大雨洪水警報のでていた新潟県。





猫に小判。


豚に真珠。


結婚11年目のくたびれた夫婦にムーディー席な一件目。






色気より食い気の二件目。






を、終え。










さぶろー山「三件目行くぞ～！！！」








元気いっぱいの豚に連れられ、


大雨の中、わざわざタクシーに乗ってまで向かった古町。
るぅのおいしいうちごはん
古町。


まぁ・・・昔の花街みたいなもんです。


キャバクラやらホストクラブやらおかまバーやらが立ち並び、


新潟の夜の街・・・的な場所。







昔はねー。


1ｍ歩くだけでナンパの騒ぎだった古町通り。


ナンパ通りとも呼ばれたこの街も。


今じゃすっかりさびれちゃって。


ナンパするヤツすらいねー。いねー。（あれ・・・あたしが対象外なだけ・・・？）








でもね。


古町まで来たならば。





あたし「絶対行かねばならない場所がある！！！」






そうなんですよ。


絶対に。


這ってでも行かねばならないその場所は。
るぅのおいしいうちごはん
ここ❤ここ❤






あたし「すいませーん❤たこ焼きひとつ～❤❤❤」
るぅのおいしいうちごはん そう。


コレコレ！




間違いなく新潟で一番美味いであろうたこ焼き。







あたし「やっぱここまで来たらたこ焼きだよね！絶対食べなきゃいかんよねッ！！」






さぶろー山「まじでー？おまえ・・・よう食うなー。」






たこ焼きはね。


別腹なんです。（お好み焼きも別腹。）






さぶろー山「どれどれ。しょうがねえなぁ。俺が特別に食べさせてやろう。」






まー。


結婚記念日特別サービスですか。







さぶろー山「ほれ。あーん。」
るぅのおいしいうちごはん
あたし「あーん❤❤❤」







唯一。


ラブい雰囲気をかもしだすことに成功した「あーん」。


食べさせてもらったたこ焼きは。






あたし「あれ・・・タコが・・・ない・・・」





見事タコだけが食われており。


なんと言いますか。








してやられたり。









さぶろー山「俺はタコだけでいい。もぐもぐ・・もぐもぐ・・・」







上手い話には裏がある。


昔の人ってホントいい事言うね。

















たこ焼き食って。


お次に向かったのが、


「ママさんがオカマのバー」（注：オカマバーではなくママさん1人だけがオカマの飲み屋さん。）





そこで出されたお通しが、


これまたご立派ー。
るぅのおいしいうちごはん
まさかのフルーツ盛り。





これ、すごいよねー。


まさか「ママさんがオカマのバー」に来て、


こんな豪華なフルーツ盛りに出会えるとは思わんかったわー。


しかも、これがまた超うめーうめー。


飲んで食って疲れた胃袋に最高のデザート♪






このオカマのママさん。


占いがすっごく当たるって評判お方でね。


うちも占ってもらおうかと思ったんだけど、


すんごいすんごい気になることがあってさ。







あたし「あの人さー・・・誰かに似てない・・・？」






さぶろー山「うん。分かる。似てる。似てる。」






一目見ただけで分かるくらいのソックリさん発見。






あたし「誰だっけー・・・。名前が・・・名前がでない。」






さぶろー山「ホラ・・・なんだっけ。アレだろ。アレ。」






あたし「そう。あの元政治家で、TVとか結構でてる人でさー。」






ここまで出てるのに。


最後の名前がでてこない。


三十路にありがちな、もう一歩状態。






さぶろー山「そうそう。あの、ホタテみたいな髪型してる人だろ？」






あたし「そう！ホタテ型の人！！！」







そう。

ホタテ型の人↓
 　画像お借りしました。







さぶろー山「分かった！田島だ。田島なんとかって人だ！！！」






そうだそうだ。


田島先生だー。






お隣に座っていた女性。


顔つきだけでも十分すぎるくらい田島先生なのに。


髪型までもが田島先生。　　ようはホタテ型。








なんでこんなにも、「まんま田島」にしてしまったんだろう。


とか。


これ・・・実は本人なのではないか。


とか。


なんでこんなところに田島先生がいるのか。


とか。


あの髪形はどうやってオーダーするのか。


とか。


もー気になりだしたら止まんなくなっちゃってね。





それが気になって気になってしょうがなくなってんのに。


反対隣に座ってる医者＆肉食女子の合コンカップル。


ゆる～く今を楽しみたいお医者さんVS何がなんでもお医者さんをGETしたい肉食女子の攻防戦。


「結婚してください」VS「結婚は100年後に」。


ってものにも気をひかれてね。


全てが気になりすぎて。


占いどころではありませんでしたー。













でもね。


帰り際、ママさんにお見送りをしてもらった時。





ママさん「あんたさ～その女何なの？どういう関係なわけ～？」





と、聞かれましたんでね。






さぶろー山「あ。妻です。俺の奥さん。」





ハイ。


妻ですが。






ママさん「えええええー？」






正しい答え方をしましたのに。







ママさん「奥さん？あんた達夫婦なわけ？」






妙に驚くママさん。






ママさん「へー・・・夫婦・・・夫婦なんだァ。」






意味ありげな眼差しで、


あたしを見つめるママさん。






あたし「みえないですかねー。」






ママさん「うん。全然みえない。夫婦だとは思いもしなかった。」






あたし「え・・・」






さぶろー山「え・・・」






まさかの答えに、


あたし達、目が点。






さぶろー山「じゃあ・・・どういう風に見えますか？」














ママさん「兄弟。」














三件目。



田島先生に始まり。


合コンカップルに気をとられ。


夫婦にすら見られず終了。　　ちーん。














夫婦にすら見えない結婚11年目のくたびれた夫婦は。


そのままお店を出て。


とことこお散歩。
るぅのおいしいうちごはん
万代橋から見える夜景。




左上に見える高い建物は、


福山がライブ時に泊まったと思われるホテル日航です。


あたしは日航の床になりたい。








雨もあがり、


生ぬるい風がちょっと気持ちいい。


古町←→駅前間。


酔い醒ましのお散歩にはちょうどいいコースです。













さぶろー山「よーし！これで最後だ。最後にラーメン食うぞー！」







〆のラーメン。


食べたい気持ちは分からないでもない。







が。


しかし。








この最後のラーメンが。


どれだけ君を豚にするのか。


君は知っているのかい？
るぅのおいしいうちごはん
さぶろー山「は？ずずずずずー。ずずずずずー・・・。食わないならお前の分食うよ？」






これ以上豚になられてなるものか。


とゆー一心で。


あたし。


必死でラーメンすすりました。　　あたしも豚になりそうだ。














7月7日。


大雨洪水注意報がでていたにもかかわらず・・・
るぅのおいしいうちごはん
ほんまよう遊びました。













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結婚11周年。
るぅのおいしいうちごはん これからもよろしくね。（兄弟にしか見えないらしいけど。。。）