こんな理由で始まった私の台湾カステラ騒動↓
アレコレ考えながら格闘した2~4号↓
迷走に迷走を繰り返した5~7号↓
「悪いのは私じゃない」という強い想いが生んだ奇跡↓
とまぁ、さんざん私を悩ませた台湾カステラでしたが、
友達んちのオーブンで焼いたところ、あっさり成功。
すべてはオーブンのせいだったことが証明され、
ついでにヒーター式なら難なく焼けることも証明されました。

(笑えるくらい綺麗なのん、焼けました)
そんな折、jolijoliさんも続々と成功を収めてまして、
コツを聞いたら、「ファンを止めてボール紙で囲ったらめっちゃいい感じ!」と教えてもらったんですね。
確かに、ボール紙(薄い段ボールのこと)がいいという話は私も耳にしてて、
なんなら厚紙を敷いて焼いたこともあったんですが、
イマイチ効果が得られなかったのも事実↓
でも、jolijoliさんの台湾カステラを見ると、確かに成功してて、
割れも萎みもないべっぴんカステラ↓
なので、ひょっとしたら紙の厚さとか質とか敷き方も関係あるのかな~と思って、
jolijoliさんに紙の厚さと質と敷き方を教えてもらい、
いざ!

出陣!
薄い段ボールを敷いて自宅のオーブン(コンベクション)で焼いた台湾カステラは、
ぷわーーーーーん!と大きく膨らんで、

ぱっくりー( ◉◞౪◟◉)
めっちゃ綺麗に膨らんでるのに、
真ん中に大きな亀裂と穴が出現。

これはちょっと今までにない形で初めての形。
平和な丘に突然起きた地割れみたいなの、焼けました。
ちなみにふたつ並んだ穴は、爪楊枝をさした跡です。

ちょっと爪楊枝をさしただけなのに(焼けたか確認するためにさしただけ)、
なんでこんなにデカい穴が・・・
初の段ボール×コンベクション×15cm角型の台湾カステラ、
亀裂と穴は生じましたが、
今までの台湾カステラがコレなので↓

だいぶまともかな、と↓

だって、真ん中の亀裂さえなければ表面はツルっと滑らかだし、
中央に向かって膨らむ形もいいし、
メレンゲのブツブツもほぼなし。
何よりコレを見てほしい。

側面美人。
そうなんです、そうなんです。
表面に亀裂こそあれど、
側面はシャキーンと。
しっかり膨らんで高さも申し分なく、
シワもないんです。

ちゃんとシャキーンと立ってるの、嬉しい・・・(´;ω;`)ブワッ
もちろん冷めれば多少は縮みますが、
それでもコレ↓

シワなーーーーし!
冷めてもブルドック化せず、素晴らしい仕上がり。

これは間違いなく段ボールの効果。
あと、冷めるといい具合に萎むので、
亀裂も勝手に接着。

めでたしめでたし。
そんなワケで、
いろいろと惜しい11号ではありましたが、
ブルドックは段ボールで防げるという大きな収穫もありました。

台湾カステラのブルドック化に悩んでる方、
段ボールです。
底と側面全部に切った段ボールを敷けば、コンベクションでもブルドック化はしません。
腰折れもしません。
厚紙ではなく、段ボールを、薄めの段ボールをお敷きなさい。
(あと、亀裂の入った台湾カステラの味ですが、やはり綺麗に焼けたものに比べると若干ふわシュワ感に欠けます。でも、ブルドック化したものより悪くはないので、ブルドックか亀裂かどちらかひとつを選ぶなら私は亀裂がいいと思います)
こうして「段ボールは救世主」ということを学び、
大変気分を良くした私は、
パウンド型でも焼いてみることに。

もちろん、パウンド型にも段ボールを敷き、準備は万端。
これでもうばっちり焼ける・・・!
と確信すら持った12号。
焼き上がりはこんな感じ。

私「あら、いい感じ。」
え?これで?と思った方、
思い出して、思い出して。

何度焼いてもヒョウ柄にしかならなかったあの頃↑
現在↓

うん、段ボールの威力パネエ!
もちろん私は、
「これはイケる・・・!」と、期待に胸を膨らませ、
型から出したワケですが。

すでにちょっと嫌な感じがして(底のとこ、すでにシワが寄ってますね、ええ、これ、悪い例です)、
恐る恐る紙をはがすと。

すでに漂う残念感。
裏側を見ても、

拭いきれない残念感。
でもまぁ、このまま冷ましてこれ以上萎まなければ・・・うん。
などと淡い期待を寄せてもみましたが、

時間が経てば経つほどシワは深くなり、
そしてなぜか。

かしがってきた。
なんでこんなに左寄りなの。
そして完全に冷めた状態がこちらです。

うん、ブルドック!
うん、

かしがりブルドック!
絶対イケると思ったのに、
ここに来て新たな生物を生み出すとはーーー。
実際、ちょっと笑ってだいぶヘコみましたけども、
ブルドックはブルドックでも、ちょいブル(かしがり型)なのを考えれば、
段ボールの力が影響してるのも事実。
ええ、ええ、思い出してください。
まだ段ボールを知らなかったあの頃を↓

(注:高さにご注目ください)
現在のちょいブル12号↓

同じブルドックでもだいぶ高さが違うので(材料はほぼ同じ)、
やはり段ボールはブルドック化に一役買っているようです。
上手く焼けてみたり、ブルドック化してみたり、その違いはいずこに。
で、ここまでをまとめますと、
角型×ヒーター式=段ボールなしでも綺麗に焼ける(もちろん段ボールがあっても綺麗に焼けます)
角型×コンベクション=段ボールがあれば側面美人&表面の亀裂だけで済む
パウンド型×コンベクション=段ボールがないと超ブルドックで段ボールがあるとちょいブルドック
一体この違いは何なのか、オーブンのせいなのか、悪いのはオーブンだけなのか、
ふとしたことでそれに気づき、
現在はそれが正しいのかを検証してます。
週末には結果がでる予定なのでしばし待たれよ。
ご清聴ありがとうございます。
すべての検証が終わるまで私は何本の台湾カステラを焼くでしょうか。
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台湾カステラ、予想の80倍くらい奥が深い。
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