山形県の魅力を全身全霊で感じる「山形県の魅力体験ツアー」。

その①はこちらで、そば処庄司屋さんのお蕎麦と、オリエンタルカーペットさんの絨毯に酔いしれて、

その②はこちらで、文翔館さんと芋煮のメッカにウハウハして、

その③はこちらで、樹氷とホテルにうっとりして、

その④はこちらで、山形名物をたらふく食べて、温泉に萌えて萌えて、

その⑤はこちらで、バイキングスタイルの朝食と玉こんとついでにあたしの夢などにも触れてみて、

その⑥はこちらで、美味しいラスクの作り方と久々にでたアイツに笑って泣いて、

その⑦はこちらで、上杉博物館の散策と吉邸さんでのランチに吠えて、

ついでに、なんで今これを書いているか等もご確認していただいてっと。





お次に向かったのはこちら。
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/酒蔵東光さん\






こちらは、山形県内にある54の酒蔵のうちのひとつ。
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創業慶長2年。

米沢藩上杉家御用酒屋で、江戸時代頻繁に「禁酒令」が出された中でも酒造りを許されていた

数少ない造り酒屋のひとつだそう。






あたし達が伺ったのは資料館のほうで、実際の酒造りは別の場所で行われてるんですが、

こちらの資料館は、古い酒蔵の原形を保ちながら昭和59年に復元されたものだそう。
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柱とかすごい立派。

多分これ、うちの旦那が見たら萌えキュン卒倒なレベル。







そんな東光さんでは、会長さんと会長夫人に案内していただきました。
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今日はよろしくお願いします。ぺこり。





会長さん「まずこれ。これは創業当時に使われていた仕込甕。」
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会長さん「室町末期に西大窯で作られた備前焼なんだよ。」





あたし「へー!」





と、大きな甕を見せていただいた。

確かに古そうな甕ではあったけれど。





あたし「・・・・・なんで室町末期って分かるんですか??」





これ、素人の素朴な疑問。
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会長さん「この印がすべてを物語ってる。」





あたしには、×のなり損ねにしか見えない印だけれど、

きっとすごいものなのではないかと推察されます。





こちらは巨大な仕込桶。
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会長さん「これは実際に使っていたものを展示してあるんだ。」





あたし「ほほう・・・!」





まぁ、酒蔵ですから、一度に仕込む量は相当なものだとは思うんですが、

この桶がデカくて、デカくて、本当にデカくて。
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デカさを言葉で表現するってすごく難しいんですが、

分かりやすく言うなら、

これを飲んだら、化け物ramちゃんだって酔うと思う。

(大変分かりやすい例えです。ハイ)




まぁでも、個人的には、飲んで欲しい。

ramちゃんに勝ってほしい。

なんならramちゃんなら勝てるんじゃないかって信じるあたしもいるんですけどね。

(ramちゃん、元気してるー?)








と、そんなことを思いながらどんどん進み、

こちらは続き間。
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会長夫人「続き間は、主人やお客様用の囲炉裏と、家族や使用人の囲炉裏がありまして、

正面にあたる席、横座と呼ばれる席が当主席になっております。」





うん、写真が切れてんですけど、

囲炉裏のあるお部屋がふたつ続いてますのん。





会長夫人「横座は、来客があった時当主がすぐに分かるように、

お客様に当主のお顔が見えるように。

そして、蔵人が仕事している様子を監督できるような位置にあるんです。」





あたし「へー!」





偉いから上座に座っているだけかと思いきや、

そんな理由も兼ねていたとは驚き。





会長夫人「ここだけは当主以外が座ってはいけない席なんです。

お孫ちゃんも座れない席なんですよ。にっこり。」





ほんの一代前までは「大黒柱は偉い」的な風潮があったけど、

今、この、あたし達世代って、妻も夫も同等というか、

下手したら、家事も育児も仕事もしてる妻のほうが偉い。くらい思いがちだけど、

大黒柱はさ・・・偉いんだよね。

この生活が成り立っているのは、大黒柱あってのもの。なんだよね。



(特にうちなどは)

(もちろんそうではない場合も有)






忘れかけてた大切さを思うださせてくれた東光さんの続き間。
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帰ったら上座に座らせてやろう。

うちの大黒柱も。






そんな東光さん、実はSK-ⅡのCMのロケに使われたそうで。

それがこの場所↓
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映画「レ・ミゼラブル」で有名なトム・フーパー監督が撮影したSK-ⅡのCM。




「作業の様子は本物の蔵人で撮りたい」という監督のリクエストがあり、

東光さんの蔵人もエキストラで出演されたとか。




会長さん「当時のセットもそのまま残ってますよ。」
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CMが気になる方はこちらからどうぞ→トムフィーバー監督が描く美しさの探求



このCM、山形の山寺が舞台になってるんですが、

もし山形の方で見たことのない方がいらっしゃったら、是非とも見たほうがいい。

すっごく綺麗で、見惚れること、請け合い。







会長さん「こっちは好きな人にはたまらない空間かな。」
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これは去年、NHK木曜時代劇「かぶき者 慶次」の放送開始にあわせて、

「花の慶次 純米吟醸」を発売したご縁で飾ってあるそう。




会長さん「去年から飾ってあるけど、今でも好きな方がいらっしゃいますよ。」
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有名ですもんね、花の慶次。

あたしも中学時代に読みました。






そんな東光さん。

こちらは酒蔵なので、もちろん、試飲もできます!
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東光さんのお酒は、「全国新酒鑑評会」7年連続金賞、

「東北清酒鑑評会の吟醸部門」優秀賞受賞など

「天満天神梅酒大会」優勝などなど、

数々の賞を受賞した銘酒揃い。





山形県内にある酒蔵って、小さい酒蔵も多いんだけど、

酒蔵同士が仲良しで、みんなで連携して技術を高め合ってるそうで。
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県内の酒蔵はどこもレベルが高いとか。





実はあんまりお酒が得意ではないワタクシですが、

会長さんが「たっぷり飲みなさい♡」と言ってくださったので、お言葉に甘えまくって、

純米酒と吟醸、大吟醸の飲み比べとか、超贅沢なことをさせていただきました。
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結果、やっぱり大吟醸はうまかった。





あたし「大吟醸・・・すごい。ウマイ。一口で分かる旨さですね・・・!」





会長さん「そらそーだ!大吟醸だもの!」





と、会長さんは笑ってましたが、

実際、酒の味がさして分かるほうではないあたしでも、比べものにならないと思うくらい、うまかった。

大吟醸、すげえ。







お酒の試飲は有料と無料のものがあるんですが、

行ったら是非飲んで欲しいのが、これ。
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甘酒。



東光さんの酒粕で作られた甘酒。

この甘酒がびっくりするほどウマくて、

さして甘酒好きではなかったあたしが、一気に甘酒ファンになっちゃうくらいウマイ。

行ったら是非甘酒を。

むちゃくちゃ美味しくて、びっくりするから!





酒造資料館 東光の酒蔵
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〒992-0037 山形県米沢市本町二丁目2-3
TEL:0238-23-4848 
入館料:大人310円(試飲は別料金)
開館時間:AM9:00~PM4:30

おすすめは大吟醸と甘酒の試飲。






こちらは会長さんからお土産にいただいたお酒。
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どれも本当に美味しくて、さぶろー山が大絶賛していたのだけれど、

このラベル作ってるの、実はうちの読者さん。ドヤ顔。








ご清聴ありがとうございます。

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