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ステーキ
焼き野菜
サラダ





一年で最も食べ物が美味しい季節は秋だけれど、

一年で最も食べたくなるのは冬。



気温が下がれば自ずとカロリーを欲し、

気付けば口が動いてるし、

雪が積もった日にゃもう、





食わねば死ぬ。





ーーーそう、雪かきは意外に重労働。

冬こそカロリー、

冬こそお肉!
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さぶろー山「お肉ううううううううううううううううううう!」



実際、新潟市内はそこまで積もらないんですが(今年は50cmくらいかな)、

さぶろー山の勤務地は雪国。

市内とは比べ物にならないほどの雪に覆われ、

この時期の仕事=雪かき。

さらに今年は四十肩をも抱え、

全身疲労もいいところ。


さぶろー山「肉がないと!!死ぬ!!!死ぬ!!!!」


とのことで、

晩ご飯は。
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さぶろー山「ホットプレートステーキ!」



肝心要のお肉は喧嘩にならないよう、各自分配。
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配給はお一人様4切れですが、

それぞれお肉が異なりまして、

三重松良さんの松阪牛赤身(左下)、カタログギフトで貰った宮崎牛赤身(左上)、スーパーで買った前沢牛モモ(右下)、スーパーで買ったアンガス牛ロース(右上)。


松阪牛は三重松良さんのこれ↓

いずれも1人分50~60g程度に切ってあるので、

4切れで200gちょっとくらい。


さぶろー山「大丈夫?お肉、少なくない?こんなちょっとで足りるの??」


大丈夫、大丈夫。

君のとこだけ大きめにカットしてあるから300gくらいあるし、

そもそも君は昼に250gのステーキを食べ、

おやつに私秘蔵のしゃぶしゃぶ肉を食べている。

絶対足りないワケがない、お肉返して。


私「万が一足りなかったら野菜を食べなさい。」
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お野菜は、ズッキーニ、れんこん、茄子、じゃがいも、かぼちゃ、まいたけ、豆苗。


さらに取り皿にはクレソンをセット。
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もちろんご飯もたっぷりあるし、

お口直しの野菜もたっぷり×たっぷり。
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お肉用のステーキソースもあるし、塩・胡椒も完備。
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さぶろー山「・・・塩・胡椒の後ろにわざとらしく添えてある棒、あれ、なに?」


私「ああ、あれは圧。」
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ホットプレートで肉を焼いた後は、家中が油っぽくなりますからね、

食べた後は全員で床を拭くんだぞ。

誰一人欠けることは許さねえぞ。

という圧です。


私「もし、床拭きができない人がいたらここ辞退してね。まだ間に合うからね。」


さぶろー山「えっ?!辞退できるん?!」


私「どうぞどうぞ。ただ、同時に食事する権利も失うけど、それでよければ。」


さぶろー山「拭きます。めっちゃ拭かせてください。」


無事に言質をとったら、

ホットプレートのスイッチをオン。
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さぶろー山「よし、牛脂は俺に任せろ!」


普段、何を頼んでも首を横にふり、

頼んだことすらやってくれないさぶろー山もこの時ばかりは働き者。


勝手に牛脂を溶かし、肉も自らじゅうじゅうじゅう!
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さぶろー山「俺は松阪牛から♡」


栄えある一肉目は松阪牛。


私「私も松阪牛から。」


私も美味しいものは一番最初に食べたいタイプなので松阪牛から。


さぶろー山「ひなとお義母さんは美味しいものは最後に食べたいタイプだよね?どうする?何から焼く?」


ひな「じゃ、私はアンガス牛にしようかな。」


おかん「私もアンガス牛から。」


美味しいのは最後に食べたいタイプのひな&おかんはアンガス牛から。


さぶろー山「OK!じゃ、2人の分はアンガス牛から焼くね。大丈夫、俺に任せて。」
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まぁ、何を最初に焼くのも自由なんですが、

おかんの場合、いつも美味しいものを最後に残して食べきれず、

毎度それをさぶろー山に譲ることになり、

毎度悔しい思いをしているというのに、

何回やっても学べない残念なヒト。


しかしさぶろー山はそれを知っているので、

「お義母さんのお肉は俺が焼くよ」

「お肉のことは任せて」

と、妙な優しさをみせるんですね。
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優しさの先にあるのは肉。



そんな、欲にまみれたお肉が焼けたら、各自好みの味付けを。
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さぶろー山「俺は絶対に塩・胡椒。」


塩・胡椒こそが肉の美味しさを引き立てる、をモットーに生きるさぶろー山は、

真剣な面持ちで塩を振って胡椒を挽き、

大切に大切にナイフを入れてゆきます。
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さぶろー山「ここが腕の見せどころだからな、慎重に、慎重に。」


ナイフの角度、進行方向、動かす回数等々、

すべてにおいて譲れぬこだわり。


さぶろー山「どうだ、完璧な火入れ&塩加減!」
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さぶろー山「めっちゃウマーーーーイ!」


その真剣さ、他に生かせぬものでしょうか。




と、さぶろー山は多大なこだわりをお持ちですが、

私たちは特にこだわりもございませんので、

ステーキソースをたっぷりかけていただきます。
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私「めっちゃやわらかーーーーーー!」


食べる前から美味しい予感しかしなかった松阪牛は、

当然のごとくやわらかく、当然のごとく美味しい。

赤身ながらの肉質&味の濃さはあるものの、

とろけるような肉質、たまらん!
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私「松坂牛、めちゃくちゃやわらかい!すっごいすっごい柔らかくて美味しい!」


おかん「えーーー!じゃ、私も次は松阪牛にしよーー!」


私「私は次、宮崎牛にする。ちなみにこの宮崎牛はカタログギフトで貰ったいいお肉だから、みんなも焼く時はそれを念頭において。

私は万が一加熱中に肉汁がでても、それをすべてキャッチできるフォーメーションを組む。」
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ひな「完璧なフォーメーションやん。」


肉からでた脂も旨味もすべて野菜がキャッチ。

おかげで野菜もめっちゃ美味しい!
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私「お肉やわらか~!」


肉も野菜も美味しい焼き方が気に入り、

前沢牛も同様に。
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私「肉もうめえ!野菜もうめえ!」


私「めっちゃ!」
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私「う・め・え!」



私「やっぱり和牛系はやわらかいね~!みんな、どれが一番好み?私は断トツ松阪。」


おかん「私も松阪!」


ひな「私も松阪!」


やはり人気は松阪牛独占。

どれもこれも和牛ならではのやわらかさがあるけれど、

中でも秀逸にやわらかく、お肉自体も美味しい。


おかん「松阪牛はさ、赤身なのに脂がじゅわっとしててそこもいいよねー!」


私「分かるー!松阪牛だけ霜降りっぽい美味しさがあるーーー!」


ひな「一番は松阪でしょ。じゃあ二番目はどれが好き?」


私「私は宮崎牛。」


おかん「私は今のところアンガス牛かな。」


私「え、アンガス?!」


ひな「私もアンガス。」


私「え、アンガス?!」


おかん「うん、一番安いと思われるアンガス牛が松阪牛の次にやわらかくて美味しい。」


私「え、前沢牛よりやわらかいってこと?」


おかん「うん、前沢牛よりやわらかい。」


ちなみに、アンガス牛と前沢牛は同じスーパーで買ったもの。

どちらも300g程度のもので、

アンガス牛500円。

前沢牛1,400円。

お値段約3倍ですけど、それでもアンガス牛?


おかん「うん、アンガス牛。」


そんなバカな!と思い、アンガス牛を焼いてみると、
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私「やわらかアアアアアアアアアア!」


おかん「でしょでしょ!ホントに柔らかいでしょ?」


びっくり、やわらか。

ホントのホントにやわらかいし、お肉自体も味がしっかりしてて臭みゼロ。

とても500円とは思えぬ美味しさ&やわらかさ!


私「アンガス牛って・・・美味しいんだねえ・・・!」


安い輸入肉ってかたいイメージがあったけど、

ごめん、全然そんなことなかった。

アンガス牛美味しい。

めっちゃ安くてもめっちゃやわらかくてめっちゃ美味しい!(←やわらかいお肉が好きな方、おすすめ)



そして、最初こそ存在感をみせたものの、

ここまで一言も発さず、

気配すら消してしまったさぶろー山。

大人しく何をしているかと言うと、
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さぶろー山「松阪牛は繊維の間に脂があって味わいが優しく、宮崎牛はもっと雄々しくて、前沢牛は噛み応えがあってその分味も強くて云々・・・・・」


ぶつぶつ呟きながら、ただ、ひたすらにお肉を味わっておりました。

その情熱、他に生かせればいいのに・・・





そんなこんなで、

冬こそカロリー&冬こそ肉を。
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雪の日の晩ご飯でした!





ご清聴ありがとうございます。

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ありがとうございます。ぺこりぺこり。






もちろん食後は全員で床を拭きました(当然)。





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