結婚記念日に行った旅行の日記です。


こちらは、その③。


晩ご飯(麦ごはん)編です。


(①はこちら→山形編   ②はこちら→仙台・松島編















滞在時間30分の日本三景を後にし、


仙台市街の渋滞にもまれながら。


ホテルにチェックイン。
るぅのおいしいうちごはん
仙台のビジネスホテル。


お安いわりには設備も装備もそこそこよくて、


挽きたてコーヒーが飲み放題でした。


あたしは調子こいて5杯飲みました。










そして。


ホテルでゆっくりとPCを開き、


おすすめスポットを調べたら、(←ありがとうございます!本当に!!!)


仙台駅周辺のところが多かったので、






あたし「ねえ。晩ご飯どうする~?牛タンも焼き肉も近いみたいだけど。」






と、


さぶろー山様にお伺いをたててみたところ。







さぶろー山「そうだな~・・・・・・」






と、一瞬だけ考えるそぶりをして。











さぶろー山「 全部行こ。 」









まーさーかー。


の。








全部行こう宣言。









あたし「牛タンも?かまぼこも?焼き肉も?ずんだシェイクも・・・?」








さぶろー山「利休食って、阿部カマ食って、焼き肉食って、油揚げ食って。


ハンバーグ食って、まぐろ食って、ずんだシェイクじゃー!!!


ついでに大福も食って、どら焼きも食ったるわーーーー!!!







何かに挑戦されているんでしょうか。









さぶろー山「黙って俺についてこーい!」








きっと、秋場所に備えているんだと思います。
るぅのおいしいうちごはん
ということで。


まずは牛タンの利休さん。





駅周辺はいくつか店舗があって、


地図も持って出たんですけど、


奇跡的にもホテルの真ん前にありました。













まずは乾杯♡
るぅのおいしいうちごはん
さぶろー山は焼酎ロック。


あたしは麦茶。









あたし「やっぱりさ。利休に来たら牛タンだよね!!!」






さぶろー山「だよなー。牛タンだよなー!」






あたし「だだよねーだよねー。だってここは炭焼き牛タンの・・・」










さぶろー山「すいませーん。刺身三点盛りー!
るぅのおいしいうちごはん
あたし「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」






たまに。


不安になる時があります。















さぶろー山「うおっ・・・!利休のまぐろ・・・超うめー!」
るぅのおいしいうちごはん
この日は、7月7日日曜日。


日曜日の19時すぎということもあり。


店内は人に溢れ、


外には行列までできていましたが。


この広い店内で。


まぐろを食っていたのは。


さぶろー山だけ でした。






(別にいーんですけど・・・)



















もちろん、あたしは、牛タンを頼みました。(だってここは牛タン屋・・・)
るぅのおいしいうちごはん
牛タン定食1.5人前ご飯大盛り♡






先に言っておきますけど、


これ、あたし1人の分じゃないですからね。


さぶろー山と2人で半分こしようね。


ってことですからね。








だって。


この後、焼き肉も、阿部かまも、ずんだも控えてますし。

るぅのおいしいうちごはん
たとえ控えておらずとも。

1人で利休の大盛りご飯は無理です。


(予想以上にでっかいです。普通のご飯屋さんの特盛レベルです。ramちゃんだったら6人くらい必要だと思います。)













あたし「牛たーーーーん♡」
るぅのおいしいうちごはん そう。


ここは牛タン屋。


刺身三点盛りの店ではなく、牛タンの利休。


まずは牛タン。


炭火焼の厚切り牛タン。





仙台の炭火焼牛タンに憧れて、


いつぞやの年末。


奮発してでっかい牛タンを買ったことがあったんだけど、


やっぱりどうして美味くなくて。


(独特のジューシー感とやわらかさがなかった・・・)





やっぱ、牛タンは。


仙台で食うもの なんですネ。













そして、大好きテールスープ♡
るぅのおいしいうちごはん
あたし、もともとスープってそんなに好きじゃなくて。


(なぜなら、水分で腹が膨れてしまうタメ。)


スープ食うくらいならもうひとつ料理を頼め。


ってタイプなんだけど、


ここのテールスープは美味いと思う。





絶妙な塩加減。


全く臭みのないスープ。


ホロホロに煮込まれたテール。


何をとっても好き♡











そんな、利休の牛タン定食。(そう。ここは牛タン屋。)

るぅのおいしいうちごはん
牛タンを一口かじって。


麦ごはんを頬張る。






あたし「あああああああー♡」






牛タンの美味さがじゅわっと口に広がり。


その後に食べる麦ごはんの爽やかさ。






あたし「あああああああああー♡」






牛タンにビール?


ノンノンノン。


牛タンには麦飯。


麦飯ですよ。






あたし「とまらーーーーーん♡」






牛タン→麦ご飯→牛タン→麦ごはん→牛タン→麦ご飯→牛タン→麦ごはんは、


もはや永久運動の域。
るぅのおいしいうちごはん
あたし「おいっしー♡おいっしー♡超おいっしー♡」






想像以上に腹が減っていたのか。


麦ごはんが美味しかったからなのか。






あたし「このご飯・・・あたし1人で食べれるかも・・・」






絶対無理だと思っていた麦ごはん大盛りは。


80%があたしのお腹に難なく仲間入り。






あたし「ゴメン。麦ごはんほぼ食べちゃったけど・・・いる?」






さぶろー山「いやいや。お前、麦ごはん大好きだもんな。もっと食え。いっぱい食いな。」






と。


めずらしくも、優しさを見せるさぶろー山。






さぶろー山「なんなら、もうひとつ頼めばいいさ。俺が頼んでやるからいっぱい食え食え。」






さぶろー山とは、


カレコレ13年ほど一緒にいるけれど。


こんな優しさを見せてくれたのは。


初めてかもしれない。





こんな優しさは。


どどど・・・どうしよう。


と、思うくらいコワイ。





されたことがなさすぎて、コワイ。コワイ。


怖すぎる。





ひょっとしたら。


何かの前兆かもしれないし。


落とし穴があるのかもしれないし。


バチもあたるかもしれない。


と、一瞬びびったけれど。








よくよく考えてみれば。


今日は結婚記念日。





そう。


結婚記念日なのです。










いつも虐げている妻へ、せめてもの優しさ。


かもしれない。





まだ来ない(いつになるか分からない)スイートテンダイヤモンドの代わりに。


せめて利休で優しさを見せようと。





なるほど。


そういうことか。


そういうことなんだな。







あたし「でも。スイートテンはもらうよ。」






さぶろー山「は?お前、イキナリ何言ってんの?」






たとえ結婚15年目になろうと、


結婚20年目になろうと。


スイートテンはもらう。


何があっても。


もらう。







あたし「優しさももらうけど、スイートテンももらう。」






さぶろー山「は?お前大丈夫?」






大丈夫です。


どちらももらいます。






さぶろー山「すいませーん。ご飯もうひとつ。」






じゃ、まずは利休の優しさをもらって。









さぶろー山「大盛りで。」









え。


って感じ。













確かにワタクシ。


今、もらうと言いました。




ええ。


いつ来るのか分からなすぎるスイートテンも。


めずらしくて怖すぎる優しさも。


両方もらうと言いました。










だけれども。










あたし「大盛りって・・・さぶろー山食べるの・・・?」






さぶろー山「お前の分だよ。」







その優しさを、大盛りですか。


できれば、ダイヤのほうを大盛りにしていただけると嬉しいのですが。






あたし「っつか。あたし・・・に、もうひとつあの大盛りを食え・・・と?」

るぅのおいしいうちごはん

でっかいでっかい利休の大盛りご飯。


大量の麦飯は、夢の漫画盛り。





あたし「え。嘘でしょ。ギャグでしょ。」






だって、このご飯、超でっかいし。


まだ牛タンも残ってるし。







さぶろー山「いーって。いーって。遠慮するなって。」







遠慮も何もしてませんけど、


ご飯が来てしまいましたが。
るぅのおいしいうちごはん
大きな優しさ。


いらぬ親切。






さぶろー山「ほら♡いっぱいお食べ♡」






いっぱいお食べと言われましても。


ワタクシ、まだご飯持ってるんですけどね。


ええ。


大盛りごはん、残り二口ほど所有してるんですがね。







さぶろー山「俺がお前にしてやれることはこのくらいだからな。


今日くらい何も気にせず、大好きな麦ごはんを好きなだけ食え。」







優しさか。


イジメか。






さぶろー山「すいませーん。牛タン握りひとつー。」







あたし「え。」
るぅのおいしいうちごはん

大盛りご飯に。


大盛りご飯追加して。



さらに握り?







え。


何これ。




ご飯曜日?


ご飯デー?


ご飯の収集家?






さぶろー山「お前も握り食べる?」






あたし「いや・・・あたし・・・生肉無理だし。」





ご飯持ってるし。


麦飯大盛り所有中だし。






さぶろー山「いや。だからご飯の部分。」






いや。


だから。


ご飯持ってるし。


麦飯大盛り所有中・・・

るぅのおいしいうちごはん

(二杯・・・)






さぶろー山「遠慮するなって。こっちの握りもやるよ。」






とかなんとか言いながら。


実際にもらえたのは、シャリの部分おんりーで。








気づけばあたしの前には、


ご飯というご飯がすべて集結。







気づけばさぶろー山の前には、


肉という肉すべてが集結。










あたし「え。」









なんか。


この内訳。











おかしくないですか。













さぶろー山「だって、お前ご飯好きじゃん。」






結婚記念日の大きな落とし穴。


ここですか。


ここでしたか。


ご飯ですか。


あたしの飯はご飯おんりーでしたか。


(優しさは、ご飯というイジメで。DOGEZAの仕返しは、ご飯というイジメで。)




















そして。





さぶろー山は。


牛タン山盛り+牛タン握りの牛タン部分に舌鼓をうち。





あたしは。


麦飯大盛り2杯+牛タン握りのシャリをたいらげ。












さぶろー山「どうする?次、焼肉屋さん行く?」














行けるかばかやろう。


という話。










最後までお読みいただきありがとうございます。

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ありがとうございます。ぺこり。ぺこり。






腹がはちきれるかと思いました。


実際、はちきれました。(ご飯で。)