昨晩、我が家にやってきた「すげえの」は、
予想以上にイカつく、
私はそっとクーラーボックスを閉じた。
さぶろー山「え?なんで?!」
さぶろー山は驚いた顔をしていたけれど、いや、こっちの気持ちも分かってほしい。
そもそものところ、
朝一番:「ちょっと漁に出てくね~!」(これはまだいい。やだけどしょうがない)
夕方:「全然釣れなかった~!めっちゃ悔しい~!」(しめしめ)
夜:「ただいまー、鮭だよー!」(←なんで)
な
ん
で
全然釣れなかったとか言いつつ、すげえのを持ってきてるし、
そしてそのすげえの、めっちゃデカいし重たいしすげえし、
よく見たらそのすげえの、鮭だし、
この時期の鮭は川でさぶろー山は海に行ったはずなのに鮭だし、
しかもその鮭、微妙に中身がない&頭と身だけだし。
私「なんなのこの鮭、なんで鮭なの。腹はどうしたの。熊に食われたの?」
さぶろー山「あ、これ、プレゼント。」
私「え?プレゼント?!」
さぶろー山「そうそう、今日全然釣れなくてさ、船の船頭がかわいそうだからってみんなに一匹ずつプレゼントしてくれたんだ~!」
私「・・・それはそれはご親切な・・・」(←嫌味)
さぶろー山「だろー!すっごいいい人でさー、次回もあの船に乗ろうと思って!」
や
め
ろ
さぶろー山「じゃ、鮭、よろしくね!キッチンまで運ぶ?ここでやる?」
私「・・・・・・いや・・・あの・・・今日はまだ勇気がアレだし、とりあえず一晩だけチャージしたい。小町3粒飲んでゆっくり寝て明日また
さぶろー山「ふーん。じゃ、氷入れてクーラーボックスに入れとくね~。」
こうして私は一晩だけの猶予をいただき、眠りながらひたすら祈った。
たまたま迷子の子熊が街まで降りてきて、
たまたまうちの前を通りがかって、
たまたま鮭の匂いに気付いて、
「いい匂いがするクマー」とか言いつつ、クーラーボックスを触ったら、たまたま蓋が開き、
たまたま食べたら、めっちゃ気に入って、
残りは全てお持ち帰りしてくれるくらいのことをひたすら祈った。
マジで夢に見た。
がしかし、そんなにうまい話は転がっていないワケで、
クーラーボックスはしっかりあったし、
中には鮭ががっちり収まっていたし、
いざシンクに出してみたら。
私「お・・・おお・・・・・」
予想以上にイカつく、ゴツく、マッチョで、デカく、
予想以上に。
ダイナミックだった。
(うちのシンクは80cm幅。尻尾をまげてようやく入るおサイズでした。ワイルド~!)
私「嗚呼・・・」
ご清聴ありがとうございます。
読者さんにお聞きしたいです。
夫が釣りに出かけて「すげえの」を持ち帰った場合、どう思いますか?
うわ、勘弁して!と思う方は左を。
そこまで喜べないけど迷惑ではない。という方真ん中を。
やった、嬉しい~!と喜べる方は右を押していますぐうちまで取りに来て。
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私はむせび泣きました・・・おおん・・・(´;ω;`)ブワッ
ちなみに、すげえのの処理は夫婦共同作業で。
さぶろー山が鱗を取り、私が解体→おろしました。
すげえの、骨もすげえゴツかった・・・
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