朝書けなかった卑怯者の話。


これはね、この晩ご飯↓を食べている時の話です。
るぅのおいしいうちごはん 551しゅーまいご飯♡








このご飯を作ってる時、






さぶろー山「ただいまー。」






と、


ちょうどさぶろー山が帰ってきて。


いつものようにシャツを脱ぎ、


いつものように靴下を脱ぎ、


いつものようにぼいんぼいーんをMAXに出し、


着席をしたところで。








さぶろー山「かゆい!!!」









席に着くなりね、


いきなり「かゆい」と言い始めた。






さぶろー山「かゆいかゆいかゆいかゆい。かーゆーいーー!






そして。


必要以上に「かゆい」と騒ぐ。







さぶろー山「蚊だ!蚊がいる!!!!!」







ま。


今、夏ですし。


蚊の季節でもありますしね。







さぶろー山「蚊が!蚊がいる!」







蚊の一匹や二匹くらい。








さぶろー山「ぎゃーーーーーー!!」







いてもおかしゅうございませんて。


(っつか。騒ぎすぎ。)
















さぶろー山「かゆいかゆいかゆいかゆいーーーーーーー!」






どうやら、帰ってくるなり蚊に刺されたらしいのだけれど。






あたし「どこ刺されたん。」






さぶろー山「ここ!ここかゆいーーーーーー!」






見ればヒジのトコロが赤くなっていて。






あたし「あれ。ヒジの上んとこも刺されてるよ?」






ヒジの上のとこも赤くなっていて。






さぶろー山「ここも。ここもかゆい。」






太もものところも赤くなっていて。






ひな「え。腕の裏側も刺されてるみたいだよ?」






二の腕も赤くなっていて。






さぶろー山「こっちも。こっちも。あっちもかゆい。」






あそこも。


ここも。


あっちも。


こっちも。


どこも。


ここも。








で。








合計10ケ所もの場所を刺されていた。


(それも、家に帰ってきて、わずか5分の間に・・・)






あたし「蚊に愛されてるわね~。」







さぶろー山「かーーーーゆーーーーーいーーーーーーーーー!!!!!」






ま。


かゆいでしょう。






さぶろー山「かーーーーーゆーーーーーーいーーーーーーーーーーー!!!!!!」






とても。


かゆいでしょうね。





さぶろー山「ムヒー。ムヒムヒー。ムヒーーーーーー!」






これは、ムヒムヒ♡と、喜んでいるワケではなく、


ムヒを塗りたい。


誰かムヒを持って来てくれ。


と、言ってるのだけれど、


ムヒムヒ騒ぐさぶろー山を見て。


真っ先に薬箱に向かったひな。(優しい。)


そして、何やら薬箱の中をがちゃがちゃと探している模様。






あたし「ムヒは薬箱の上のほうだよー。」






さぶろー山「かーーゆーーいーーーーはーーやーーくーーーーーー!」






ひな「はーい。」






そんな優しいひなを見て。


あたしも重い腰をあげ、


(面倒くせーな。と思いながら。)


二階の寝室に置いてある蚊取り線香を取りに行き、


ダイニングに蚊取り線香をセットした。






あたし「はいはい。今蚊取り線香セットしたから、もう大丈夫だわー。」






と、いうか。


10ケ所も刺せば。


蚊だってお腹いっぱいに違いない。(=もう刺されることはない。)






さぶろー山「ううう。なんで・・・なんで俺だけ・・・」













昔昔、その昔。


若かりし頃のあたしは。


ものすごい蚊に好かれる少女だった。




何にモテなくとも。


蚊にだけは。


モテた。


ものすごくモテた。





まぁ。


O型は蚊に好かれるってゆーし。


当時のあたしは、結構なむちむち少女でしたし。


蚊に好かれそうな顔もしてましたし。


一晩で20ケ所とか刺されることもありましたしね。





ええ。


家中であたしだけが。


蚊取り線香の真下で寝ても。


部屋に3つの蚊取り線香を常備しても。


あたしだけが蚊にさされまくった。





そんなあたしだけれど。


20歳をすぎ。


30歳を過ぎた今。


まっっっっっっっっっっっっったく。


蚊に刺されることがなくなった。





窓を開けて寝ようが、


蚊取り線香を忘れようが、


雨の日だろうが、


どんな時にも刺されることがなくなった。






それは、


「あたしの血が不味くなったから。」




でーはーなーく。







お隣に獲物がいるから。









そう。


20歳を過ぎ、


さぶろー山という最強の獲物を隣に置くようになってからというもの、


全ての蚊は、


さぶろー山の配下に収集。






さぶろー山だけが刺され。


さぶろー山だけが赤く腫れ。


さぶろー山だけがかゆがり。


さぶろー山だけが蚊に愛されている現状。






多分、さぶろー山の血は、


最強に美味いのではないかと思われます。


ハイ。












さぶろー山「ううう。かゆいよー。」






かゆいかゆいと言いながら、


そのまま焼売に舌鼓をうち、


肉を語り、


美味しくご飯を食べていたのだけれど。


ご飯を食べ終わった途端。







さぶろー山「かーーゆーーいーーー!」







再びかゆくなったらしく。


かゆいかゆいと騒ぎはじめた。






あたし「さっきムヒ塗ったんでしょ?もうちょっと待ちなよー。」






ムヒ塗っておとなしくする。


さすれば、かゆみもおさまる。






さぶろー山「え。塗ってないよ?」






あたし「え。なんで?」






かゆかったら塗ればいいじゃない。






さぶろー山「え。ムヒどこ?」






あたし「は?ムヒはさっきひなが取りに行ってくれたじゃない。」






ひな「は?ひな、行ってないけど?」










ちょっと待て。


ちょっと待て。





巻き戻し。


巻き戻し。













>ムヒムヒ騒ぐさぶろー山を見て。


>真っ先に薬箱に向かったひな。(優しい。)


>そして、何やら薬箱の中をがちゃがちゃと探している模様。






>あたし「ムヒは薬箱の上のほうだよー。」







>さぶろー山「かーーゆーーいーーーーはーーやーーくーーーーーー!」







>ひな「はーい。」











確認OK。


確認OK。













あたし「ムヒ取りに行ったよね?」












薬箱の前にいたよね?







ガチャガチャしてたよね?







ムヒの場所説明したよね?







はーい。って言ったよね?


















ひな「ひなね、虫よけジェル塗ってたの。」








優しい優しいひなちゃんは。



ムヒを取りに行ったとみせかけて。



実は。













自分だけ虫よけジェルを塗っていた














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卑怯者め・・・