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美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本 

価格/1,300+税 →こんな本です①。こんな本です②。



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麻婆茄子・生かつおののっけ盛り・とうもろこしの照り焼き・からし豆腐・白菜と長ネギの味噌汁・すいか










PTAは見事12年間ドロンを決めたけど、地区の役員はうっかり4期目。

最初は嫌々泣く泣く仕方なくだったけれど、

4年もやればそれなりに慣れるし、

PTAと違ってちゃんと報酬も出るし、

今や、これほどいいバイトはないと思うようになった。

もう50年くらいやろうかと思ってる。



やっぱり、ちゃんと報酬がでるのは大きい。

単純だけど、ありがたいしやる気もでる。

金額は地区によって異なるので、多いところもあれば少ないところもあると思うけど、

少なくとも年間何千円ってのは聞いたことがないし、

万単位ででるのでちょっとしたお小遣いになる。



そして、周りの役員がみんなが大人(というか御長老)なので、

たとえ参加しなきゃいけない行事ごとがあっても、

仕事が重なれば「しょうがない」。

誰しも無理を言わず、決して強制されず、快く送り出してくれるのもいい。



さらに、御長老だけで形成された地区会。

役員の平均年齢が60オーバー(それも私がいなかったら平均78歳くらい)なので、

私みたいなおばはんでも「若者」。

それはもう可愛がってもらえる。

めちゃくちゃ!可愛がってもらえる。

行事ごとで余った飲食物が貰えるのはもちろんのこと(←しかも老舗の仕出し屋から買うものばかりなのでめっちゃうまい)、

自分ちから持参した飲食物を片手に今後を語り合う会では、

奥さん自家製の漬物(←うますぎて家まで押し掛けるレベル)から、自ら仕込んだ果実酒(←売り物よりうまい)などなど、なんでもかんでも貰える。万歳。



さらに、

私が生まれる前どころか、親すら生まれる前の、

めちゃくちゃ貴重な話が聞けるのも私にとっては最高。

元々この辺にはアレがあったとかコレがあったとか実は丘だったとか、そんな土地の昔話から、

近所の吉村さんはなんとかっていう画家を囲って育てたとか、実はあの画家が有名になったのは吉村さんのおかげだったとか、誰やねんそれって話とか、当時を生きた人じゃないと絶対知らない話の数々。

第二次世界大戦時の話や、終戦時の話、その後の話などなど、

当時の日本を知っている人が少なくなった今、貴重すぎるくらい貴重な話が聞ける。



まぁ、私自身PTAというものに参加したことがないので比べることはできないけど、

もし地区会の役員をやろうか迷ってる方がいたら、悪くないですよ。って教えたい(もちろん地区によって住んでる人が違うので時と場合によるかもしれない)。



ただ。

ひとつだけ欠点があって、

「また明日ね~!」の別れが永遠の別れになることがある。



御長老ばかりなので仕方のないことかもしれないけど、

これは何度経験してもやりきれない。

頭では分かっていてもやっぱり寂しいなって思う。





そんな話を踏まえて、とりあえず晩ご飯。
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昨日の晩ご飯は麻婆茄子。

採れたて&もぎたての茄子(詳しくは後述)をいただいたので、麻婆茄子にしたんだけど、

さすが採れたてもぎたて。

めっちゃとろ甘で美味しかったぁ!





あとは、かつおののっけ盛り。
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かつおはたたきじゃなく生かつお。

たっぷりの薬味を添えて、ポン酢をちょろっとかけて。
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さっぱりおいC!





山盛り所有していたとうもろこしは照り焼きに。
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甘辛ダレがよく合いますな。





そして、なぜか豆腐を撮り忘れたので、別の日に撮った豆腐を載せときますね。
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京都のお豆腐屋さんのからし豆腐。

夏季限定らしいんだけど、豆腐の真ん中に辛子が入ってて、すんごいおいC。
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ここにちょろっとお醤油を垂らして食べるのが最高なんです。





お味噌汁は、白菜と長ネギ。
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そいや、最近野菜高くない?

久々にスーパーに言ったら、葉物全般がめちゃくちゃ高くて、

タイムリープでもしたのかと思ったよ(しかし現実だった)。





そして、あいちゃんのすいかは今日も角切りスタイルで。
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あいちゃんと言えば、昨日ブログリニューアルが完成したんだけど、

さすがこだわりぬいただけあって、デザインがめちゃくちゃかわいい。

ヘッダーも小さく佇むプリンもすんごいかわいいのでよかったら見てみて。






そんなこんなで、一汁五菜とやや豪華だった昨日の晩ご飯。
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私が買ったのは生かつおと麻婆茄子に入ってる人参くらいで、

あとはぜーーーーーんぶ頂きもの。万歳!











で。











さて、うっかり4期目の地区会役員。

それなりに気に入ってるし、ホントにもう50年くらいやろうと思ってるんだけど、

そんな私の役職は会計。

仕事内容は金勘定で、最も私に不似合いな部類だけど、

他にできることがないのでしょうがない、我が儘は言えまい。



基本的に、何かを買う時は区長さんと相談して買うのだけれど、

会計なので、ある程度の決裁権があり、お店は自由。

自分の好きなお店で買ってOK。

前任者は安いスーパーで買い物をしていたようだけど、

私はできるだけ近所の商店街を使うようにしている。

理由は「配達してくれるから」。

自ら買いに行かなくても済むという実にズボラで私らしい理由なのだけれど、

結果として商店街(同じ区)の売り上げに貢献することとなり、

商店街の人々に喜ばれ、

よい結果を招いてくれて嬉しい限り。



そんな商店街に支払いに行った昨日のこと。

そこは昔ながらの金物屋で、店番には推定85歳のおばあちゃんが一人いるだけ。

お店はいつもカーテンが半分閉まっているので、現役の金物屋さんというより、おばあちゃんの趣味と言った感じ。

まぁ、物は置いてあるので用があれば売ってくれるんだろうけど、一見さんは店に入ることもできない。

なぜなら店の入口には鍵がかかっているから(←自宅兼の店舗なので、用がある時は自宅の勝手口から大声をあげるシステム。もちろん玄関にチャイムなどはなく、玄関も常にクローズ)。



よって私はいつものように勝手口から声をかけ、おばあちゃんと世間話をしながら茶を飲み支払いを済ませたのだけれど、

いつもは閉まっているお店側のドアが開いており、

なんとなーく気になって、お店の中を見せてもらったら、

そこがもうすごい。

ひのきのおにぎり型にサワラ材の飯台、

天然杉のわっぱに国産竹の丸ざる、

いちょうのまな板にキョロちゃんのかき氷機・・・と、

大判小判がざっくざく!

ざっくざく!



100円の値札がついたザルを見れば、工房アイザワさんだし、

わっぱも本物。ざるも本物。

偽物海外工場生産じゃなく、正真正銘国産の、めちゃくちゃいいヤツ!(のうえに2cmくらいのほこりがもっさりと)



パッケージとほこりの厚さから推察するに、昭和後期くらいの品物だと思うんだけど、

商品が昭和なら値段も昭和のまま。

ほとんどが500円~1,000円という奇跡。

デッドストックにデッドストックを重ねた宝の山である。



「素敵なものがいっぱいあるんですね・・・!」と私が言うと、

おばあちゃんは「ゴミばっかりだよ。」と言っていたけれど、

そんなことはない、とんでもない。

まごうことなき夢の島です、天国です。



私は、好きすぎる空間に発狂し、

鼻息ふんふんで店の中を徘徊。

スキップで商品を手に取り、あれやこれやと目移りしたけれど、

持ち合わせがないこともあり(ごめん、500円しかなかった)、

ちょうど欲しかったこの2つを「買いたい」と申し出た。
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何十年も天日にさらされ、いい具合に変色した串と、

よもやデッドストックと言っても過言ではないご飯用の抜型である。



本来真四角だったハズの角は程よくつぶれ、

白かったハズの色は、いい具合に茶色がかった生成り色に。
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天日にさらされすぎてこんがり日焼けした串は、

新品ながらにしてアンティーク。
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100円なのか180円なのか判別不可能な値札には時の流れを感じる。
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なお、このピックを包んでいたセロファンは、触れた時に無事崩壊。

触っただけで崩れた模様。



私が「500円で足りますか?」と聞くと、

おばあちゃんは「お金なんかいらないよ!持っていきな!」と言ってくれたけど、

さすがにそんなワケにもいかないので、

500円を出したところ、

200円のお釣りをくれたうえ、

「じゃあ、おまけつけるわ!」と渡された野菜たち。
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「わぁ!いいんですか?すごい嬉しい!」と喜ぶと、

「今、田村さんから貰ったものだから。持っていって!」とおばあちゃん。

田村さんって誰やねん。とは思ったものの、

野菜高騰な昨今、おまけのほうが豪華である。

(後で分かったことだけど、田村さんとは、金物屋にたまたま遊びに来ていたおばあちゃん(推定82歳)で、最近ボケ防止に畑をはじめたらしく、そこで収穫した記念すべき初の野菜らしい)



もちろん、田村さんの茄子はその日のうちに美味しくいただいた(これがこの日の麻婆茄子である)。
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金物屋にたまたま遊びに来ていた田村さん(推定82歳)がボケ防止に始めた畑で初収穫した茄子は、

とろ~りやわらかでめちゃくちゃ美味しかった。



こうして私は、ホックホクなお買い物にお土産までいただき、歓天喜地。

笑顔いっぱいに「素敵な品物いっぱいで楽しかったです。また来ます~。」と会釈をしたところ、

「喜んでもらえて何より。」とおばあちゃん。

「そんなに気に入ってくれるなら私が死んだら全部やるよ。区長さん(←近隣住民すべてに頼られるお父さん的存在)にもよく言っておくから。」とおばあちゃん。

もちろん私は、「何もいらないから長生きして。また来月も支払いに来させて。そして買わせて。お茶も飲ませて。」と言って帰ってきたけど、

問題は今日の朝である。



区長さん「金物屋さんが、自分が死んだら店のもの全部るぅさんに譲るって喜んでたよ。後継ぐんだってね!がんばれ!」



万が一おばあちゃんが亡くなったら、

私は金物屋の跡継ぎである。








ご清聴ありがとうございます。

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