いか焼き・かぶと豚肉の味噌炒め・塩昆布奴・鶏ごぼうご飯・わかめと油揚げの味噌汁・越後姫
「いか焼き」で思い浮かぶのは、丸ごとのいかを串にさして焼いた甘辛ダレのアレですが、
我が家でいか焼きと言えばコレ。
フライパンで蒸し焼きにしたいかを生姜醤油で食べるのがテッパン。
あたし「このいか焼きって、他所で見たことないんだけど、それは他所で見る機会がなかっただけ?それともきーばーちゃんち特有のもの?」
おかん「んー・・・きーばーちゃん家はフライパンで蒸し焼きにしてたけど、
かーばーちゃん家はグリルで焼いてて、そっちのほうが一般的かもねえ。」
あたし「でも、みんな生姜醤油で食べるの?それは会津スタイルなの?」
おかん「会津スタイルかどうかは分かんないけど、みんな生姜醤油だわね。甘辛ダレのいか焼きって見たことなくない?」
あたし「確かにあんまり見ないけど、海辺の露店とか行くと売ってるじゃん。」
おかん「あー、確かに売ってるわ。」
あたし「いか焼きはいか焼きでも、関西のいか焼きは、薄く焼いたお好み焼きみたいなのだし。」
おかん「へー!いか焼きにもいろんな形があるのねえ・・・」
あたし「ねー、面白いよね!私は関西のいか焼きが一番好きだけど。」
さぶろー山「でも、俺んちのいか焼きはこんな風にしないよ。」
あたし「・・・ああ、言われてみればさぶろー山んちでいか焼きって見たことないかも。」
さぶろー山「うちのいか焼きはすごい美味しい。」
あたし「へー、どんなの?どうやって作るの?」
さぶろー山「刺身。」
焼いてすらいないいかを「いか焼き」と呼ぶのは世界でもお前んちだけだと思うよ。うん。
もちろん、ここでご実家のいか焼き自慢をするということは、
「俺はこのいか焼きが好きじゃない」の意となるワケですが、
こちらとて20年のお付き合いですから、
彼がこのいか焼きに見向きもしないことは織り込み済み。
肉をぎょうさん入れた味噌炒めで迎え撃ったところ、
さぶろー山「全然好きじゃない。」
と、見事な返り討ち。
ならば炊き込みご飯で迎撃したところ。
さぶろー山「炭水化物は摂りたくない。」
ハイ、でた、バカのひとつ覚え。
炭水化物を摂らなきゃ痩せると思ってるアホ。
去年だか一昨年だかに炭水化物を制限して、立てなくなって具合悪くなってあわや病院か、というところまでキタにもかかわらず、炭水化物さえ摂らなきゃ痩せると思ってる生粋の馬鹿。真正の阿呆。
とは言え、私かて鬼ではございませんので、
痩せたいと言うなら、それなりの食事をお作りします。
1日800回くらい面倒くさいと言いつつ、お作りしますし、
炭水化物を控えたいなら協力もします。
私の力を借りたくないというならそれでもいい。
結果、痩せるようならそれでいい。
痩せるならそれでいいのです。
が。
また太ってるんですけど。
現在80kgオーバーの麗しき巨腹。
率直に申し上げますと、
セイウチが痩せて見えます。
まぁ、アレですね。
たとえ炭水化物を控えても、太る人は太りますし、
そもそもうちの夫は空気をカロリーに変える類稀なる才能をお持ちですから。
黙って豆腐でも食っておけ。
さぶろー山「豆腐はいいね、この時期の冷奴は好き。」
と、豆腐はかろうじて「可」をいただき、
お味噌汁は。
さぶろー山「うん、味噌汁も悪くない。この組み合わせは結構好き。」
味噌汁も「可」ということで、ありがとうございます。
別に嬉しくないけど、ありがとうございます。
そして、〆のいちごは。
さぶろー山「俺は大きいいちごのほうが好きなんだけど。」
そうですね。
私もいちごは大きいほうが好きですが、季節を考えろって話ですし、
シーズン終盤のいちごがデカいワケがございませんね。
こうして文句を言われただけの食事をいただき、
最終的にでる言葉は。
さぶろー山「ラーメン煮て。」
めっちゃ腹立たしい言葉ですが、
ここまでが我が家のテッパンとなりまして、
すべては「いただきます」の挨拶みたいなもの。
もう全然怒る気にもなれませんし、
彼は丸々と太ってゆきますし、
私の力ではどうしようもございません。ハイ。
ご清聴ありがとうございます。
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
こんなに突っ込みどころ満載な人間を見たことがない。
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