っつーことで。


昨日の続き。








思い出の地③「新潟駅」。
るぅのおいしいうちごはん
あゆみ「ここはミサワホーム駅かっつーの。」






あたしもいつも思う・・・


何も新潟駅のすぐ下にミサワの看板下げなくてもいいだろうに・・・。














あゆみ「でも、ここ来たのすっごい久しぶり。懐かしー。」






この日の早朝ドライブ(全然早朝じゃねー。)は、


若かりし頃の思い出の地を巡る旅。





高校生と言えば。


駅。





駅と言えば。


高校生。





高校生と駅はセット価格です。


っつーくらい。


駅に居座った高校時代。






あゆみ「あの頃はさ。狂ったように通ったよねー・・・」






そうですね。








高校生と言えば。


夢の電車通学。











毎朝、乗る3両目。


たまたま隣わせになった彼にドキドキして。


満員電車の中で彼と肩が触れ合って。


心の中で「うはははは」と叫んで。


一応、頬だけはそめてみて。


バレンタインに勇気を出して。


「前から好きでした・・・!」


「あ・・・俺も・・・」


的な。


若い二人の甘く切ない恋。





という、シチュエーションにものすごく憧れたあたし達は。






























3年間自転車通学。 














あゆみ「うんうん。恋がね・・・恋が・・・」






3年間、向かい風との戦いでした。(時には、雨も。時には、雷も。時には、雪も・・・)






あゆみ「うんうん。通った・・・通ったね・・・」






そんな向かい風との戦いにしばし飽きた頃。


あたしとあゆみちゃんは、



「自転車で駅に行けばいいんだ。」


「自転車で駅に通って恋をすればいいんだ。」



と、いう重大な事実に気づく。






あゆみ「思えばさー・・・よく駅にたかってたよねえ。」






あたし「そうねえ・・・よくたかってたわねえ。」






たかるとは、「集まる」と書き、


言葉の意味は見たとーり、集うこと。


一つの場所にたくさんの人が群がることを示す言葉なのだけれど。

















あゆみ「いつも二人で・・・」
















そう。


あたし達は、いつも二人だった。


二人きりだった。


二人しかいなかった。









あたし「たかるっていうより・・・居た。って感じだけどね・・・」






寂しい寂しいハイスクールララバイ。


(恋もない。)















あゆみ「でもさ。でもさ!燃えたものもあったよね!!!」






ここ、新潟駅には、


ちょっと有名なクレープ屋さんがある。






あゆみ「あのクレープには燃えたよね。」






あたし達が燃えたクレープ屋さん。


女子高生がみんなたむろう人気のクレープ屋さん。


「イケメンが作っていて有名」なわけではなく、


「美味くて有名」なワケでもなく。






あゆみ「あのクレープはさ・・・超すげーよね・・・」






「すごくて有名」なクレープ屋さん。


「超すごくて有名」なクレープ屋さん。









クレープ屋さんですから、


注文があると、


まずは、クレープを焼く。





あの、平たい円形のクレープ鉄板にお玉一杯分の生地を流し込み、


竹とんぼみたいな棒で生地をまぁるく伸ばす。


焼けたらさっと裏返し、


裏面を5秒ほど焼く。





焼けたクレープ生地は、


パンパンして冷ます。





そのクレープの上に、


生クリームを絞る。







わっしゃーーーーーーーっと絞る。


どっしゃーーーーーーーっと絞る。


これでもかあああああああーっと絞る。



(たいていの人はここでビビる。)








その上に、お好みのフルーツやチョコレートなどを、


ちょいちょいっと乗せたら、


さらに生クリームを絞る。







もっしゃーーーーーーーーっと絞る。


ぐっしゃーーーーーーーーっと絞る。


たとえ溢れても気にせず絞る。



(たいていの人はここでドンビキ。)








生クリームが少々溢れ、


もう言葉もでないクレープを、


よっこらどっこい。と折りたたみ、


紙の袋に入れる時には、


たいてい袋が切れている。(クレープの皮が生クリームを支えられない例。)






袋も切れたし、


もう十分だろうというそのクレープの頂上に、


さらに追い打ちをかけるように生クリームをのせる。











どっかーーーーーーーーーーーーん












生クリームの重さで少々へたった(切れ有)クレープ。


これこそが新潟っ子の真骨頂。


(誰しもが通る道。)







あゆみ「あの、お得感がいいんだわ。」






確かに、お得感だけは満載。


(あんだけ生クリームが入って250~300円程度。)






あゆみ「よく食べたよねー。」






本当によく食べた。


毎日のように食べた。


1日3個食べた日もあった。


(そんなあたし達の口癖は「なんで痩せないんだろう。」でした。)






あゆみ「でもさ。ある日突然、クレープがしょんぼりしたこと・・・あったよね・・・」






このクレープ屋さんは、


恰幅のいいおばちゃんが毎日焼いていたのだけれど、


ある日突然。


若いおねーちゃんに代わったことがあった。





新人バイトと思われる、若いおねーちゃんは、


どうやら上手くクレープが作れないらしく、


生クリームの盛りが悪い。


(おばちゃんの半分しか入っていない。けど、それでも普通のクレープの倍以上は入ってますが。)





生クリームがすごくて有名なクレープ屋さん。


あたし達の目当ても、もちろん生クリーム。


生クリームのタメにここへ通っているというのに。(自転車で。)





生クリーム半分のクレープなんて満足できるかあああああああー!


と、吠えた。







吠えて吠えて吠えまくったあたし達は。


それでもクレープ屋に通い、


雨の日も雪の日も雷の日もひたすら自転車を漕いだ。





毎日、若いねーちゃんの成長を見守り、


研究に研究を重ねた頃。


「どうやら、おばちゃんは5時すぎからの勤務に代わったようだ。」


という事実を発見した。






5時になればおばちゃんのクレープが食える。


ということを知ったあたし達は。






あゆみ「何度も何度もクレープ屋の前通ってさ。おばちゃんが見えると、走ったよねー。」









毎日、おばちゃんの出待ちをしていた。









あゆみ「当時のあたし達・・・どんだけクレープに命かけてたん。」




萌えるものがクレープしかなかった。


そんなハイスクールララバイ。



















という。


超懐かしいクレープ屋さんに。





やってきたーーーーーーーーーーーー
るぅのおいしいうちごはん

ツブレテターーーーーーーーーーーー








あたし「クレープ屋さん・・・・・・」






時代の流れとは、


時に非情なものであります・・・


ハイ・・・














あゆみ「あ。たこせんあるよ。たこせん食べよ。」
るぅのおいしいうちごはん
駅の真ん前にあるたこせん屋さんでたこせん。





大阪にしかないと思ってた「たこせん」。


新潟にあったことにびっくりしたわ。






ちなみに。


ソースが6種類から選べて、


たこ焼き2つ入って、120円でした。














たこせんを片手に駅を後にし、


次にやってきたのは。






思い出でも何でもない地「コメダ珈琲」。
るぅのおいしいうちごはん
あたし「一回来てみたかったんだ♪」






大阪行った時にさ。


国道沿いにでっかいコメダ珈琲がいくつもあって。


朝7時半とか8時とか、


もはや早朝の時間帯だというのに。


どこも満員御礼で。


(駐車場に並んでいる人すらいる。)






実は、祭りか何かかと思って、ちょっと見たりもしたんだけど、


全然そんなことはなく、


なーんでもない日の通常営業で。


ただただ。


人がいる。


ってゆーあの景色にね。


ものすごいびっくりしたんだわ。






新潟にはね。


「モーニング」ってゆー概念がなくて。


朝ごはんは家で食うもの。


なの。





朝ごはんはおうちで食べて、


午前中は買い物をしたりしながらゆっくり過ごし、


出かけるなら午後。


お茶は3時よ。


が、基本の新潟県民。





朝一番に、


喫茶店が満員なんて。


考えられなくてさ。


ものすごい気になってたんだよね。


このコメダ珈琲というものが。






もちろん、そんな関西の洒落た店が新潟にあるワケもなく、


大阪から帰ってきた時は、


「行っておけばよかったーーーーー!」


と、たいそう後悔していたのだけれど・・・





最近ね。


新潟にもね。


できたんですよう♡
るぅのおいしいうちごはん
コメダ珈琲と言えばシロノワール♡







コメダ珈琲の大ヒット商品シロノワール。





コメダに来て、


シロノワールを食わんで、


何を食う。


(桃鉄で学びました。)
るぅのおいしいうちごはん
あたし「ね。ね。メープル全部かけていい?」








あゆみ「ダメって言ってもかけるんでしょ?」
るぅのおいしいうちごはん
あたし「ウン!!!」








夢にまで見たシロノワール。(桃鉄でいつも見てました。買ってました。)
るぅのおいしいうちごはん
あたし「おいしいいいいいーーーー♡」










ついでに、初マメも、初コメダ珈琲もして、


大変満足感を味わったワタクシですが、


こちらのコメダ珈琲にて、


あゆみちゃんの語りは4時間にわたって行われ、


そちらのほうも大満足でした。










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