IMG_0944-1
昨日は、久々にいっかーと遊んだ。

(もとい、人間と対話した。とも言う)








たまーに近況をメールしたり、

いっかーの勤務先に立ち寄ることはあるのだけれど、

こうして腹を据えて、顔を見るのはこの時以来。



久々の再会を分かち合い、

最近の近況、仕事の話、GLAYの話、福山の話、そして恋の話などなど、

あたし達は弾丸のように喋りまくった。
IMG_0949-1
オニグラを頬張りながら。






まぁ、こちらとて、恋の現場を離れて数十年。

恋と変の区別もつかないくらいだけれど、

5つ下のいっかーは、今をときめく華のアラサー入門年。

最も楽しく、最も危険な31歳。












大厄year。












華は背負えても、恋も生活も危険と隣り合わせな2016年。

いろんな意味でデンジャラスな年である。





あたし「大厄だけはさ、お祓いしたほうがイイよ。」





思えば、この大厄という年(前後3年間)は、あたしにとって、最強に最悪な年でもあった。

生活面、精神面、ありとあらゆる場面において、すべてが凶とでた3年間でもある。



ひたすら地味に過ごし、

家を祓い、

あたしを祓い、

神社で祓い、

陰陽師を召喚し、

あたしの全財産をお祓いに注いだ3年間でもある。





あたし「大厄だけはお金に変えられない時、あるから・・・」





いっかー「うん、一応、祓ってはもらったんですけど・・・」





あたし「うん、一回くらいじゃ祓いきれない場合もあるから・・・ね。

???と思ったら、もう一度と言わずもう三度でも四度でも。

なんなら全精力をお祓いに注いだほうがいい。」





いっかー「そうですよね・・・命には代えられないし・・・」





あたし「そうだよ、何事も命あってのものだから。」
IMG_0959-1
いっかー「ですよね、何かあったらオニグラも食べれなくなっちゃうもんね・・・」





そんなお祓いのススメを語りつつ、

いっかーがそっと口を開いた。





いっかー「あたしね、この前、長女あるあるってのを見たんですよ。」





あたし「長女あるある?」





いっかー「そう、長女の特徴がひたすら書いてあるだけなんですけど、

それを見たら、もんのすごいあたしに当てはまってて。まるで自分の取り扱い説明書みたいなんです。」





あたし「へえ、あたしも長女だよ。」





ここの登場人物で言えば、

あたしといっかーは長女だけれど、

さぶろー山、はるか、おかん、いっしーなどは、みんな末っ子である。





いっかー「あたし、決してダメ男が好きなワケじゃないんですけど、

”今から来て”とか言われると、行っちゃうんですよ。」





あたし「え?それはいいんじゃない?」





いっかー「こっちは仕事して残業して、ものすごい疲れてて、超ぐったりしてるのに。

相手もそれを重々分かっているハズなのに。

なのに”今から来て”とか超KYな言葉なのに。」





いっかー「なのに、なのに・・・!」





うんうん。





いっかー「・・・・・嬉しいんです。」





うん。





あたし「うん・・・その気持ち、ちょっと分かるわ。」





いっかー「仕事で徹夜どころか2徹3徹くらいしてんのに、

”今から来て”の一言でパワー充電。」





あたし「・・・ああ、あるね、あるよ、それ。」





いっかー「疲れも嬉しさも恋しさも、すべてのバロメーター、ふりきりまくり。」





あたし「・・・ある、ある。」





いっかー「で、大喜びで行っちゃうんです。」





あたし「・・・分かるよ、いっかー。お母さんも尻尾振って行っちゃうタイプだ。」





昔、昔、その昔。

まだあたしが「恋」を堪能していた頃。



3月のクソ忙しい時期で、

何徹目なのか数えられないくらい仕事して、

なんなら”ショールーム住み込み”くらいの毎日で、

おまけに大雪にも見舞われて、

高速もストップして、

どう考えてもお前が来い。って感じなのに、

さぶろー山の「今から来て♡」の一言で、元気百万倍。

大雪の中、雪を漕ぎ漕ぎ、尻尾を振って長岡(←新潟屈指の豪雪地帯)まで通った日々を思い出す。





あたし「”今から来て”ってさ、ユンケル以上のもの、持ってるよね。」





いっかー「・・・ですね、ユンケルもアリナミンも比べものにならないですね。」





あたし「でもさ、それが”今から行っていい?”だと、バロメーターもイマイチ作動しなくない?」





いっかー「あ、分かりますそれ。別に嬉しくないワケじゃないんですけど、

バロメーターも半分ぐらいしかあがらないし、嬉しさも半減なんですよね。」





あたし「なんなんだろうね、あれは。」





いっかー「あたし達は、頼るのが好きじゃないんです。頼られるが好きなんです!」





なるほど。

あたし達は無意識のうちに「頼られること」に萌えていたのか。
IMG_0972-1
と、頼られることの意義とバロメーターのあがり具合、

ユンケルと今から来ての関係性について議論している間に、

バナナといちごのチョコクレープができて。





あたし「よかったら食べて、食べて。」





いっかー「わー、嬉しい!クレープ大好きー♡」





あたし「でしょ?いっかーの好きなチョコ、もりっもりに入れといた。」





いっかー「やったー!チョコレート大好きー♡」





と、一瞬笑顔を見せて。





いっかー「・・・でも、このクレープだってそうなんですよ。

”今から来て”に”クレープ買ってきて”って言葉がプラスされると、

”今から来て”が、さらに素晴らしい言葉になる。」





再び真顔に戻って。





いっかー「大喜びでクレープの材料も買いに行っちゃう・・・!」





うん。

いっかー、結構病んでる・・・?





いっかー「お母さんもそうだよね?喜んで買いに行っちゃうよね?」





あたし「うん、そうだね。あたしも材料を買いに行くところから尻尾振っちゃうタイプだ。」





いっかー「振ります、振ります。大喜びで買いに行きます。」





あたし「頼まれてもいないのに、カートで買い物しちゃう時とか・・・あるよね。」





いっかー「店ごと買い占める勢いです。」





うん。

だいぶ病んでる感、あるけど、

いっかーの気持ちも分かる。





あたし「結局あたし達はさ、頼られることが嬉しいんだよね。」





いっかー「そうです、そうです!そこに大いなる喜びを感じるんです!」





だけれども、

ちょっと違った見方をすれば。





あたし「ミツグの素質も持ってるよね。」





いっかー「ああ、十分ですね。」





あたし「ATMの素質も兼ね合わせてるよね。」





いっかー「ああ、ばんばんですね。」
IMG_0975-1
いっかー「そしてクレープ、最高ですね。」





あたし「うん、ありがとう。」





いっかー「で、クレープは最高なのに、男はどんどんダメになる傾向がある。みたいな。」





あたし「ああ、あるね。それ。」





多分、頼られて、嬉しくて、なんでもしてしまうあたし達といると、

相手は「頼むこと」に喜びを感じるようになるのではないかと思う。



そして、最初はささやかな要求でしかなかったことも、

日が経てばどんどんエスカレートする。



だけれども、そこに喜びを感じるあたし達は、その要求をのみ、

喜んでしまう。



そしてそれは、日々繰り返される。



一週間も繰り返せば、

男たちの要求はつけあがりと化し、

一か月後、ダメ男の完成である。





あたし「ダメ男製造機・・・」





いっかー「でも、甘えたい時もあるんですけどね・・・」





あたし「・・・ああ、あるね、それ。あるよ、ある、ある。」





基本的には頼られることが好きで、

頼られることに生きがいを感じるあたし達長女族(ダメ男製造機)だけれど、

時には甘えたい日もある。

泣き言だって言いたい。





だけれども。





あたし「あれって、レベルが高いんだよね・・・」





決してプライド云々の話ではなく、

めったに甘えることのないあたし達にとっては、

「甘える」ということ自体が難しい。



いつ、どこで、どんなタイミングで甘えればいいのか分からず、

またその甘え方は、どんなものであればいいのかも分からず、

「甘え」が分からない。

泣き言もぐっと飲みこんでしまう。



多分、責任感ゆえのことなのではないかと思うのだけれど、

あたし達長女族にとって、「甘える」は、最も難しい問題である。





いっかー「そんなん迷ってる間に、今度はかわいくない呼ばわりですよ・・・

もう、甘えるの意味が分からない・・・レベル高すぎですよ、あれ・・・」
IMG_0977-1
いっかーの心の病が本当に心配だけれど、

甘え方が分からない長女族に対し、

末っ子であるさぶろー山やはるか、おかんやいっしーなどは、

甘えるのがすごく上手だと思う。



いとも簡単に人を惹きつけ、

嫌味なく甘え、

うまいこと人を使う。





あたし「要領もいいしね。」





いっかー「ああ、いいですね。末っ子は要領がいい。」





要領がいい。

良く言えば、人を使うのが上手い。

悪く言えば、ずる賢い。

だけれども、実にうまいことをやる末っ子一味。





あたし「あれはさ、いろんな面で見習いたい術だよね。」





なんでもかんでも自分ひとりで抱えてしまう長女族に対し、

上手に人を使い、すべてを分散できる末っ子一味。



あれは、人を信頼できるからこそのものだと思うのだけれど、

あの手腕はあたし達長女族の憧れでもある。





が、その反面。





あたし「騙されやすいのも末っ子の魅力。」





石橋は、叩いて割って、いかだを作って、なんならオールまで作って渡る長女に対し、

ハナから石橋を信じ、そのままスキップで渡っちゃう末っ子一味。



多分、石橋を信じられる彼女達は、人を信じることにも長けているワケで、

時としてそれは”騙される”につながっているのではないかと思う。





いっかー「ありますね、その傾向。」





あたし「あと、彼らは”自由”を持ってるよね。」





あたしもいっかーも、決して、「長子相続」を謳う豪勢な家に生まれたワケじゃないけれど、

何かと縛られるものが多いのも事実。





いっかー「ああ、すごい持ってますね、自由。」





いろいろなものに縛られるあたし達長女族に対し、

何にも縛られず、春風のように生きる彼女たちは、実に自由だな。と、思う。





いっかー「でもね、結局のところ、末っ子一味は人を使うのが上手だし、

あたし達長女族は頼られることに萌えるんですよ。」





あたし「そうだね。言葉を変えれば、真性のどSとどMだわね。」





いっかー「どSとどM・・・!」
 IMG_0974-1
そんなことを語りながらクレープを食した昨日の午後。



この後いっかーとお料理教室ごっこをして遊ぶのだけれど、それはまた別の話で、

こんなブログを書いていたら、ブログを見たいっしーからも遊ぼうメールが届き、

予定がひとつもなかったあたしのGWが着々と染まりつつあります。嬉。








ご清聴ありがとうございます。

読んだよー。のしるしに応援クリック1、2、3!

人気ブログランキングへ    ブログランキング・にほんブログ村へ 

人気ブログランキング
 に参加しています
レシピブログランキング に参加しています
にほんブログ村 に参加しています

応援ありがとうございます。ぺこりぺこり。






明日は友達とデートで、

明後日はさぶろー山とデートで、

やなさってはひなとデートで、

その次はいっしー&いっかーとデート♡

(予定埋まった・・・!)







\リアルタイムで更新情報が届きます/