれる母！すっごく我が家らしくて嬉しい！一生思い出に残りそうな乾杯をありがとう。」
こんなことを私が言うのもアレですが、
いい子過ぎやしませんか。
ひなちゃんは二十歳になっても良い子！
良い子なひなちゃんにかんぱーーーーい！
ちなみに、栄えある乾杯グラスは、私が一年かけて選んだとっておき！
SGHRのシャンパングラス！
というのも、実は我が家、皿は売るほど持ってるのに、グラスに関してはロクなものがなかったんですね。
まぁ、理由は簡単、「子供は割る」。
そう、子供は割るんですよね。
グラスを割る。
それも、いいグラスほど華麗に割ってくれる。
なので、マジでグラスがなく、
皿にとグラスの不釣り合いさが珍妙だったのだけれど、
一番娘も二十歳。
大人の仲間入りを果たしたワケです。
グラスを割ることもそうないだろうし、
グラスを使う機会もきっと増えるはず。
一緒にお酒がのめるようになるのは私もすっごく楽しみだったし、
せっかくの二十歳の誕生日。
記念に残るようなグラスを、と思って、
1年かけてグラスを選び、
清水の舞台から飛び降りる気持ちで新調したSGHR。
を！
この3秒後に倒すんですよね。
そんで欠けるんですよね。
1年かけて選んだ自慢のグラス、
わずか1回で終了。
ひな「ごっ・・・ごめんね、ごめんね。このグラス高かった？ひょっとしてお誕生日のために買った記念のグラスだったとか言う？？」
私「ううん、気にしないで。そこらの100均で買ったグラスだからホント気にしないで・・・」
と言った私の目からは涙が溢れてたというーーー
（いや、これは涙も溢れますて）
とね、乾杯の時点でいろいろありすぎて、
いろんな涙が溢れましたが、
メインの料理はお子様ランチでございました。
一番娘の大好きなものを盛り合わせた大人のお子様ランチプレート。
お子様ランチを作る時、私的に絶対に入れたいな、と思ったのがオムライス。
なぜならオムライスは一番娘の大好物。
ただ、小さなオムライスを一気に4つ作るのはいささか難しく、
どうしようか迷った末、こんな形に。
あらやだ、かわE～！
ちなみにこのオムライスを作った経緯なんですが、
うちの馬鹿さぶろー山はよくご迷惑な男の料理をしてまして、
中でもめっちゃご迷惑なのが、マグカップで卵をといて、そのままチンってしたオムレツのなんか変なやつ。
まぁ、食べるのは彼なんで味はどうでもいいんですけど、
実際マグカップで卵をチンってされると、マグカップの中に卵がへばりついて、
洗いにくいことこの上なし。
スポンジでちょっとやそっとこすったくらいではビクともせず、ムカつくことこの上なし。
私的にマジで勘弁してほしいご迷惑料理なんですけど、
オムライスをどうしようか迷ってる時、ふと、マグカップにラップを敷いて卵をチンしてそのまま包んだら・・・？
カップも汚れず、茶巾風になってかわいくない？
いや、絶対かわいいでしょ！！！
ってことに気づきまして、
さすが私、天才か！つってめっちゃウハウハで作ったら、
すでに存在してたようです。
まん丸オムライスっていうそうな。
すでに天才、おった。
あと、一番娘の大好きなハンバーグも忘れずに。
さらに、お子様ランチに外せない海老フライは、
上手に挙げすぎて食品サンプルのような仕上がり。
私、天才か。
おかん「いや、実際見かけだけじゃない。めっちゃ海老プリ！めっちゃ美味いーーーー！」
さすが私、火の通し具合もばっちり！
オムライス、ハンバーグ、海老フライ・・・とこってりがっつりが続いたので、
さっぱり食べれるサラダも。
サラダは定番のキャロットラペ。
基本のキャロットラペのレシピはここ↓
今回は、ここに焦げる寸前まで焼いたナッツを砕いて入れてます（ナッツは焦げる寸前までローストするとめっちゃ香ばしくて美味。なんなら端っこがちょっと黒く焦げたくらいまでローストすると風味がよくて美味しいよ）。
中身はお子様向けメニューでも、
大人っぽく盛りつければ、
あら、かわいい！
見て見て、
かわいい！（自己満足）
ちなみに、お子様ランチの象徴でもある国旗は、各自好きなものをセレクト。
ひな「私はフランス♡」（←理由：かわいいから）
私「私は日本♡」
さぶろー山「へー・・・お前は絶対アメリカにすると思ってた。大好きじゃん、星条旗。」
確かに私、星条旗大好き。
星条旗デザインのスニーカーもセーターもスカートも持ってるくらい星条旗大好き。
ついでに国家もアメリカの国家が一番好きで、
聞くたびに「いいな～うらやまし～！！！」って思うけど、
ただ！
私「今、オリンピック中なの。」
そう、全身全霊で日本を応援しないと！
お子様ランチの旗ですら日本で染めたい！
さぶろー山「完全にオリンピック狂いだな。」
この言葉、オリンピック期間に80回くらい言われたけど、
実際、記録にも記憶にも残るオリンピックだったよね！
で、話を戻して、
スープはひなちゃんと言えば！な、アレ。
ひな「やったーーーー！コーンスープ大好きーーーー！」
「ひなちゃんと言えばコーンスープ」
何度書いたか分からない言葉ですが、
今も変わらず大好き。
あと、うちの子は密かに芋も大好きで、
我が家では「ひなちゃんと言えば芋」とも囁かれてたりします。
なので、大好きなじゃがいもは人参と共にオリーブオイルを回しかけ、
オーブンでじーーーーっくり焼き上げ。
1時間近く焼くので、時間はかかるけど、
野菜の甘味と旨味が増し、どんな子でも芋と人参が好きになる一品、いえ、逸品！
そして、ひなちゃんと言えばこれも大好きアイテム。
ひな「わーーーーー！好き好き！めっちゃ好きイイイイイイイイイ！」
あと、スモークサーモンも密かに大好きなの、母さんは知っている。
ひな「わ！スモークサーモンがめっちゃ分厚いーーーー！なにこれ！こんなに分厚いスモークサーモンあるんだ・・・！」
そうなんですよ、そうなんですよ。
スモークサーモンってペラッペラのはどこにでも売ってるけど、
分厚いのはなかなか売ってなくて、
でも分厚いのを食べさせてあげたくて、
めっちゃくちゃ探してようやく見つけたんです。
ふるさと納税で！
冷凍×ブロックで、好きな時に好きな厚さで食べれる。
まさに私が探し求めてたヤツ！
いやーーー、これはいいのを見つけたわ。
12,000円のふるさと納税でスモークサーモン6個1kg相当。
食べ応えもあるし、スモークサーモン自体もめちゃくちゃ美味しくて、
これはホントよかった。
ブロックタイプのスモークサーモンを探してる方、これ、おすすめ。
そして、最近一番娘がハマり中の生ハムサラダ巻きも。
ひな「うわーーーー！これも大好き！めっちゃ大好き！さすが母上は私のことよく分かってるねえ。」
私「当たり前じゃない！だってこの2年間・・・
誰より一緒にいるもの。」
そうなんですよ、そうなんです。
コから始まり、間のロを入れ、最後をナで締めくくるクソ野郎が上陸してからというもの、
私→ほぼ自宅仕事、一番娘→ほぼオンライン。
本来なら友達と過ごす時間も家で過ごすハメになり、
おかげで母娘の時間が増えて増えて！
多分、こんなに一緒にいるのは2歳以来。
でも、どちらもいい具合の大人なので、
特に喧嘩をすることもなく、
時には茶を飲み、
時にはガールズトークを楽しみ、
程よくお互いを知れるいい機会になってたりします。
まさかこの歳になっても一緒に買い物に行って、一緒にお誕生日が祝えるとは思いもしませんでしたが、
コロナがくれた唯一の功名。
ありがた～く受け取っておきます。
そんなことを思いつつ焼いたガトーショコラ。
バースデーケーキはガトーショコラがよいとのことで、
めっちゃ美味しいの、焼かせていただきました。
めっちゃ美味しいの↓
今回は薄力粉25gのケーキタイプで。
どっしり濃厚なチョコレートなチョコレートの風味にふんわりした軽さが光るガトーショコラは、
たっぷりの生クリームと山盛りのいちごで彩り、
今年もこぼれいちごスタイル。
ひな「はーーーー、これこれ、この味！私はどこのガトーショコラよりこれが好き！」（←かわいい）
一番娘の二十歳を祝って、
SGHRが欠けて泣いて、
たっぷり食べて飲んで、
鬼のような洗い物に精を燃やし、
宴もたけなわとなる頃、
一番娘「できれば一人で読んでね。内容はみんなに内緒だよ。」
と、少し照れながら渡してくれたお手紙。
もちろんお手紙は一人一通ずつあって、
私には私宛の内容、さぶろー山にはさぶろー山宛ての内容、おかんにはおかん宛ての内容。
私宛のお手紙には、生んでもらったこと、育ててもらったことへの感謝、
それと共に自分が今どれだけ幸せかが綴られてて、
SGHRとは違った涙が溢れました。
私自身、さして自慢できるようなことはないけれど、
子供の優しさと良い子さだけは世界中に自慢したい。
うちの一番娘は本当に優しい！
本当に良い子！
そして、お祝いのお言葉もいろいろといただきましてありがとうございます。
会ったこともなければ見たこともないのに、
親戚のように思ってくださったり、
我が子のようにかわいがっていただけて、
本当に嬉しく思います。
ブログを始めた頃はまだ小学生で、
宿題はやらないのがデフォルト。
ランドセルは忘れるし、彫刻刀は失くすし、体操着は落とすし、
もう、いろいろと問題がありすぎて、
ちゃんと大人になれるか不安すぎた一番娘ですが、
無事大人になれました。
ついに成人です！
ご清聴ありがとうございます。
おめでとう！のお気持ちはこちらをぽちぽちぽちっと。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
お誕生日以来、毎日ちょっとずつお酒を飲む練習をしてます（←かわいい）
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