海鮮しゃぶしゃぶ
越後姫
チョコレートプリン
我が家は、
14日が私の誕生日、15日が一番娘の誕生日、そして19日がさぶろー山の誕生日と、
微妙に並んでまして、
5日の間にハッピーバースデー3回。
そしてその界隈は「お誕生日週間」と呼ばれ、
飲めや歌えや食えや食えやの宴が開催されるのですが、
今年の一発目は!
海鮮しゃぶしゃぶ~!
なんで海鮮しゃぶしゃぶにしたかと言うと、
お体が限界だったから。
いやー、私もね、
子供の頃から健康優良児と言われ、健康だけが自慢のおかめでしたけども、
さすがに27(しれっと)ともなると、体にガタがきまして。
それだけでも「嗚呼」って感じなのに、
困ったことに痛みの野郎は気を使うことを知らず、
こちらに用事があろうが誕生日であろうがおかまいなし。
あいつらの礼儀知らずさパネエ!
よそ様のお宅にお邪魔するなら、最低でも「いつからいつまで」「誰が」「どのように」滞在するのか、相手にお伺いをたてるべきだと思うし、
そもそも迎え入れてほしいなら、手土産のひとつくらい持ってこい。
私にはハーゲンダッツを持ってこい。
ってね、ワリと本気で思うんですよね。
千疋屋も持ってこい。
でも、なんにせよ無理は禁物というか、
無理できるほどの体力がなかったので、
今年の誕生日は、お身体に負担がかからず、自分が食べたいものを。
まず、冷凍庫にあったとっておきの蟹を解凍。
お皿に並べたら結構なボリュームでウハウハ。これで蟹1kg分!
ついでに、冷凍庫にあった赤海老も解凍。
赤海老は私がめっちゃ好きなヤツ。よく寿司ネタにしてる海老です。
牡蠣はスーパーで仕入れた地物。
今が旬!な佐渡の牡蠣。今年の牡蠣は出来がいいらしい~!
あとは、いつものお野菜をたっぷり並べて。
野菜はいつものメンバー。もやし、水菜、人参、長ネギ、油揚げの5人衆。
しゃぶしゃぶのお出汁はいつもより濃いめの昆布出汁。
せっかくの誕生日なんで、昆布はいつもの倍。贅沢~!
と、材料を並べるだけ並べたら、
お出汁を煮たて、
蟹をしゃぶしゃぶっと。
さぶろー山「蟹あっまーーーー蟹うっまーーーーーーー!」
さぶろー山「いつも食べてる蟹より若干塩気が強めだけど、味がしっかりしてて、身もぎっしり詰まってて美味いな!この蟹、美味いな!」
さぶろー山絶賛の蟹は、楽天SSでGETした限定品。
蟹1kg+ローストビーフがついて5000円ちょっとという破格のお品。
とんでもない破格だったけど、元々がギフト用のお品物なので、蟹の品質はお墨付き。
さぶろー山「お!しかも今日は海老もあるのか!海老もうまそうだな!」
と、海老を鍋に突っ込み、軽く湯あみ。
そのままスッと引き上げれば、
さぶろー山「海老、うっまーーーーー!」
さぶろー山「蟹も美味かったけど、海老、ヤバイ。もろめちゃ甘くて、ほんのりプリっとした食感もよくて、びっくり美味い。海老ヤバイ。海老が美味い。マジで美味い!」
さぶろー山絶賛の海老↓
さぶろー山「この海老やば!俺、今日はもう海老だけでいいくらいこの海老が美味い。」
私「それはよかったよ。すごーくよかったと思うんだけどちょっと聞いてくれる?」
さぶろー山「うん?」
私「私ね、今日お誕生日なの。でも、痛くて手が伸ばせないの。だからしゃぶしゃぶも当然食べれてないの。なのに隣で”うまいうまい”って食べてる人がいて若干イラっとしてるんだけど、それについてどう思う?」
さぶろー山「ああ!(´⊙ω⊙`)」
さぶろー山「それはそれは気づきませんで。今すぐおとりしますよお嬢様!今日は僕が手となり足となりすべてお作りいたしますよお嬢様!」
私「そうね、気づいてくれればそれでいいんだよ。私、こう見えても心が広いから。具は海老と蟹ね。執事、よろしく。」
執事「ははーっ!」
で、執事に蟹と海老をしゃぶしゃぶしてもらって、
ついでに野菜も入れてポン酢もかけてもらって、
パクっと食べたら海老も蟹も甘くて美味しくて、
私「めっちゃおいしーーーーーーい!」
思わず目尻が下がる美味しさよ。
執事「いかがですかお嬢様。美味しいですかお嬢様。」
私「うん、なかなかですね。悪くないよ。悪くない。」
執事「それはよろしゅうございましたねお嬢様。お次はいかがなさいますかお嬢様。」
私「次も海老と蟹と野菜をポン酢で食べたい。野菜はネギ多めで。」
執事「ははーっ!」
私「あと、蟹の肩肉があるから、早めに鍋に入れてくれる?そうすると出汁がでるから。」
執事「ははーっ!肩肉もお入れするんですね。」
私「そうそう、肩肉がいくつか入ってるから全部入れて。」
執事「ははーっ!」
私「で、肩肉は程よく火を通して出汁がでたら、身をほじるのも忘れないで。最後に使うから。」
執事「え、肩肉、ほじるの・・・?!」
私「うん、だって最後に使うもん。綺麗に全部ほじってね。」
執事「え、ちょっと待って。この肩肉6個とか8個とか入ってるよ・・・?」
私「うん、6個でも8個でも。あるだけ全部ほじって。」
執事のくせに「え、なんで俺が?」と言いたそうな顔をしてましたが、
大丈夫。私がいつもやってること。
蟹の身をほじってほじってほじってる間に蟹がなくなって「嗚呼」ってなるのもいつものこと。
私「大丈夫。私だってできるもの、さぶろー山だってできるよ。あ、痛い痛い。急に痛みが・・・。」
執事「え、ずる・・・!」
私「あー、ほらほら、肩肉が呼んでるよ!早く早く引き上げて!あと私、牡蠣食べたい。」
で、執事は肩肉をほじりつつ、牡蠣をしゃぶしゃぶ。
忙しそうですね。めっちゃ忙しそう。
でも、ごめん。
そこに輪をかけさせていただきます。
私「牡蠣と一緒に蟹も食べたい。野菜も食べたい。味付けはポン酢で!」
執事「随分人使いの粗いお嬢様でございますな、オイ。」
私「ちょっと、聞こえてるよ!」
執事「あー、はいはい。空耳ですよ、お嬢様。」
私「どうせならお嬢様じゃなく女王様って呼んで。」
執事「女 王 様」
夫を顎で使って食べる牡蠣は控え目に言っても最高です。
そして私は、
「はー、うま。」と、感嘆しながらしゃぶしゃぶを堪能しつつ大根の柚子漬けをつまんで、
さぶろー山はひたすら蟹の身をほぐして、
私「じゃ、そろそろ〆に入るから。みんな、〆の準備してー!」
ひな「ハーイ!」
で、ご飯を入れて軽く煮立て、
おかん「卵はぐるぐるぐる~っと回しかければいいのね、うん、回しかけね、回しかけ・・・」
卵を無事に回しかけ、
最後のトリを務めるのは!
私「ほら、執事!腕の見せ所だぞ!」
執事「俺の肩肉を見ろオオオオオオオオオオオオオ!」
執事が30分間無心にほじった肩肉、たっぷり×たっぷり。
立ち上がることもなく、手を汚すこともなく、
ひたすら執事にお給仕してもらったしゃぶしゃぶ&雑炊。
めーーーーーっちゃくちゃ美味しかったです!るんるん!
そんなしゃぶしゃぶを楽しみつつ、〆のデザート①は越後姫。
朝もぎの大きな大きな越後姫!
日持ちしないがゆえに県外出荷はあんまりしてないんだけど、
そのまま食べるなら越後姫ほど美味しいいちごはないと思う。
めっちゃくちゃ甘くてみずみずしいいちごだよ!
デザート②はチョコレートプリン。
プリンは作ってすぐより2~3日寝かせたほうが美味しいので、
前もって作ってあったんだけど、
マジで作っておいてよかった~。
ちなみに、チョコレートプリンは、
ビターチョコにココアパウダーも練り込んだ超濃厚チョコレート味。
そこにガナッシュクリームまでのせたもんだから、
もう、チョコレート以上にチョコレート。
むせるほどのチョコレート感!
っていうプリンが、おかんに大ウケしまして。
おかん「私の誕生日にはこれを3つくらい食べたい。何もいらないからこのプリンを3つ食べさせてほしい。もう、めっちゃ美味しい。人生で一番美味しいプリンに出会った気すらする。いや、間違いなく現時点で一番美味しい!このプリンは美味しい!」
と、今まで見たことがないようなスピードでプリンを平らげ、
おかん「もっと食べたい!」
ごめん、もうない。
さらにプリンはさぶろー山にも大ウケで、
さぶろー山「俺もこのプリンめっちゃ好き。このもろめちゃ濃いチョコレート感がまずたまらん。まるでテリーヌみたいな濃さなのに、しっかりプリンのぷるぷる感もあって、そこもまたたまらん。俺も好き。このプリンめっちゃ好き。もうたまらん好き!」
と、爆速でプリンを胃袋に収め、
さぶろー山「おかわり!」
ごめん、もうない。
そして一番娘は、そんな2人を眺めつつ、
ゆーーーーーーっくり味わって食べるというマイペースっぷりを発揮。
一番娘のプリンをうらやましそうにみつめるおかんとさぶろー山とか、
それを気にせずマイペースに食べ続ける一番娘とか、
なんとも我が家らしい光景でございました。
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。27歳という名の43歳ですが今年もよしなに。
ブログを書き始めた頃はまだ30歳そこそこだったのに、
いつの間にか43歳になってたことにもびっくりですが、
何より30歳そこそこの頃となんも変わらない自分(主に脳みそが)にもびっくりです。
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