新刊発売中です。

美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本 

価格/1,300+税 →こんな本です①。こんな本です②。



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寒空で雪予報がでる中、うちのエコキュートが逝った話です。

その①はこちら↓











ーーー庭が洪水をおこし、水と金にまみれた昨日。

せめてもの救いは、24時間365日対応の修理受付だった。



メーカーは朝一番に電話をくれ、14時には来ることを約束。

そして、14時きっかりに来てくれたあたり、さすがはメーカーである。



お兄さん「こんにちはー!修理に来ましたー!」



メーカーからやってきたのは、元気で感じのいいお兄さん。

お兄さんは、来るなり「ちょっと見させていただきますねー!」と、うちの庭に入ってくれた。



嗚呼、これで直る・・・!

やっと風呂に入れる・・・!



と胸を撫でおろした瞬間、



お兄さん「すみませーーーーん!」



修理のお兄さんが私を呼んでいる。

うちの垂れ流し洪水機を見に行ってからわずか3分。



あたし「え、もう治ったの?!」



さすがはメーカー様様、神様である。



私は期待に胸を膨らませ、

「お呼びですか、ご主人様!」と言わんばかりの顔で玄関に向かった。



あたし「ありがとうございます!どこが悪かったんですかねえ。」



と、喜びを隠せない私にお兄さんは言う。



お兄さん「あの・・・機械ってご覧になりました?」



あたし「ええ、朝、機械から水が溢れてるのは見ましたよー。」



お兄さん「ああ、まさにそれなんですが、ちょっと尋常ではない水の溢れ方っていうか壊れ方で、あり得ない量の水が溢れてるんですよ。」



あたし「ええ、ええ、庭が洪水をおこすくらいにはでてましたよね。」



お兄さん「そうですそうです。ぶっちゃけ、庭もすごいけど、隣の側溝もヤバイくらい水がでてたんですが、そもそもこの機械って、機械の中でお湯を沸かして、それを放出してて・・・あ、見てもらったほうが早いかも。ちょっと見てもらってもいいですか?」



あたし「ええ、いいですよー。」



私はお兄さんに連れられ、垂れ流し洪水機の確認にでた。

お兄さんは、慣れた手つきで機械の壁をドライバーで外し、内部を見せてくれた。



お兄さん「今は水を止めてる状態なんですが、ちょっと水、出しますね。」



あたし「ええ、どうぞ。」



お兄さんが蛇口をひねると、水は勢いよく私に降り注いだ。



あたし「うわあああああああああああああー!」



機械の上部から水が四方八方に飛び、大きく水しぶきがあがる。

その勢いたるや、まるでスプラッシュマウンテンごとく、全身に水が降り注ぐ。冷たい。



まさか自宅でディズニーが体験できるとは、ウォルトディズニーもびっくりだろうし、

どんだけ水を垂れ流してたんだって話だが、

それはこれを見てもらうと分かりやすいかもしれない。
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通常、蛇口をひねると水が勢いよくでると思うんだけど、

お風呂やシャワー、洗濯機など、他の場所で大量の水を使っている場合、

水の勢いが弱くなるのは、わりとあるあるな話で、

ぶっちゃけ、機械から金(水)が溢れている間、

うちのキッチンの水道はこれしかでなかった。ちょろちょーろ。



一体、どれだけの金(水)を垂れ流してたんだと思うと、

そこには恐怖しかないワケだけども、

水道については「水漏れ救済措置」があることをと優しい読者さんが教えてくれて、

私もマジでホッとしているので、水のことはとりあえずいい。

問題は本機の修理代である。



お兄さん「と、いう感じで水が噴出してるんですが、実際に壊れてるのは、機械上部のこの箇所なんです。」
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あたし「ええ、ええ。」



お兄さん「ご覧の通り、尋常ではない量の水が噴出してまして、内部が水をかぶってるんですね。」
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あたし「ええ、ええ。」



お兄さん「・・・水をかぶってるんです。」



あたし「ええ、ええ。」



お兄さん「内部全域に渡って、水をかぶってるんです・・・」



あたし「・・・・・・・・・・」



嫌な予感しかしなかった、

嫌な予感しかしなかった、

嫌な予感しかしなかった。
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お兄さん「交換です。」

あたし「」




お兄さんの話としては、

壊れ方としてはワリとメジャーな壊れ方で、結構よくある箇所らしいんですが、

ただ、通常、ちょっと壊れると、どこかしらにエラーがでて、その時点で使えない=修理=丸くおさまるケースが大半で、

こんなに壊れるまで気づかないのはあまりないというか、だいぶありえないそう。

そして、機械内部がここまで水をかぶると、たとえ、修理箇所を修理しても、すぐに他の箇所が壊れ、

それは修理のイタチごっこを意味するそうで、交換に他ないとのことーーー



お兄さん「通常、ここまで壊れることってないんですけどね・・・」



あたし「・・・近年稀に見る壊れ方ってことですかね・・・」



お兄さん「ええ、残念ですが・・・」




本機、逝く。

名実共に、逝く。








ご清聴ありがとうございます。

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ありがとうございます。ぺこりぺこり。






え、これ、いくらかかるの・・・ガクブルガクブル





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