恵方巻(今年はヒレカツ巻きとスモークサーモン巻き)
お刺身いろいろ
ししゃも
がんもとたけのこの煮物
大根の柚子漬けと茗荷の甘酢漬け
落花生
わかめと麩の味噌汁
みかんのコンポートといちご
うちのおかんは、仕事から帰ると、
何はともあれおやつを食べ、さらに茶をすすって、TVを観て、そして一息つくのだけど、
そんな一息タイム中に「ねえ、みずのみきって知ってる?」と話しかけられた。
「みずのみき?」と返すと、「みずのみき。」と肯定されたので、
ああ、自動給水機のことか、と思い、
「今、人気らしいよね~。」と答えると、
おかんが「へー、人気なんだー。」と返してきたので、
「うん、結構人気らしいよ。」返しておいた。
まぁ、実際、私も使ったことはないのだけど、
今時の自動給水機は、いろんなタイプがあって、
サイズもいろいろ、性能もいろいろ。
結構使ってるおうちも多いし、
私も機会があれば欲しいなーと思ってる。
タマが究極のビビリじゃなくて、
自動給水機の音にもびっくりしなくて、
ちゃんと飲んでくれるなら今すぐ欲しい。
そんなことを思っていると、
「・・・じゃあ、水飲み器が結婚したの、知ってる?」と言われ、
どびっくりである。
私「水飲み器が?!?!?!結婚?!?!?!?!」
一瞬、そんなバカな。アホな。と思ったものの、
彼女の趣味はワイドショー。
目覚めたその瞬間からワイドショーを観て、勤務中もワイドショー、帰宅後もワイドショー、
さすがに寝る前はワイドショーがないので観れないけども、
ワイドショーがある限りワイドショーを観続ける大のワイドショーマニア。
我が家イチの情報通である。
きっと、どこぞの自動給水機メーカーがバレンタインのキャンペーンで「結婚」を使い、
それをワイドショーが取り上げる→おかんが観る→帰って自慢げに話す。の流れだな、ということに気づき、
私「まぁ・・・・今の時代、なんでもありだからねえ・・・」
と返した。
実際、水飲み器に性別までつけて結婚とは、
なかなか攻めたキャンペーンだと思うけども。
するとおかんが、
「じゃあ、ついでに水飲み器に子供が生まれたのも知ってる?」
と言い始め、こちらもまたどびっくり。
私「水飲み器に?!?!?!子供?!?!?!?!」
しかし、よくよく考えてみればそれもあり。
水飲み器に性別をつけて結婚とか言うくらいなら、
子供が生まれてもおかしくないし、
ホンっト攻めたキャンペーンだな、とは思うけども、
マジでなんでもアリなのだろう。
私「まぁ・・・子供とか全然知らなかったけど・・・かわいいかも・・・ね・・・」
通常、子供らしさを表現する時は、目の大きさや顔の丸さなどで表現すると言う。
がしかし、それはイラストだからこそできる技であり、
イラスト以外、それも水飲み器のような機械で子供らしさを表現するとすれば、
サイズ感しかない。
水飲み器の子供ってことは、きっとミニサイズだし、
通常の水飲み器の半分程度の大きさなはず。
まぁ、水飲み器が小さかったらそれはそれでかわいいし、
需要もあると思うんです。
たとえば、普段は使ってる水飲み器が通常サイズでも、
ゲージに入れておくならミニサイズのほうがいいだろうし、
旅行に行く時も重宝すると思うんです。
犬猫だけではなく、小鳥やハムスター用にもきっといいだろうし、
狭い通路でも邪魔にならない等々、
なにかと需要があるはず。
となれば、
水飲み器のキャンペーンは「バレンタイン」ではなく、
新サイズ発表のキャンペーンか!
なるほど、確かにこの時期に発表するってことは、春先に向けた発売を想定してのもの。
なんとなーく「出産」は春のイメージがあるし、
それと掛け合わせたの新サイズ発表キャンペーンで、
そのお披露目に「結婚」「子供」を使ったってことか。
なるほどなるほど、そう考えれば納得である。
と、一人で納得する私の隣でおかんはしゃべり続ける。
おかん「水飲み器の子供も大きくなったみたいでね、」
私「え、大きく?!」
おかん「今、幼稚園に行ってるみたいなんだけどさ。」
私「え、幼稚園?!?!?!」
おかん「幼稚園でお父さんの仕事を聞かれたみたいでさ。」
私「え、仕事?!?!?!?!」
おかん「おさむらいさんって答えちゃったらしいよ~。」
私「おさむらいさん?!?!?!?!?!?!?!」
水飲み器が結婚して、子供が生まれて、
うん、ここまではいい。
でも、
子供が大きくなって?
幼稚園で?
お父さんには仕事があって?
それがおさむらいさんとくれば、だいぶ奇抜すぎやしないだろうか。
私的に、水飲み器の仕事は水飲み器で、それはとても立派なお仕事だと思うんです。
なんならその仕事に誇りをもってほしい。
でも、水飲み器がおさむらいさんになるならと転職は免れないし、
メーカーのキャンペーンにしてはちょっとファンタジーな気もする。
いやでも、子供相手の商売で、水飲み器だって望めばお侍さんにもなれる的な、
みんな夢を持とう!諦めずに頑張ろう!的な、
そういうキャンペーンならアリな気がしないこともないけど、
いやでもやっぱり、水飲み器がある日突然おさむらいさんになる夢なんか持ったらちょっとおかしくない?
どういうキャンペーンなの?
キャンペーンの趣旨はなんなの?
私「・・・みんなはそれでいいの?」
おかん「かわいいじゃない。」
私「いや・・・多分かわいいのはかわいいと思うけども・・・」
おかん「おさむらいさんがお父さんだよ?」
私「まぁ、お父さんかもしれないけど、水飲み器は水飲み器でしかないっていうか・・・」
おかん「いや、水飲み器の仕事じゃなくお父さんの仕事ね。」
私「だから、水飲み器のお父さんでしょ?」
おかん「水飲み器のお父さんじゃなく、旦那さん!ご主人!それがおさむらいさん!」
と大声をあげるおかんを見て、
私は、初めて会話がかみ合っていないことに気づいた。
私「・・・あの、おかんは一体何の話してるのかな・・・?」
おかん「みずのみきだよ。」
私「水飲み器でしょ?」
おかん「みずのみきだってば。」
私「みずのみきって水飲み器だよね?」
おかん「そうだってば、女優の話だってば!」
と言われ、ようやく私もピンときた。
私「水野美紀ね!」
おかん「だからそう言ってるじゃん。あんたこそ何の話をしてんのよ。」
と、めっちゃ冷たくあしらわれ、
そして水飲み器ではなく、水野美紀だったワケだけども、
なぜここまでおかしな話になったかと言うと、
それはおかんのイントネーションである。
通常、「水野美紀」を発音する時は、
み⤵ず⤵の⤵
で、ちょっとあがって、
み⤵き⤵。
ドレミファソラシドで例えるなら、
ファ・ミ・レ・ファ・ミ。
しかしそれを会津弁に置き換えると、
み⤵ず⤵の⤵み⤵き⤵は、
み→ず→の→み→き→となり、
ドレミファソラシドで例えるなら、
ド・ド・ド・ド・ド。
オール平坦。
誰が聞いても、水飲み器である。
ちなみにこの後、「みずのみき」を標準語風に、
「ファ・ミ・レ・ファ・ミ」で言う練習もしてみましたが、
なんど練習しても「ド・ド・ド・ド・ド」。
水飲み器でした。
と、めっちゃどうでもいい話を前置きに、
昨日の晩ご飯は、恵方巻き。
今年の恵方巻きは、毎度お馴染みのヒレカツ巻きと、
ヒレカツ+たまごのヒレたま巻きと、
スモークサーモン+大葉+アボカド+きゅうり+たまごのアボカドサーモン巻きの3種類。
もちろん人気はこれ。
/ヒレカツ巻き\
ヒレカツ巻きは、毎年人気の恵方巻き。
特に端っこのとこカリッカリのとこが美味しく、みんなヒレカツ巻きが大好き。
特に一番娘が大のヒレカツ巻きファンで、
この一年、これを楽しみに生き、
晩ご飯前には軽い散歩でお腹すかせてた(←かわいい)。
ちなみに恵方巻は、毎年1人3本ずつ食べてたんですが、
一昨年、3本はさすがに多いことに気づき、
今年は2本半に。
1人2本半×4人分でご飯3合分。
みんな綺麗に平らげてたので、
これがちょうどよく食べきれる量っぽい。
来年の私へ。
白ご飯は3合、恵方巻きは1人2本半、忘れるな。
そんな恵方巻きは、恵方におかめんを掲げ、それを拝みながら頬張るのが我が家流スタイル。
もちろん今年もその予定だったんですが
今年の恵方におかめんを飾れるような場所がなく、
しょうがないので私がひと柱に。
さ、みんな拝みなさいと言わんばかりに立ってやりました。
さぁ拝め。そして奉れ。
恵方巻きの他は、毎年似たようなものを食べてて、
今年も例年のごとく・・・な献立となっております。
毎年恒例のししゃも↑もちろん今年もその予定だったんですが
今年の恵方におかめんを飾れるような場所がなく、
しょうがないので私がひと柱に。
さ、みんな拝みなさいと言わんばかりに立ってやりました。
さぁ拝め。そして奉れ。
恵方巻きの他は、毎年似たようなものを食べてて、
今年も例年のごとく・・・な献立となっております。
毎年恒例の煮物↓
今年の煮物はがんもとたけのこ。
もちろんたけのこは36筍!(←去年の春、夜な夜な瓶詰めしたアレ)
毎年恒例のお漬物↓
今年は大根の柚子漬けと茗荷の甘酢漬けで。
毎年恒例のお味噌汁↓
お味噌汁は毎年恒例っていうか、毎食恒例っていうか。
ちな、昨日の具はわかめと私の大好きな板麩。
そして、毎年恒例の豆。
豆はさしてこだわりがないので、
毎年落花生か大豆か、たまたま目についたほうを買うんですが、
ぶっちゃけあんまり人気なくない?
うち、めっちゃ人気ない。
「節分だから」って理由でみんな嫌々食べてるとこ、ある。
なので、今年もさして期待してなかったんですが、
ひな「・・・あれ・・・?今年の豆・・・いつもより美味しい・・・?ボリボリ」
を皮切りに、
おかん「えーーーー、だってこれ、いつもの落花生で・・・ボリボリ・・・え、美味しい?」
さぶろー山「いや、美味しいたって豆は豆で・・・ボリボリ・・・美味しい?」
そして巻き起こる豆フィーバー。
おかん「え、ちょっと!豆、もっとないの?」
ひな「私も豆のおかわりしたいー!」
さぶろー山「ボリボリボリボリ(←自分の豆をひたすら食べて)・・・ボリボリボリボリ(←私の豆に手をかけて)・・・ボリボリボリボリ・・・(豆泥棒)」
みんながものすごい勢いで豆を食べ始め、
豆に食らいつき、
豆泥棒が出現し、
空前の豆ブーム来たる。
おかん「なんなの?この落花生、どこの?どこで買ったの?」
私「楽天。これ↓」
おかん「なにこれ、めちゃくちゃ美味しいんですけど!!!」
と、みんながあまりにも絶賛するので私も食べてみたら、
確かに、美味しくて、ですね。
袋を開けた時に落花生の香りがして、殻を割る時にも落花生の香りがして、
その香りが猛烈にいいうえ、豆の味も濃い。
特に甘さが絶妙で、噛めば噛むほどに甘くて美味しい。
でも、バカみたいに甘いかっていうとそんなことはないんだけど、
ただ、気づくと食べたくなって、気づくと食べ続けちゃうそんな味。
すっごいクセになる味。
おかん「いや、この豆は美味しい。すっごいすっごい美味しい。今まで食べた豆の中でNo.1かもしれない。」
新しい品種の落花生らしく、
輸入ものに比べると若干小粒ですが、味の濃さは倍。
満足感は50倍。
さして人気のなかった豆に光が降り注ぎ、
みんな無心で食べてました。
美味しい落花生を探してる人がいたら、これ、おすすめ↓
おかげですっかり影が薄れたコンポート↓
いつものみかんのコンポートにいちごをプラス。
「いちご」という高級品をのせても豆の美味しさに勝てなかったらしい。
あと、本来恵方巻きになる予定だったけど、
ちょっと巻いたら見事本数に達し、
結果そのまま食べることになったお刺身たち。
これはさぶろー山が全部食べてました。
私の口には大葉一枚たりとも入っていない。
今年も家族全員の無病息災を願って、
腹いっぱいの恵方巻きを頬張った節分の夜。
今まで無病息災を願うのは「なんとなく」とか「節分と言えば無病息災だから」的な感じでしたが、
この歳になると心の底から無病息災を願うようになり、
むしろ、無病息災以外の願いがない。
どうかどうか、無病息災な日々が過ごせて、
来年も元気に恵方巻きが頬張れますように。
ご清聴ありがとうございます。
読んだよー。のしるしにこちらをぽちぽちぽちっと。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
無病息災、大事。大事。
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