新刊発売中です。


美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本
価格/1,300+税 →こんな本です①。/こんな本です②。

さてさてさて。
昨日は、3日遅れの結婚記念日ディナーをしようと、
珍しくおデートに誘われ、行ってきました。
俺のイタリアーン!@新潟。

そう、東京が主で、横浜とか大阪とか福岡とか大都市にのみ点在してる「俺の」ですけど、
実は新潟にもあるんです。
俺のイタリアンが!
いや、流行りにもニュースにも疎い私も知ってたし、
行こう行こうと思ってたんですが、
地元にあると「いつでも行ける」というゆとりとズボラが生まれ、
ついつい先延ばしになりがちで、
それで逃したお店は数知れず。
ズボラすぎだぜ、私。
OPENから1年半も経っちゃったけど、ramちゃんも美味しいって言ってたし、
久々に江戸のハイカラな味が食べたい。
ハイカラな味に酔いしれたい!!!
ということで、
まず、お店の場所は、三越のお隣。
西堀通りを挟んでお隣にあるビルの1Fで、
三越を背にしたら右手側。
つまり、ティファニーの隣。

あたし「ティファニー!!!!!」
店員さんも何かを察したのか、奇跡的にも窓際のお席を取ってくださり、
ティファニー(の看板)を見ながら食事できるっていう記念日仕様。
そしてティファニーが余計欲しくなるっていう記念日仕様。
あたし「わぁ~。ティファニーがあるね~。あと30分は開いてるね~。」
さぶろー山「・・・・・・・・・・」
あたし「私、買い物早いから10分で買えるけど、どうする?行っとく?」
さぶろー山「うん、とりあえずメニュー見たほうがいいと思う。」

と渡された俺のグランドメニュー。
限定の本日のおすすめはモニターに。

1,000円を超えるのはメイン料理くらいで、
パスタは600~800円代、ピザは580円、680円、880円、一番高くても980円。
俺を感じるこの値段設定、超嬉しい。
あたし「ティファニー欲しい!」
さぶろー山「ハイ、グラス持って、かんぱいかんぱいかんぱーい!」

ひな「おめでとー!」
あたし「ティファニー!」
よく分からないテンションで行われた乾杯の儀。
私とひなはウーロン茶ですが、
さぶろー山はなんか洒落たお酒をオーダーし、
共に運ばれてきたアミューズは、プレッツェルとチーズ(多分パルミジャーノ)。

ひな「なにこれ、お菓子みたーい!」
つって喜んでましたが、お菓子だよ。
プレッツェルはお菓子。
そんな会話もほどほどに、
早速運ばれてきた第一のオーダー。

あたし「うに!」
殻付きうにのコンソメジュレ添え@980円。

あたし「うに!」
見て見て。

あたし「うーーーにーーーー!」
ここに来たらこれを絶対食べようと思ってた。
というか、これを食べに来たと言っても過言ではない俺のウニ。いや、私のウニ。
たっぷりの氷の上には黒黒としたウニの殻。
周囲には艶やかなコンソメジュレが光り、
中央には大粒のウニがどどーん。
さらに中からはホワイトソースがとろ~り。

あたし「うに!」
ウニとコンソメとウニとホワイトソースとウニに酔いしれながらスプーンで掘り進めれば、
中から海老がごろ~り。

あたし「うに!」
見た目にも麗しい殻付きウニのコンソメジュレ添え@980円ですが、
なんつーかもうもう、めちゃくちゃウニで、
控え目に言ってもウニが最高すぎて、
目じりは下がり、ウニがウニで、私の皿に魔法が。

あたし「うに!!!!!」
さぶろー山「俺の分もお食べ。」
ひな「ひなの分もあげるよ。」
あたし「えっ?ホントに?ホントにいいの?もう返さないけど、ホントにいい?食べていい?」
さぶろー山「たっぷりお食べ。」
めちゃくちゃ久しぶりというか、結婚して初めてかもしれない優しさを頂戴しましたが、
私ね、こういう譲り合いって大事だと思うんです。
さぶろー山「だからもうティファニーって言わないで。」
ええ、現にウニを食べてからティファニーの看板とか全然見なくなったし、
言葉にすることもないし、欲しいとも思いませんしね。
遠くのティファニーより近くのウニ。
ウニは世界を救わないけど我が家を救う。
私はウニを首飾りにしたいくらいウニを愛してる。

そいや、ウニつながりで思い出したんですけど、
私、高田馬場にあるウニ小屋に行くのが夢でして、誰か一緒に行きませんかね。
一人で行ってもいいんだけど、あれもこれも食べたいし、絶対頼んじゃうし、
そうしたら隣んちから胃袋借りても間に合わない気がして。
今、同行者探してるんですよね。
我こそは!という猛者がいらっしゃいましたら是非。
ウニの会 IN TOKYO。
で、ウニに酔いしれ、ウニを堪能しましたら、
次なるオーダーはフォアグラとトリュフのリゾット@1,180円。

いきなりから〆的なイメージですけど、
私もひなもノンアルコールですので、
何はともあれ飯。
ウニを食べたら飯。
ここのご飯ものはこのリゾットのみなので、
軽い気持ちでリゾットを注文したんですが、
予想以上にでかいフォアグラがいてビビりました。

私の見立てでは、縦6cm、横4cm、厚さ2cmほどでしょうか。
結構な存在感があり、フォアグラの放つ光がすごい。
濃厚でクリーミーなチーズリゾットに、
ちょっと甘辛系のソースでソテーしたフォアグラがのせられ、
香りのいいトリュフがパラリ。
お米はもちろんアルデンテ。

あたし「ひな、よく覚えておきなさい。これが本物のリゾットだぞ。」
ひな「いつもママが作るリゾットは偽物なの?」
あたし「そう、あれはリゾットの風上にも置けないなんちゃってリゾットだからね、
あれを本物だと思ってはいけない。」
ひな「ふーん。・・・でもひなはママの作るリゾットも好きだし、世界で一番美味しいよ。」
あたし「んもーーーーーーーーーーーー!」
なんてかわいい事を言ってくれるのか。
あたし「ひなはかわいい。かわいいよう!世界一かわいい!」
ひな「うふふ。うふふ。」
と、ラブラブする私たちの前で、さぶろー山は黙々と自家製ピクルス@380円。

めちゃくちゃカラフルなピクルスが来て、
さすが「俺」だと思いました。
380円でも期待を裏切らないシャレオツっぷり(もちろんうまい)!
そんなピクルスをかじりつつ、
何やら悩んでいる様子のさぶろー山。
あたし「え、どうした?ウニ頼む?追加しようか?私、なんぼでも食べれるよウニ。」
さぶろー山「いや、今、メインをどうするか悩んでるんだけど、
夢のTボーンにするか入門編の1ポンドにするか・・・ねえ、どうしよう・・・!」

どっちでもいいわ。
好きなだけ悩んでろ。
と思いましたが、念のためGoogle先生にお聞きしたところ、
Tボーンステーキって1キロらしいんですね。
まさかの1キロ一枚肉(骨付き)。
せっかくの俺だし、他にもアレコレ食べたいし、
どう考えてもこのメンバーでキロはねえだろうと1ポンドにしたんですが、
1ポンドステーキはお肉に厚みがあり、焼くのに1時間ほどかかるそうなので、
1ポンドステーキを考えてる方は、一番最初にオーダーしたほうが良さそうです。
ま、食べてると1時間なんてあっという間で、
1時間で帰ってくる予定だった私たちは美味しすぎて3時間滞在したんですけどね(←ホントあっという間に時間が経ちます)!
で、無事に1ポンドステーキのオーダーを終え、
次なる美味はまた前菜。
北海道産1個丸ごと!モッツアレラチーズのカプレーゼ@680円。

これ、行く前にひなにメニューを見せてたんだけど、
絶対食べたいって言ってたヤツ。
モッツアレラチーズを丸ごと使った贅沢なカプレーゼ!

ひな「なにこれ、なにこれ。めっちゃかわいい!」
丸ごと1個のモッツアレラチーズとか、
今考えてもめちゃくちゃ豪華すぎると思うんですが、
なんとこのモッツアレラチーズ、
花畑牧場のヤ・ツ!
もう、めっちゃうまい、めっちゃ贅沢。

チーズもソースも死ぬほどうまいのに、これで680円とかどんだけ良心的なのか。
コスパよすぎ!
あたし「もうさ、こんなにうまいと毎日食べたいし、このお値段なら1日3回食べたいし、
いっそ宅配してほしい。」
ひな「うん、宅配は無理だと思うけど、ひなもこれは毎日食べたいうまさだと思う。」
でも、このカプレーゼはホントのホントにおすすめ。
680円だけど満足度は2,000円分くらいあるし、
行ったら絶対食べたほうがいい。ウニと一緒に俺の2トップ。
そんなこんなで美味しいに美味しいを重ね、
次なる美味しいはピザ!

マリナーラ@580円、やっす!
いつもピザと言えばマルゲリータを頼むんですが、
ちょっと違ったものが食べてみたくて、
にんにく×オレガノ×トマトソースのピザ。
チーズのないピザ!

あたし「へー!チーズのないピザって斬新!ソースだけのピザって初めて!」
なんとなくピザにはチーズが欠かせず、よもやセット販売ぐらい思ってたんですが、
このソースのみというシンプルさがめっちゃうまくて!!!

厚さ1mm程度の極薄パリパリな生地にトマトソースがよく合って、
チーズがない分ソースのうまさと生地のうまさが引き立って、もうたまらん。
こんなに美味しいものがこの世にあったのか!ってくらい美味しく、
ピザってチーズがなくてもピザなんだなとと、新しい学びを得まして、
ここでメインの登場です。

さぶろー山「俺のお肉様アアアアアアアアアアア!!!!!」
ハイ、悩みに悩んで選んだ若姫牛の1ポンドサーロインステーキ、
もとい俺様の1ポンドステーキ@1,980円。

実際、「お肉に厚みがあるので1時間ほどかかります。」って言われた時は冗談かと思いましたが、
ホントに厚みがあって、これは1時間かかる厚さでした。ぶあつっ!
もちろん、1ポンド(約453g)ですから重みも充分に。

さぶろー山「これが幸せの重み・・・!もちあがらなーい!ウハウハ」
こんなでっかい肉をどうやって食べればいいのか、
首を傾げるご婦人もいらっしゃるでしょうが、そこはご安心あれ。
写真を撮ったら店員さんが食べやすいサイズにカットしてくれます。

バックに見えるフォークとナイフはもちろんさぶろー山。
待望のお肉を目前に待てるワケがなく、
お肉はすぐさま皿に運ばれ、
繊細なナイフとフォークさばきで超速で口に運ばれていきました。

さぶろー山「ふもーーーーーーーーーーーーー!」←美味しくて吠えてる
若姫牛は大変美味しかったそうで、
さぶろー山は終始吠えておりましたが、
私とひなはポテトをいただきました。

ひな「ポテトおいしーい!」(←大の芋好き)
余談ですが、ポテトに右と左のタイプがあったら、
私は絶対左のポテトを選ぶタイプです。

あの凹凸部分に油が染みて、めちゃくちゃうまーい。
カロリーはうまーい。
さて、無事にメインも到着したことですし、
そろそろ〆に入りましょうか。
キャベツとイベリコベーコンのペペロンチーノ@680円。

この時点で結構食べてたし、
結構お腹いっぱいだったんですけど、
オープンキッチンから見えるパスタ場の男性がめちゃくちゃ軽快にフライパンをふるってて、
それがすっごく楽しそうで美味しそうで、
思わず注文しちゃったペペロンチーノ。
唐辛子入りですが、さほど辛味もなくひな(超お子様舌)でもイケる辛さで、
あと、スプーンがすごい使いやすかった。

多分、業務用のスプーンだと思うんですが、
すくう部分のカーブと角度が絶妙にフィットして、
めちゃくちゃよかった。
なにこれ、欲しい。
と、無事に〆のパスタも食べ終え、
お次はデザートかな。
というところで。
ひな「あ、ひなこれ食べたい。」

ひな「越後米豚越王のトロ肉とフィレ肉のミスト(盛り合わせ)~グリーンマスタードソース~@1,180円!」
まさかのここに来てメイン。
再びお肉(がっつり)。
あたし「なんで今頃になってお肉を・・・」
ひな「んー、ひな、スロースターターみたいで、いつもみんながお腹いっぱいになった頃エンジンがかかるんだよね~。」
この空気の読めなさ、さすがゆとり。
ひな「いただきまーす!」

と、ゆとりが嬉しそうに頬張ったお肉は、
めちゃくちゃジューシーなトロ肉と、
しっとりやわらか~なヒレ肉の盛り合わせ(超ボリューミー)。

ヒレ肉は中まで程よく火が入り、めちゃくちゃしっとり。
歯で噛みきれるくらい柔らかく、
周囲にパリっとした何らかの皮が巻かれてました。
そして見るからにジューシーなトロ肉は、
噛んだ瞬間脂が飛び出すほどジューシー。
めちゃくちゃジューシー!

めっちゃ腹パンだったけど、全然イケました。
普通に、ペロっと。
人間の胃袋はとどまることを知らず、
私は「デザートは別腹」を地で行くタイプなんで、
食事の〆は必ずデザートを。
俺のティラミス@450円。

「俺」のロゴがかわいらしいティラミスは、
縦7cm×横10cm×高さ6cm(あくまで私の見立て)と、結構ボリューミーなサイズ感ですが、
イタメレ入りのふわっふわ型。
つまり、ほぼ空気ですので、罪悪感を感じる必要もなく、
ペロっといけちゃう。ペロっとふわっと。
もう夢かなってくらい一瞬で美味しさ終了。
あたし「もうひとつ食べようかな・・・」
さぶろー山「いやもうやめとけって!お前は十分食べたから今日のところはここまで!また次回に持ちこしなさい!!!」
と、ここでオーダーストップがかかり、
お食事終了。
美味しすぎて3時間以上居座りました。ワハ。

今回訪問した俺のイタリアン@新潟。
OPENから1年ちょっと経ってるので空いてるかなーとも思ったんですが、
平日の6時すぎにもかかわらず店内は満席だし、
入れ替わり立ち替わりお客さんが入り、店内は終始満席状態。
まだまだ人気店なのでこれから行く方は予約必須。
電話番号は025-378-6101。
あと、平日だからか、江戸の俺(←確か2時間で出される)のような時間制限がなく、
ゆっくり食事ができたのも嬉しかったし、
店内も座席も俺とは思えないほど広い。
一人一人が余裕を持って座れるし、お隣さんに肘も当たらないし、
通路はすれ違いもできちゃう。
さすが新潟!
(新潟の他店から見たらこんなもんかなという感じはしないでもないけれど、都内の俺を知ってる人からしたらびっくりな広さとゆとりだと思う)
俺のイタリアンらしくライブもあって、
ライブもすごいよかったし、
やっぱり安い、コスパが高い!

お料理はどれもこれもお江戸と変わらず、
ちゃんと俺のイタリアンだし、よもや銀座。めちゃくちゃうまい。
なのに、3人であんだけ食べて飲んで(私とひなはウーロン茶でしたが、さぶろー山は5~6杯ほどの酒を飲んでた模様)、
お会計は脅威の12,000円。やっす!
腹がいっぱいすぎて、
本来腰で履くスカートはウエスト履きになり、
それでも苦しく、ボタンまで外して帰ってきたけど、
行ってよかった。
また行こう!いや、連れてってもらおう!
ご清聴ありがとうございます。
俺のイタリアン、行きたくなったらこちらをぽちぽちぽちっと!
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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
めちゃくちゃ腹いっぱいで寝ましたが、朝起きたら普通に腹減ってて、朝ご飯も昼ご飯も食べました。ブヒー
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美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本

さてさてさて。
昨日は、3日遅れの結婚記念日ディナーをしようと、
珍しくおデートに誘われ、行ってきました。
俺のイタリアーン!@新潟。

そう、東京が主で、横浜とか大阪とか福岡とか大都市にのみ点在してる「俺の」ですけど、
実は新潟にもあるんです。
俺のイタリアンが!
いや、流行りにもニュースにも疎い私も知ってたし、
行こう行こうと思ってたんですが、
地元にあると「いつでも行ける」というゆとりとズボラが生まれ、
ついつい先延ばしになりがちで、
それで逃したお店は数知れず。
ズボラすぎだぜ、私。
OPENから1年半も経っちゃったけど、ramちゃんも美味しいって言ってたし、
久々に江戸のハイカラな味が食べたい。
ハイカラな味に酔いしれたい!!!
ということで、
まず、お店の場所は、三越のお隣。
西堀通りを挟んでお隣にあるビルの1Fで、
三越を背にしたら右手側。
つまり、ティファニーの隣。

あたし「ティファニー!!!!!」
店員さんも何かを察したのか、奇跡的にも窓際のお席を取ってくださり、
ティファニー(の看板)を見ながら食事できるっていう記念日仕様。
そしてティファニーが余計欲しくなるっていう記念日仕様。
あたし「わぁ~。ティファニーがあるね~。あと30分は開いてるね~。」
さぶろー山「・・・・・・・・・・」
あたし「私、買い物早いから10分で買えるけど、どうする?行っとく?」
さぶろー山「うん、とりあえずメニュー見たほうがいいと思う。」

と渡された俺のグランドメニュー。
限定の本日のおすすめはモニターに。

1,000円を超えるのはメイン料理くらいで、
パスタは600~800円代、ピザは580円、680円、880円、一番高くても980円。
俺を感じるこの値段設定、超嬉しい。
あたし「ティファニー欲しい!」
さぶろー山「ハイ、グラス持って、かんぱいかんぱいかんぱーい!」

ひな「おめでとー!」
あたし「ティファニー!」
よく分からないテンションで行われた乾杯の儀。
私とひなはウーロン茶ですが、
さぶろー山はなんか洒落たお酒をオーダーし、
共に運ばれてきたアミューズは、プレッツェルとチーズ(多分パルミジャーノ)。

ひな「なにこれ、お菓子みたーい!」
つって喜んでましたが、お菓子だよ。
プレッツェルはお菓子。
そんな会話もほどほどに、
早速運ばれてきた第一のオーダー。

あたし「うに!」
殻付きうにのコンソメジュレ添え@980円。

あたし「うに!」
見て見て。

あたし「うーーーにーーーー!」
ここに来たらこれを絶対食べようと思ってた。
というか、これを食べに来たと言っても過言ではない俺のウニ。いや、私のウニ。
たっぷりの氷の上には黒黒としたウニの殻。
周囲には艶やかなコンソメジュレが光り、
中央には大粒のウニがどどーん。
さらに中からはホワイトソースがとろ~り。

あたし「うに!」
ウニとコンソメとウニとホワイトソースとウニに酔いしれながらスプーンで掘り進めれば、
中から海老がごろ~り。

あたし「うに!」
見た目にも麗しい殻付きウニのコンソメジュレ添え@980円ですが、
なんつーかもうもう、めちゃくちゃウニで、
控え目に言ってもウニが最高すぎて、
目じりは下がり、ウニがウニで、私の皿に魔法が。

あたし「うに!!!!!」
さぶろー山「俺の分もお食べ。」
ひな「ひなの分もあげるよ。」
あたし「えっ?ホントに?ホントにいいの?もう返さないけど、ホントにいい?食べていい?」
さぶろー山「たっぷりお食べ。」
めちゃくちゃ久しぶりというか、結婚して初めてかもしれない優しさを頂戴しましたが、
私ね、こういう譲り合いって大事だと思うんです。
さぶろー山「だからもうティファニーって言わないで。」
ええ、現にウニを食べてからティファニーの看板とか全然見なくなったし、
言葉にすることもないし、欲しいとも思いませんしね。
遠くのティファニーより近くのウニ。
ウニは世界を救わないけど我が家を救う。
私はウニを首飾りにしたいくらいウニを愛してる。

そいや、ウニつながりで思い出したんですけど、
私、高田馬場にあるウニ小屋に行くのが夢でして、誰か一緒に行きませんかね。
一人で行ってもいいんだけど、あれもこれも食べたいし、絶対頼んじゃうし、
そうしたら隣んちから胃袋借りても間に合わない気がして。
今、同行者探してるんですよね。
我こそは!という猛者がいらっしゃいましたら是非。
ウニの会 IN TOKYO。
で、ウニに酔いしれ、ウニを堪能しましたら、
次なるオーダーはフォアグラとトリュフのリゾット@1,180円。

いきなりから〆的なイメージですけど、
私もひなもノンアルコールですので、
何はともあれ飯。
ウニを食べたら飯。
ここのご飯ものはこのリゾットのみなので、
軽い気持ちでリゾットを注文したんですが、
予想以上にでかいフォアグラがいてビビりました。

私の見立てでは、縦6cm、横4cm、厚さ2cmほどでしょうか。
結構な存在感があり、フォアグラの放つ光がすごい。
濃厚でクリーミーなチーズリゾットに、
ちょっと甘辛系のソースでソテーしたフォアグラがのせられ、
香りのいいトリュフがパラリ。
お米はもちろんアルデンテ。

あたし「ひな、よく覚えておきなさい。これが本物のリゾットだぞ。」
ひな「いつもママが作るリゾットは偽物なの?」
あたし「そう、あれはリゾットの風上にも置けないなんちゃってリゾットだからね、
あれを本物だと思ってはいけない。」
ひな「ふーん。・・・でもひなはママの作るリゾットも好きだし、世界で一番美味しいよ。」
あたし「んもーーーーーーーーーーーー!」
なんてかわいい事を言ってくれるのか。
あたし「ひなはかわいい。かわいいよう!世界一かわいい!」
ひな「うふふ。うふふ。」
と、ラブラブする私たちの前で、さぶろー山は黙々と自家製ピクルス@380円。

めちゃくちゃカラフルなピクルスが来て、
さすが「俺」だと思いました。
380円でも期待を裏切らないシャレオツっぷり(もちろんうまい)!
そんなピクルスをかじりつつ、
何やら悩んでいる様子のさぶろー山。
あたし「え、どうした?ウニ頼む?追加しようか?私、なんぼでも食べれるよウニ。」
さぶろー山「いや、今、メインをどうするか悩んでるんだけど、
夢のTボーンにするか入門編の1ポンドにするか・・・ねえ、どうしよう・・・!」

どっちでもいいわ。
好きなだけ悩んでろ。
と思いましたが、念のためGoogle先生にお聞きしたところ、
Tボーンステーキって1キロらしいんですね。
まさかの1キロ一枚肉(骨付き)。
せっかくの俺だし、他にもアレコレ食べたいし、
どう考えてもこのメンバーでキロはねえだろうと1ポンドにしたんですが、
1ポンドステーキはお肉に厚みがあり、焼くのに1時間ほどかかるそうなので、
1ポンドステーキを考えてる方は、一番最初にオーダーしたほうが良さそうです。
ま、食べてると1時間なんてあっという間で、
1時間で帰ってくる予定だった私たちは美味しすぎて3時間滞在したんですけどね(←ホントあっという間に時間が経ちます)!
で、無事に1ポンドステーキのオーダーを終え、
次なる美味はまた前菜。
北海道産1個丸ごと!モッツアレラチーズのカプレーゼ@680円。

これ、行く前にひなにメニューを見せてたんだけど、
絶対食べたいって言ってたヤツ。
モッツアレラチーズを丸ごと使った贅沢なカプレーゼ!

ひな「なにこれ、なにこれ。めっちゃかわいい!」
丸ごと1個のモッツアレラチーズとか、
今考えてもめちゃくちゃ豪華すぎると思うんですが、
なんとこのモッツアレラチーズ、
花畑牧場のヤ・ツ!
もう、めっちゃうまい、めっちゃ贅沢。

チーズもソースも死ぬほどうまいのに、これで680円とかどんだけ良心的なのか。
コスパよすぎ!
あたし「もうさ、こんなにうまいと毎日食べたいし、このお値段なら1日3回食べたいし、
いっそ宅配してほしい。」
ひな「うん、宅配は無理だと思うけど、ひなもこれは毎日食べたいうまさだと思う。」
でも、このカプレーゼはホントのホントにおすすめ。
680円だけど満足度は2,000円分くらいあるし、
行ったら絶対食べたほうがいい。ウニと一緒に俺の2トップ。
そんなこんなで美味しいに美味しいを重ね、
次なる美味しいはピザ!

マリナーラ@580円、やっす!
いつもピザと言えばマルゲリータを頼むんですが、
ちょっと違ったものが食べてみたくて、
にんにく×オレガノ×トマトソースのピザ。
チーズのないピザ!

あたし「へー!チーズのないピザって斬新!ソースだけのピザって初めて!」
なんとなくピザにはチーズが欠かせず、よもやセット販売ぐらい思ってたんですが、
このソースのみというシンプルさがめっちゃうまくて!!!

厚さ1mm程度の極薄パリパリな生地にトマトソースがよく合って、
チーズがない分ソースのうまさと生地のうまさが引き立って、もうたまらん。
こんなに美味しいものがこの世にあったのか!ってくらい美味しく、
ピザってチーズがなくてもピザなんだなとと、新しい学びを得まして、
ここでメインの登場です。

さぶろー山「俺のお肉様アアアアアアアアアアア!!!!!」
ハイ、悩みに悩んで選んだ若姫牛の1ポンドサーロインステーキ、
もとい俺様の1ポンドステーキ@1,980円。

実際、「お肉に厚みがあるので1時間ほどかかります。」って言われた時は冗談かと思いましたが、
ホントに厚みがあって、これは1時間かかる厚さでした。ぶあつっ!
もちろん、1ポンド(約453g)ですから重みも充分に。

さぶろー山「これが幸せの重み・・・!もちあがらなーい!ウハウハ」
こんなでっかい肉をどうやって食べればいいのか、
首を傾げるご婦人もいらっしゃるでしょうが、そこはご安心あれ。
写真を撮ったら店員さんが食べやすいサイズにカットしてくれます。

バックに見えるフォークとナイフはもちろんさぶろー山。
待望のお肉を目前に待てるワケがなく、
お肉はすぐさま皿に運ばれ、
繊細なナイフとフォークさばきで超速で口に運ばれていきました。

さぶろー山「ふもーーーーーーーーーーーーー!」←美味しくて吠えてる
若姫牛は大変美味しかったそうで、
さぶろー山は終始吠えておりましたが、
私とひなはポテトをいただきました。

ひな「ポテトおいしーい!」(←大の芋好き)
余談ですが、ポテトに右と左のタイプがあったら、
私は絶対左のポテトを選ぶタイプです。

あの凹凸部分に油が染みて、めちゃくちゃうまーい。
カロリーはうまーい。
さて、無事にメインも到着したことですし、
そろそろ〆に入りましょうか。
キャベツとイベリコベーコンのペペロンチーノ@680円。

この時点で結構食べてたし、
結構お腹いっぱいだったんですけど、
オープンキッチンから見えるパスタ場の男性がめちゃくちゃ軽快にフライパンをふるってて、
それがすっごく楽しそうで美味しそうで、
思わず注文しちゃったペペロンチーノ。
唐辛子入りですが、さほど辛味もなくひな(超お子様舌)でもイケる辛さで、
あと、スプーンがすごい使いやすかった。

多分、業務用のスプーンだと思うんですが、
すくう部分のカーブと角度が絶妙にフィットして、
めちゃくちゃよかった。
なにこれ、欲しい。
と、無事に〆のパスタも食べ終え、
お次はデザートかな。
というところで。
ひな「あ、ひなこれ食べたい。」

ひな「越後米豚越王のトロ肉とフィレ肉のミスト(盛り合わせ)~グリーンマスタードソース~@1,180円!」
まさかのここに来てメイン。
再びお肉(がっつり)。
あたし「なんで今頃になってお肉を・・・」
ひな「んー、ひな、スロースターターみたいで、いつもみんながお腹いっぱいになった頃エンジンがかかるんだよね~。」
この空気の読めなさ、さすがゆとり。
ひな「いただきまーす!」

と、ゆとりが嬉しそうに頬張ったお肉は、
めちゃくちゃジューシーなトロ肉と、
しっとりやわらか~なヒレ肉の盛り合わせ(超ボリューミー)。

ヒレ肉は中まで程よく火が入り、めちゃくちゃしっとり。
歯で噛みきれるくらい柔らかく、
周囲にパリっとした何らかの皮が巻かれてました。
そして見るからにジューシーなトロ肉は、
噛んだ瞬間脂が飛び出すほどジューシー。
めちゃくちゃジューシー!

めっちゃ腹パンだったけど、全然イケました。
普通に、ペロっと。
人間の胃袋はとどまることを知らず、
私は「デザートは別腹」を地で行くタイプなんで、
食事の〆は必ずデザートを。
俺のティラミス@450円。

「俺」のロゴがかわいらしいティラミスは、
縦7cm×横10cm×高さ6cm(あくまで私の見立て)と、結構ボリューミーなサイズ感ですが、
イタメレ入りのふわっふわ型。
つまり、ほぼ空気ですので、罪悪感を感じる必要もなく、
ペロっといけちゃう。ペロっとふわっと。
もう夢かなってくらい一瞬で美味しさ終了。
あたし「もうひとつ食べようかな・・・」
さぶろー山「いやもうやめとけって!お前は十分食べたから今日のところはここまで!また次回に持ちこしなさい!!!」
と、ここでオーダーストップがかかり、
お食事終了。
美味しすぎて3時間以上居座りました。ワハ。

今回訪問した俺のイタリアン@新潟。
OPENから1年ちょっと経ってるので空いてるかなーとも思ったんですが、
平日の6時すぎにもかかわらず店内は満席だし、
入れ替わり立ち替わりお客さんが入り、店内は終始満席状態。
まだまだ人気店なのでこれから行く方は予約必須。
電話番号は025-378-6101。
あと、平日だからか、江戸の俺(←確か2時間で出される)のような時間制限がなく、
ゆっくり食事ができたのも嬉しかったし、
店内も座席も俺とは思えないほど広い。
一人一人が余裕を持って座れるし、お隣さんに肘も当たらないし、
通路はすれ違いもできちゃう。
さすが新潟!
(新潟の他店から見たらこんなもんかなという感じはしないでもないけれど、都内の俺を知ってる人からしたらびっくりな広さとゆとりだと思う)
俺のイタリアンらしくライブもあって、
ライブもすごいよかったし、
やっぱり安い、コスパが高い!

お料理はどれもこれもお江戸と変わらず、
ちゃんと俺のイタリアンだし、よもや銀座。めちゃくちゃうまい。
なのに、3人であんだけ食べて飲んで(私とひなはウーロン茶でしたが、さぶろー山は5~6杯ほどの酒を飲んでた模様)、
お会計は脅威の12,000円。やっす!
腹がいっぱいすぎて、
本来腰で履くスカートはウエスト履きになり、
それでも苦しく、ボタンまで外して帰ってきたけど、
行ってよかった。
また行こう!いや、連れてってもらおう!
ご清聴ありがとうございます。
俺のイタリアン、行きたくなったらこちらをぽちぽちぽちっと!



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ありがとうございます。ぺこりぺこり。
めちゃくちゃ腹いっぱいで寝ましたが、朝起きたら普通に腹減ってて、朝ご飯も昼ご飯も食べました。ブヒー
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