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2014年3月12日、初のレシピ本を出版していただきました。
【楽天ブックスなら送料無料】るぅのおいしいうちごはん [ るぅ ] |
cottaさんではモニターブロガーとして生息しております。
↑あたしの心の拠り所。
ご新規様、はじめまして。
常連様、愛してます。
今日もお手柔らかに突っ込んでください。かしこ。
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めがにde蟹鍋・ひじきの炒り煮・ぷるぷるミルキーな我が家の杏仁豆腐
てっきり一掃したもんだと思ってたお正月用食材。
冷凍庫にまだいました↓
一杯50円でGETした元値250円の蟹さん。
「めがに」とか「せいこがに」って呼ばれるメスのズワイガニ。
掌サイズのちっさい蟹さんで、あんまり食べるとこもないんだけど、
ちょうどこの時期がシーズンでね。
たっぷり子持ちなうえ、味がいいのよ。
味が♡
そうそう売ってるもんじゃないし。
50円で買えたなんて、ホントラッキー♡
(もちろんこれも大晦日の閉店特価で購入したもの♡)
さささ。
じゃ、まずは蟹さんの甲羅をはずして。
甲羅を外すときは、甲羅を下にして、蟹本体をもぐ感じで。じゃないと、大事なお味噌がこぼれますから。
そしたら、このペラッペラの黒い部分↓
ここだけはどうあがいても食べれないので、ここだけもぎとります。手で。
そしたら、内子がたっぷり入った部分をもいで、手足と本体はザクザクっと。
本当に小さい蟹さんなのでね。身より内子とお味噌を守る感じでさばくのがマル。
蟹さんがさばけたら、お鍋に水1.5L、和風出汁の素大さじ1、醤油大さじ2、みりん大さじ2、酒大さじ2を入れてふつふつっと。
味をみてたりなければお塩で調整。
まずは、白菜の芯の部分を鍋底に敷き詰めて。
そしたら。
お野菜どーん!
白菜1/4玉、せり1袋、人参1本、めがに3杯、焼き豆腐1/2丁、しらたき1袋、ネギ1本、平茸1/2パックくらい。
どーん!
盛り、盛り、山盛り。
どーん!!!
P・S たとえ蓋が閉まらなくとも気にしない。
流れる水ように
そこにある大地のように
何事に縛られることもなく
ただただゆるやかに
ぐっつぐつと煮える蟹を見つめて。
さぶろー山「おー。今日は蟹かー。豪華だなー。」
ひな「わーい♡ひな、蟹大好き~♡」
おかん「ここんとこ、豪華なご飯続きだわね~♡」
うん。
まさか一杯50円×3=150円とは言えない。
すまん。
でもね。
一杯50円でも、お味噌もちゃーんとついてるし♡
さぶろー山「蟹味噌うんめー!」
あとは、ここ、ここ。
めがにならではの、内子♡
さぶろー山「たーまーごーー!!」
このプッチプチな内子こそ、
めがにの真骨頂。
さぶろー山「プッチプチたまごうまーい。内子うまーい。」
一杯50円のうち、48円は内子の価値だわね。
あとはね、いっちばん鍋底に敷いた白菜の芯。
コイツが、しっかりと蟹の味を吸ってくれて。
あたし「あー、うまいーーーーー。」
もう、最高。
さぶろー山「やっぱ、蟹は鍋だよな~♡」
おかん「ホント♡あったまるし、美味しいし、美味しいし、美味しいし♡」
あたし「蟹も美味しいけど、せりも美味しくない?」
おかん「分かるー♡せりもいい。あんまり火を通してなくて、まだシャッキシャキのヤツが最高~♡」
と、盛り上がる大人達と。
ひな「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
なぜか無言のひな。
あたし「どうしたの??お鍋美味しくなかった??」
ひな「・・・・・・ううん。お鍋は美味しいんだけど・・・・・・・蟹さん、中身がないの・・・・・」
ああ。
めがにって、ズワイみたいにぎっしり身が詰まってるワケじゃないからね。
ひな「・・・・・・ひな、蟹が食べたいの。でも、蟹さんに身がないの・・・・・」
あたし「そうかそうか。」
蟹が食べたいけど、蟹の身が上手く取れないと。
不器用なひなの手では全然取れないと。
そういうことか。
そういうことだ。
あたし「よーし、じゃあ、ママがほじほじしたる。」
あたしね。
何の特技もないつまらん人間ですが、
手先の器用さだけは天下一品でね。
蟹の身なんてほじらせたら、そらもう、世界選手権級。
もんのすごい几帳面にほじほじできますんで、
むちゃくちゃ取れます。
「ええ。この蟹にこんなに身あったっけ?」
ってくらい取ります。
あたし「なんたってママは、蟹取りのるぅちゃんって呼ばれてたくらいだからね。」
さぶろー山「へー!すっげーじゃん。さすがおかめ。やるじゃんおかめ。俺のおかめ。」
あたし「いや・・・そんな・・・褒められるほどでも・・・照♡」
さぶろー山「じゃ、この蟹も取って。あれも。お鍋に入ってる蟹、全部お願いね♡」
あたし「ハーイ♡」
めったに褒められることもない人間が褒められたもんですから。
そらもう、気分を良くして、ほじほじと。
さぶろー山「この味を吸った豆腐もうめー♡」
おかん「いや、このきのこ美味しくない?きのこ、超美味い♡」
さぶろー山「ああ、きのこもいいね~。平茸最高だね~♡」
ひな「ひなはしたらきー♡」
さぶろー山「よしよし、じゃあ、俺もしらたきを山盛りに・・・っと♡」
と、お鍋を楽しむ人々と。
あたし「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
無言でほじほじする人。
(え。あたしのお鍋、残ってるよね?)
(あたし、最初の2杯しか食べてないの分かるよね?)
(家族代表で蟹の身取ってやってんだから、もちろん取ってあるよね?)
(ねえ。取っておいてくれてるんだよね?)
と、願い続けた30分後。
蟹の身は取れましたが。
お鍋は。
すでに〆の作業が。
さぶろー山「おかめー、早くその蟹入れてー!」
あたし「・・・・・・・・・・・あ・・・ハーイ・・・・・・・・・・・」
涙の蟹投入。
とってもせつないので、UPでお届けしますね。
あたしがほじった蟹。です。(真ん中あたりの赤いヤツ)
ええ。ええ。
大事なことなんで、もう一回言いますね。
あたしがほじった蟹。です。(画像中央の赤っぽいヤツ)
さぶろー山「よーし。じゃ、美味しいお雑炊は、卵でとじてーっと♡」
うん。
あたし、たった2杯のお鍋で卵とじか。
さぶろー山「〆の蟹雑炊~♡」
うん。
あたし、蟹をほじっただけで雑炊か。
大事なことなんで、もう一回言いますね。
あたしがほじった蟹。です。(あの赤いヤツ、蟹)
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。かわいそうすぎだから。
当分、蟹は買わん・・・