
本編とは何ら関係のないファミマのスフレプリン。これ、めっちゃ美味い。
さて、
今年の父の日はこんな理由でこんなご飯をいただきましたが↓
一人だけせきとり(さぶろー山がこよなく愛する焼き鳥屋/鶏の半身を丸ごと揚げた唐揚げが名物でそれを一人ひとつ食べるのがさぶろー山家のしきたり/もちろんお代わり可)を楽しんださぶろー山。
もちろんいい具合に満腹でいい具合に酔っぱらって帰宅したうえ、
コンビニにいた私たちを「代行代が足りない」という理由でよびつけ、
「早く帰ってきて」「もっと急いで」「代わりに払っといて」等々、
それはもうひと悶着もふた悶着もあったワケですが、
珍しくお土産に焼き鳥を持って帰りまして!
それはそれはびっくりしたんです。
もちろん私は「どうしたんこれ!」と聞きましたし、
明日は雨か雪か台風か、
ひょっとしたら槍まじりのアルマゲドンくらい降るかもしれないな。
ぐらいのことも覚悟したんですが、
そこはやはり安定のさぶろー山。
さぶろー山「ああ、それ、兄貴から。」
ですよね、ですよね。
さぶろー山が家族にお土産を買うなどあるワケないですよね。
私にお土産を買うなどという気を回せるワケがないし、
第一、焼き鳥などという気の利いたもの買うワケがないんです。
なんせ、ベトナムまで行って私に買ってきたお土産がコレですからね。

(当時ガラケーの私に対して自撮り棒。どうやって使えと・・・)
お土産の焼き鳥を見て、
「そうか・・・やっぱり竜也兄から・・・」と密かにつぶやいたワケですが、
でも、そういう気の回し方は長子ならではだな~と思うし、
それを当たり前のように受け取れるも末っ子ならではだな~とも思うんです。
たとえば、うちの竜也兄(さぶろー山家のご長男)は、
本当に気の回し方が上手で、
どこに行ってもお土産を買ってくれるし、
海外出張に行った時は私たちにまでひとつひとつお土産を選んでくれる。
なんなら、一緒にいる人の分まで買ってる時とかあるんです。
でもそれって、長子あるあるのひとつで、
私もどこに行ってもみんなの分のお土産を買ってるし、
なんなら一緒にいる人の分まで買ってる時もあるし、
いろんなところに気を回しちゃう竜也兄の気持ちがめちゃくちゃ分かるんです。
でも、末っ子さぶろー山は絶対に買わないし、
はるか様も同じ。
買ったとしてもみんなまとめて1個の時はまだよくて、
下手したら自分の分だけ買ってくる時とか平気である。
それをよく表しているのが、我が家の修学旅行の思い出。
昔の修学旅行と言えば、一大イベントで、
親類縁者がこぞってお小遣いをくれたもの。
それに報いようと、抱えきれないほどのお土産を自力で運んだうえ、
現地から何箱もお土産配送した私(長子)と、
さんざん小遣いをもらっておきながら、
北海道から木彫りの熊1個を持ち帰ったはるか様(末っ子)。
なお、はるか様はそのお小遣いで無印の自転車を買い、
これは今でも伝説として語り継がれてますが、
さぶろー山も似たようなものなので、
末っ子というものには多かれ少なかれそんな感じなのかもしれない。
というと、末っ子がとんでもなく悪者みたいだけれど、
彼らは密かに優れた能力をお持ちで、
「受け取る」ということにとんでもなく長けているのです。
「受け取る能力だけかよ!」と思う方がいるかもしれないけど、
あれは実はすごいことで、決して簡単なものじゃないんです。
たとえば、私たち長子族は、どんなものをもらっても、受け取る時に恐縮してしまう。
心の中ではどんなに「嬉しい!」と思っても、
申し訳ないという気持ちが先行し、
それが態度にもでてしまう。
そしてそれは、相手側にも伝わり、
逆に気を使わせてしまったりもすることも多い。
それではいけないと分かっていても、喜びたいのに喜べない。
長子族は意外なところが不器用で、
そんな生き方しかできないの、あるある。
でも、その点末っ子は、
誰が相手であっても、品物が何であっても、
決して物おじせず、嬉しい気持ちを表現できるし、
サラっと受け取ることもできる。
あの、まったくと言っていいほど気を使わないうえ、
相手に「あげてよかったな」と思わせる受け取り方は本当にたいしたもんだなと思うんです。
もちろんそんな彼らだからこそ、
私たちの庇護欲は常に掻き立てられ、何をしても許せてしまうし、
彼らの愛され能力はスバ抜けて高く、
末っ子は愛され上手なのです。
私もそんな風に生きてみたい。
そんなことを思えば思うほど、
竜也兄の優しさは心にしみるものがありました。
普段気ばかりを回しているけれど、
こうして気を使ってもらえるのは本当に嬉しいこと。
ありがとう、竜也兄。
私は焼き鳥を冷蔵庫にしまった。
もちろん、次の日に一番娘と食べるために。
焼き鳥はレンジで温めなおしてもいいし、
オーブンで焼きなおしするのもいい。
ご飯にのせて丼にするのもいい。
出汁をかけてお茶漬け風にするのもいいけれど、
あえて冷たいまま食べるのもまたいい。
だってせきとりだもの。
竜也兄の優しさ入りだもの。
どうやって食べても嬉しく美味しい。
という、お楽しみの焼き鳥。
が。

こんな状態で発見された時ーーー
貴方ならどうする?
殺意→

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私は殺意が沸きました。
食ったやつは出頭しろ。今すぐ出頭しろ。
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