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海老の塩焼き、れんこんの甘酢漬け、ローストポーク、近江牛のごぼう巻き、なます、伊達巻、かまぼこ、いくら、豚肉の昆布巻き、里芋の白煮、お煮しめ、トロサーモンとほたてとたこのお刺身・アボカドとベーコンのキッシュ、栗きんとん、プリン










夫の腰が大変繊細すぎるうえ、

会社の雪かきはなんぼでもできるけど、

自宅の雪かきはたった30分で逝くという気の利きっぷりもお持ち。

おかげ様で大変な負荷をいただいておりましたが、

本日ついに・・・!





出 社





ようやくお暇がいただけました。感涙。



思えば、この3日間、長い長い道のりでした。

自分は寝ながらにして「腰をもめ(←もむと少し楽らしい)」は当たり前のこと、

「体勢変えて(←ずっと同じ体制はつらいらしい)」

「早く起こして(←たまに起きたくなるらしい)」

「風呂まで連れていけ(←風呂で温めると楽になるらしい)」

そして、「腹へった」。



特に最後のヤツは困ったもんで、

こちらの都合おかましなしに言う、一日中言う、暇さえあれば言う、そしてその圧がすごい。

一歩たりとも動いていないのに、しょっちゅう腹を減らすとか、

一体どんな特異な構造をなさっているのか、

「腹へった」「お肉食べたい」「ステーキ買ってきて」。



そのたびに給仕はもちろんのこと、食事介助も必須ですし、

「熱い」だの「冷たい」だの「水」だの「味が薄い」だの「これじゃない」だの、

お前は王様か!

と思う反面、

あそこまで人を使えることに感動すら覚えます。ハイ。





そんなワケで、久々にお暇を頂戴したので、

今日こそこちらを。
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お・せ・ち!



正月どころか小正月も過ぎ、

今さら感に溢れまくってますが、

今年はめちゃくちゃはりきって作ったんで見てやってください。





重箱のない我が家は、毎年、おせちは1人分ずつ皿盛りにするのが定番ですが、

今年は半月盆に。
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半月盆はプロキッチンさんのもの。

薄くて軽くて料理が並べやすく、

黒×赤のリバーシブルで両面楽しめるうえ、

表面がツヤテカではなく少しザラザラしてるので、傷がつきにくく、洗いやすい&拭きやすい。

この品質でこのお値段は超優秀!

買ってよかった~!

という半月盆を基調としたおせちが以下となります。

ごゆるりとご覧ください。私のがんばりを!





まず、長い髭&曲がった腰から長寿の象徴とされる海老は、

煮るか焼くかで迷って塩焼きにしましたが、

良くも悪くもその通りになってしまった今ーーー。

来年は腰をのばして焼いたほうがいいんじゃないかという噂もあります。
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そして、向こう側が見通せることから「将来の見通しが良い」とされるれんこんですが、

ようやく介護から解放され、

かすかな光が見えた今ーーー。

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またもや雪予報をいただき、すでに見通しゼロです。





おせちの華でもある肉料理は、

去年学んだ「IHの保温機能でも低温調理は叶う(むしろ何の問題もない)」を駆使し、

ローストポークに。
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/しっとりやわらか~\





地中に根をはり、力強く成長することから、

「延命長寿」や「家族が土地に根付いて安泰に暮らせるように」

などの願いがこめられたごぼうですが、

注目すべきは「肉」です。
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牛肉というものは、ええ肉であればええ肉であるほど柔らかく&融点が低く、

口に入れた瞬間、脂は融け、私はとろけ、

冷めた状態で食べるおせちにこそええ肉が好ましい。

ってのを去年学んだらしく、自分のブログにドヤ顔で書いてあったんで、

その通りに作ったら、ホントにその通りで、感動するほど美味しかったです。


来年の私へーー

おせちのごぼう巻きにはええ肉を使え。


もちろん近江牛はこの時の残り。

どうやって食べても美味しいかねきちさんのお肉は、ごぼうを巻いてもめちゃくちゃ美味しく、

家族全員がとろけました。





めでたさや魔除け、神聖さや清浄などなど、数々の意味を持つかまぼこは、

今年も12mmカットで(←一番おいしい厚さらしい)。
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巻物のような形から書物を連想させ、「知性」の象徴とも言われる伊達巻は、

テストを控えた一番娘にたっぷり食べてほしい。

頼むよ、留年だけはしてくれるな(母の願い)。


ちなみに、かまぼこ&伊達巻は鈴廣さんのもの!
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去年、村一番の伯母さんからもらって、めちゃくちゃ感動した鈴廣さんのかまぼこ&伊達巻。

今年は張りきってお取り寄せをしたところ、

実はムサシ(姥ケ山のとこの)で売ってることを知ったので、

来年はムサシで買おうと思います。


ちょっとお高めだけど、本当に美味しい。
特に伊達巻はここのじゃないと食べれないほど美味しい。





赤い宝石とも称され、最近は、おせち料理の華として定番化しているいくら。
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確かにいくらがあるとおせちが一気に映え、豪華にもなるんですが、

いくらは正月になるとアホみたいなインフレをおこす代物であり、

しかも私は食べれない。

となれば、当然スルーしたいところですが、

31日に買い物に行ったら、赤いシールがキラキラ光っており、

魚心あれば水心、そのままお誘いしました。





水引をイメージし、一家の平和を願うなますはいただきもの。
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初めて作った里芋の白煮は、六角に切る時に結構無駄がでて、

それがもんのすごい勿体なくて、気が気じゃない&狂いそうだったんですが、

地域によっては、里芋の丸い形を「家庭円満」のイメージとし、

あえて面取りをしないところもあることを知り、

私も来年はそうしようと思いました。


来年の私へーー

里芋は家庭円満。皮は薄く剥いてよし。





あと、学んだことと言えばこれも。
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毎年、だしの素で適当に煮るお煮しめを、昆布と鯖節の合わせ出汁で煮たところ、

びっくりするほど売行きがよく、

毎年絶対残って私を困らせる煮しめが一番最初にSOLDOUT!

出汁が違うだけでこんなにも違う現実を目の当たりにし、

なんていうか、出汁ってすごい。


来年の私へーー

出汁はとりなさい。





そして、手間のワリに人気がついてこない昆布巻きは、

中身を豚肉(ロースの薄切り)にしたところ、ちょっとしたヒーローに。
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ひな「これ、美味しい!」


魚嫌いな一番娘はもちろんのこと、おかん&さぶろー山からの評判もよかったので、

来年も豚肉で。


ちなみにこの昆布巻きは、新年になるその瞬間も煮続けた年またぎ品。
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↑1月1日0:00のキッチン(絶賛昆布巻き中!)





そしてこちらは、新年になってもまだ焼いてたというか、

新年になってからようやく焼き始めたキッシュ。
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今年こそ年内におせち作りを終わらせようと誓ったものの、

まるで無理でした。

ちな、中身はアボカドとベーコン。

最近(私の中で)流行中のチーズフォンデュキッシュでございます。





あとは、31日の半額パラダイスでGETしたお刺身たち。
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お刺身はトロサーモンとほたてとたこ。

880円→440円、680円→340円、580円→290円、半パライエーイ!





そして、毎年手を変え味を変え、

二度と同じおせちに出会えぬ我が家で、

唯一安定した人気を誇る栗きんとん。
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我が家の栗きんとんは、バター&生クリーム&ラム酒たっぷりで、

栗きんとんというより、渋皮煮入りスイートポテトだけど、

これがめっちゃ美味い!





さらに、あま~い栗きんとんがデザートかと思いきや、

デザートは別腹。
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ハイ、べっぴんプリン~!


2021年初のプリンも超べっぴんな仕上がり。
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一年の計は元旦にあり。

今年も食い気たっぷりに生きます。





以上、海老の塩焼き、れんこんの甘酢漬け、ローストポーク、近江牛のごぼう巻き、なます、伊達巻、かまぼこ、いくら、豚肉の昆布巻き、里芋の白煮、お煮しめ、トロサーモンとほたてとたこのお刺身・アボカドとベーコンのキッシュ、栗きんとん、プリンと、

総勢15品の宴だった今年のおせち。
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来年の私へーー

ごぼう巻きはええ肉で

鈴廣のかまぼこ&伊達巻はムサシで買え

里芋は薄く皮をむいて家庭円満

煮しめの出汁はとれ

昆布巻きは豚肉が評判よし

海老の腰をのばして夫の腰を守れ

そしてこの量を食べるのはそろそろキツイ



今年の年末はコレを見ておせちを仕込もうと思います。

目標は年内仕込みで!







ご清聴ありがとうございます。

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ありがとうございます。ぺこりぺこり。






久々にいっぱい書いた~!(スッキリ)





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