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あたしとヴィトンの物語、本日は③です。



①がまだの方はこちらから→あたしとヴィトンの物語ー15年の軌跡ー

②がまだの方はこちらから→あたしとヴィトンの物語ーお財布の選び方ー

そもそも、なんでこんなことになったか知りたい方はこちらから→あたしと財布の物語





久々の長編ものですが、ゆるーくお付き合いいただければ幸いです。







* * * * * * * * *






店員さんに案内され、お会計スペースに腰をおろしたあたし達。





店員さん「こちらのお財布なんですが、刻印をお入れすることができるんですがお入れしましょうか?」





あたし「えっ・・・!刻印できるんだ・・・!」






ちょっと、奥さん、知ってました?

今のヴィトンって、刻印も入れてくれるらしいですよ。

10数年前にはなかったサービスですよ。

いつの話だって話ですよ。

うっかり浦島太郎ですよ。

ええ、ハイ。





店員さん「3文字までの刻印ですのでイニシャル程度のものですが、お入れしましょうか?」





例えば。

この後、質に出したり、転売したりするなら、入れないほうが懸命な刻印。

だけれども、こちら、15年ぶりの財布。

15年ぶりのプレゼント。

質に出す予定もなければ、転売する予定もない。





あたし「入れます、入れます・・・!」





あたしは、ふたつ返事で刻印をお願いした。





店員さん「では、文字の大きさと色が選べますので、こちらの見本からお選びいただき、

こちらに刻印する文字をお書きください。」





あたし「じゃ、大きさはこれで、色はこれで、文字は・・・っと・・・」





と、見本を見ながら文字を決めていると、

さぶろー山が面白いことを言う。







さぶろー山「俺のイニシャルはY・Sだからな。」







あたし「Y・S?????」





なぜ、今、ここで、俺のイニシャルを発表したのか、

なぜ、俺のイニシャルが「Y・S」なのか、

なぜ、自分のイニシャルを間違っているのか、

なぜ、ドヤ顔なのか。

そこのところ、気になる。





さぶろー山「だからぁ。俺のイニシャルはY・Sなんだって。」





なぜ、今、ここで、俺のイニシャルを発表したのか、

なぜ、俺のイニシャルが「Y・S」なのか、

なぜ、自分のイニシャルを間違っているのか、

なぜ、微妙に照れているのか、

そこのところ、知りたい。





あたし「なんなの・・・それは。」





さぶろー山「え?こういう場合って俺のイニシャルを入れるんじゃないの?」









あたし「それは結婚指輪。」









さぶろー山の大きな勘違いのおかげで、

店員さんは吹き出し、

あたしは、ヴィトンに来てまでいらん恥をかいたけれど、

刻印サービスは、3文字までのアルファベットならイニシャル以外でも大丈夫とのことだったので、

あたしは名前を入れてもらうことにした。





自分の。名前を。






店員さん「では、刻印ができるまでの間、お飲み物をお出しさせていただいておりますが、

ホットコーヒー、紅茶、アイスコーヒー、アイスティー、オレンジジュース、ざくろジュース、アップルジュース・・・

何になさいますか?」





さぶろー山「じゃ、アイスコーヒーで。」





あたし「じゃ、ざくろジュースで。」
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細身のシャンパングラスに注がれた二層のジュース。(オシャンティ)

まぁ、このオシャレ度から、相当な美味さが予測できたワケだけれど。





あたし「うわ。ざくろジュース、うっま・・・!超うっま・・・!」





予想以上の美味さだった。

期待以上の美味さだった。

ほっぺたは二度落ちた。(もちろん、拾ってつけた)





あたし「さすがのヴィトンクオリティ・・・!」





さぶろー山「えー。オレもざくろジュースにすればよかった・・・」





あたし「あのね。いいとこ来たら、コーヒーよりもジュースを頼んだほうがいいよ。

このご時世、コーヒーはどこのお店もそこそこのものを準備してくれるけど、

ジュースはお店の格がでるトコが多くて、それなりのお店はペットボトル。

格式もプライドも持ってるお店はべっくらするほど美味いジュース。」





さぶろー山「へー!お前、よく知ってんな!」







って、学校の先生が。言ってた。(←先週の授業でやりました)







ちなみに、ヴィトンのざくろジュースは、ヴィトンの味がした。






そうこうしてる間に刻印ができあがり、

お会計は魔法の言葉を一発。








あたし「ボーナスで。」








相変わらず大好きです。

ボーナス払い。





店員さん「三越はよくいらっしゃるんですか?」





華麗な手さばきであたしのヴィトンを包みながら、店員さんが問う。





あたし「いえ、10年ぶり・・・以上ですね。」





店員さん「では、今日はわざわざこちらまで・・・?」





あたし「ええ、お財布を買いに来ました。にっこり。」







15年ぶりの。

お財布を。

三越ヴィトンで。

買ってもらった。(ボーナス払いで)







店員さん「でも、お久しぶりの古町でしたら、随分と変わってびっくりされたでしょう・・・。

あんなに賑わっていた古町ですが、今やすっかり寂しくなりまして・・・ええ。」





そう。

ここ、三越のある古町は、

元は女街として知られた場所。

古町花街の特徴は、第二次世界大戦での空襲を免れたことにより、明治後期から昭和初期の建築物が多く現存していることと、京都型(平入り)とは異なり、妻入りの町屋が立ち並んでいることである。現役の花街でこうした妻入り様式の建物を主体としているのは、全国で唯一とされている。 Wikipedeiaより)

それがファッションの街として生まれ変わり、

一代ブームを生んだ後、

時の流れと共に廃れてしまった街。





あたし「でもあたし、ラフォーレで育った時代の人間なので・・・

この、人のいない古町を見ると、ちょっと寂しくなるんですよね・・・」





店員さん「ラフォーレも今年閉鎖しましたし・・・ね。」





あたし「そっか・・・ラフォーレも閉鎖しちゃったんだ・・・」





あたしの青春がいっぱい詰まったラフォーレ。

若かりし頃は、クレカ一枚をポケットに入れて通い、(お支払いは魔法の言葉「ボーナスで」)

セール初日は会社をさぼり、雨であろうが、雪であろうが、鼻血を出そうが、並びまくったラフォーレ。



年々、買い物客が減っていたのは知っていたけれど、

あたしも何年も足を運んではいなかったけれど、

いざ、こうして閉鎖したことを知ると、少しショックだった。





あたし「古町もずいぶんと寂しくなったんですねえ。」





そんな世間話をしつつ、

三越を後にした。








あたし「ラフォーレ・・・閉鎖しちゃったんだね。」
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三越の真向かいにあるラフォーレ。





できた当初は、新潟一高いビルとして知られ、

連日、長蛇の列をなしたものだったけれど。
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今や人っ子一人いない。





昼はマダム。

夜はチーマーの住処だった古町モール。
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マダムもいなければ、チーマーの影すらなく、

歩く人々は、おじいちゃんとおばあちゃん。





年中大渋滞で、新潟の中心と言われた柾谷小路は。
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ガラッガラすぎて、泣ける。





コギャルの住処だったローサの階段は。
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コギャルの代わりにお化けがでそう。





ギャルギャルの聖地だった西堀ローサ(地下街)は。
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ギャルギャルもいないが、誰もいない。





アルバローザだの華やかなお店が立ち並んでいた跡地は。
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やたら真面目そうなものが佇んでいるし。





道しるべにおいては。
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ワケが分からん。








あたし「本当にガラッガラだね・・・」
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久々の古町を練り歩き、

あまりの人の少なさに、なんだか寂しい気分になったけれど、

右手に光るヴィトンは、あたしの希望(15年分)。





あたし「よし、帰ってご飯食べよー!」





To Be Continued・・・!









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晩ごはんは「ヴィトンの宴」です。








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