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2014年3月12日、初のレシピ本を出版していただきました。
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cottaさんではモニターブロガーとして生息しております。
↑あたしの心の拠り所。
ご新規様、はじめまして。
常連様、愛してます。
今日もお手柔らかに突っ込んでください。かしこ。
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2015年。
八方塞と言われた今年。
新しいことがはじまる節目には、
必ず何かが起きる。
今年、学校に行くことが決まっていたあたしは、
家庭円満、無病息災、交通安全を願い、
お正月に家族全員でお祓いをしてもらった。
平穏無事に過ごせることを願いつつ、
新しい挑戦に心躍らせ、
どこの学校にしようか悩んでいた1月のある日。
おかんの体に病気が見つかった。
今年62歳になるおかんは、
何十年もの間、風邪をひくこともなければ、
熱を出したこともなく、(唯一熱を出したのはこの日。インフルエンザの時のみ)
吐くほど具合が悪くなったのは、
あたしを妊娠していたつわりの時、ただ一度のみ。
健康であることが唯一の取り柄で、
我が家で一番の健康優良者だったおかん。
見つかった病気は、
とてもイメージの悪いものであり、
おかんはヘコみ、
塞ぎ込む日々が続いた。
そんなおかんを隣で見ていて、
毎日、「大丈夫、大丈夫。」と、声をかけ続けたけれど、
良くも悪くも、健康な家族の中で育ったあたしとおかんは、
あまり「病気」というものを目の当たりにしたことがない。
(FUKUKO、おかん以上に健康優良者)
病気に対する知識も薄く、
すべてが初体験で、
すべてが不安。
そして、
すべてが分からない。
実際。
あたしも途方に暮れ、
本当に八方塞だった。
誰に何を言われても安心できず、
なにを書く気にもならず、
ただただ、足元がふわふわしている中で時間だけが流れていくような。
そんな毎日を過ごしたこの2ケ月間。
右も左も分からないようなあたし達親子に、
何度も何度も説明をしてくれたお医者さん。
何度話を聞いても分からないあたし達親子を、
何度も何度も励ましてくれた看護婦さん。
わざわざ会津から駆けつけてくれたねねこ。
心配してあたしにまで電話をくれたおかんのお友達。
お金のことは心配せず、できることは全部してあげて。
と、言ってくれたさぶろー山。
そして、
誰よりおかんの身を案じ、
誰よりおかんに安心を与えてくれたはるか。
たくさんの人に支えられ、
今日、無事に手術が終わった。
手術をするまでは不安で不安でならなかったけれど、
手術が成功だったということ。
先生が予想していたものより状態がよかったということ。
そして、
術後の経過がすこぶる良好だということ。
そんな説明を受けたおかんは、
「あー、はらへったー。なんかくいっちー。」(訳:あー、おなかすいたー。何か食べたいー。)
と、つぶやき、
それを聞いたあたし達は、
心の底からホッとした。
そしてあたしは、
2ケ月ぶりにぐっすり眠れた。
おかん、61歳。
おかめ顔のせいか、20代から同じ顔だし、(←びっくりするくらい同じ顔。ある意味、天然記念物。)
仕事をしているせいか、62歳でも若いほうだと思うし、
元気なほうだとも思う。
だけれども、
61歳。
いくら顔が同じで、
若く見えると言っても、
61歳。
いくら今の60代が若いと言っても、
60代。
いつ、何があってもおかしくない歳。
そして。
今日という日は二度と訪れず、
今、目の前にいる人と、明日会えるとは限らない。
共に過ごす時間が長すぎて、
当たり前すぎて。
普段、考えたこともなかったし、
口に出すこともなかったけれど。
70歳になっても、
80歳になっても、
90歳になっても、
100歳になっても、
元気でいて。
ギネスに載るくらい、
元気でいて。
そして、難儀な手術、お疲れ様。
よく頑張った、おかん!
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