昨日は、


久々にあゆみとランチ会。


(っつか、ただただ、食ってしゃべるだけのくっちゃべるの会。)











ま。


あゆみさんですしね。


長い付き合いですし。


今さらどうこう言うつもりも全然ないんですけど。





彼女、毎度毎度のことながら、


時計をお持ちではないんでね。





11時すぎに行くねー


つって。





来たの12時でしたけどね。


(彼女の左腕に光るカルティエはただの飾りで、一時間遅れの昨日は早いほうです。)












あたしもさ。


あゆみとは17年の付き合いだけれど。


最近になって、ようやく学んでさ。






「お昼を作ってあゆみを待つ」


というのはやめまして。





「あゆみが来てから5分でできるお昼を作る」


に鞍替えしました。











我ながら賢い選択。
るぅのおいしいうちごはん

よって、お昼はお好み焼き。(焼きそば入り10分でできる。)











あたし「お好み焼き見るとさぁ・・・・・・高校時代を思い出さない?」






あゆみ「分かるー!あたし達の青春全てがここに詰まってるよねー。」














あたし達の青春。





学校をサボって日々お好み焼きを作ることに勢を出し、


昼の連ドラにハマり。


毎日「命つないで」を見ていたこと。




(青春は全てお好み焼きに捧げた華のセブンティーン。)














そして。






3学期になって。


ようやく単位が足りないことに気付き、 (実際、足りないどころの騒ぎではなかった。)


泣きながら先生に謝ったこと。






(奇跡的にも、「こんな生徒はいらない。」という理由で無事卒業できた華のエイティーン。)

















その後。


無事に就職が決まって、


高校までご挨拶に行った時。







先生「何があっても耐え、何があっても辞めず、何があってもガンバレ。」






と。


先生はタオルを抱えて、男泣きをしていた。











これ。


教え子を応援する先生的なシーンで、


一見、とてもよいシーンなわけですけども。


ネ。






この後。


ネ。














先生「何があっても俺のもとにだけは


相談に来ないでくれ。」








と。












先生、いいシーン台無しだわ。

るぅのおいしいうちごはん

でも、そんなハイスクールララバイだったわ。





(ここでは詳しく語りませんけど、


あたしとあゆみは別の高校に通っていながら、1年365日、共にありました。)














あたし「思えばさ・・・・・学校行けっつー話だよね・・・・・」









今になって思う。


なぜあたし達は、お好み焼きを焼いていたのだろう と。








(特にお好み焼き職人になりたいという夢はなかったのだけれども。


何かにとりつかれたかのように焼きまくっていたハイスクールララバイ。)











あゆみ「でもさ。あの時を経たからこそ分かることもあるよね。」








そうですかね。


数Ⅰ、数Ⅱ、物理、生物、政経、古典、etcetc・・・全教科全滅でしたけど。







(分からないことはあっても、分かったことのないハイスクールララバイ。)













あゆみ「そんなことないよ!


あの時、遊びたいだけ遊んだ自分があるから今のあたし達があるんだよ。」







大変最もらしいけれど、


全然最もではないあゆみ論。






(所詮、お好み焼き焼くだけで終わったあたし達のハイスクールララバイ。)











あゆみ「だってさ。今、あたし達が同じことやってたらやばくない?」







ま。


確かに、34にもなって。


会社サボって連ドラ見て。


お好み焼き焼きまくってたら。


確かにやばい。




間違いなく会社はクビで、


そんなものは、お好み焼き屋になれという話。







あゆみ「だよねー。社会人失格だよねー。」







だよねー。


超やべーよねー。


















っつかね。





















アタシ達今、無職ーず。

るぅのおいしいうちごはん
クビになる会社もないという話です。(あたしも。あゆみも。)









あうううう。泣













あゆみ「・・・・・・・・・・お菓子あけよ。うん。お菓子食べよ。」
るぅのおいしいうちごはん
現実逃避はあたしとあゆみの最大の特技でして、


あゆみセレクトのお菓子、


「すっぱムーチョ+黒くないチョコレート菓子+スナック菓子+ウーロン茶」のセットは、


10数年前から変わらないという話です。















あゆみ「そういやさ。最近歯医者行ってる?」






あたし「全然行ってなーい。」






先月、抜歯の予約してたんだけどさ。


ちょーどインフルエンザになっちゃってね。


結局抜けずじまい。






あたしの親知らず、残り3本。


いっそ、抜くなという暗示か。


(だったら嬉しい。現状維持希望。)






あゆみ「あたしなんてさー。会社辞める前に全部治療しないといけなかったからさ。


先月なんて超歯医者三昧だったよ。」






なるほどね。


保険証変わると、イロイロ面倒ですもんね。






あゆみ「月末なんてさ。超せっぱつまってきて。


朝行って昼行って夜まで行ったっつーの。」






そんなに歯医者行く人見たことない。






あゆみ「1日3回も歯医者の予約とか、超ありえないよねー。あはははは。」






いっそそこで暮らせばよかったんに。






あゆみ「でさでさ!!!」






あたし「ん?」






あゆみ「そのね。治療した歯がさ。1本だけすっげー削り方されててさ。


噛もうと思うと歯ぐきにささって。それが一日にして化膿して。口が開かなくなったんだよね。」






あー。


それ、痛そう。


聞いてるだけで痛い感じ。






あゆみ「だからさ。歯医者さんに電話したんだけど、受付の子が全然取り合ってくれなくて。」






へー。


そら大変だったねえ。







あゆみ「口の中が大変なことになってるから先生に変わってくれって言っても全然取り次いでくれなくて!」






ああ。


あそこの歯医者さん、あくまで「予約優先」だもんね。






あゆみ「あたしは何度も何度も電話して、頼むから診てくれって言ってるのに、


明日にしてくださいの一点張りなんさ。」






あたしとあゆみ行きつけの歯医者さんね、


とっても腕がよくて、


先生も優しいのだけれど、


例え、どんなに緊急の場合でも、


受付の子が全然つないでくれないという・・・


(これはなぜなのでしょう。)







あゆみ「仕事もできないし、会社にも行けないくらいになってきてさー。」






そら切ないわ。






あゆみ「もうどうしようもなくなってきて!!!」






あたし「え。それでどうしたん?」







あゆみ「削った。」







あたし「あ。診てもらえたんだ。」







あゆみ「ううん。自分で削った。」







あたし「え。どうやって?」






歯って自分で削れるもんなん?







あゆみ「やすりで。」







あたし「え。やすり?」





やすりってあの紙の?


ペラッペラのヤツ?






歯って、そんなんで削れるもんなの?











あゆみ「ううん。
































木工用のやすりで削った。」





















人間、いろんな人がいるけれど。


木工用やすりで歯を削った人間は、


あゆみ以外にいないと思う。















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ありがとうございます。ぺこり。ぺこり。










あゆみ「やすりがデカくて顎がはずれそうだったわ。」






アホか。