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バーチ・ディ・ダーマ








バレンタイン講座@2019。

動物園マンディアンチョコチャンクオレンジスコーンときたので、

今日は一口サイズのクッキー、「バーチ・ディ・ダーマ」。
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小さな一口サイズのチョコサンドクッキーですが、

味的には、ブールドネージュ(スノーボールクッキー)にチョコレートを挟んだ的なサクほろ系。



材料は、「薄力粉」「グラニュー糖」「アーモンドプードル」「バター」「チョコレート」の5つ(ココアの場合は+ココア/デコレーションをする場合は+デコ用チョコ)。

生地は、ゴムベラで混ぜるだけ。
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他に粉をまとめるものがないので、バターは柔らかく練りますが、

空気を入れて、ふんわりさせて、卵を入れて、乳化させて・・・とかそういう工程が全くなく、

バターにグラニュー糖入れて、粉類入れて、ひとまとめになればOK。

ま と ま れ ば O K。



つまり普段お菓子との触れ合いがない初心者さんでも超OKだし、

卵すら入らない生地なので、卵アレルギーさんにももってこい。



初めて作る方でも失敗しないよう詳しく書いてますが、

材料を上から混ぜて丸めて焼くだけです。





レシピバーチ・ディ・ダーマ

【材料】35~36個分
■プレーン生地
無塩バター・・・・・30g
グラニュー糖・・・・・20g
◎薄力粉・・・・・30g
◎アーモンドプードル・・・・・30g
■ココア生地
無塩バター・・・・・30g
グラニュー糖・・・・・20g
〇ココア・・・・・8g
〇アーモンドプードル・・・・・27g
〇薄力粉・・・・・24g
■デコレーション用
コーティング用チョコレート(ホワイト)・・・・・20~30g
コーティング用チョコレート(スイート)・・・・・30~40g
チョコレート用着色料(赤)・・・・・好みで少々

【作り方】
1:バターは室温に戻し、ボウルに入れてゴムベラで練る。
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バターの水分&油分だけで粉類をまとめるので、必ず柔らかく練ってください。バターが固いと粉を入れた時にまとまらないよ!


2:グラニュー糖を入れ、ゴムベラで混ぜる。
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3:◎印と〇印をそれぞれ振るい入れる。
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計りの上にボウルとザルを置く→プレーン生地用粉類を計りながら振るい入れる→ココア生地用粉類を計りながら振るい入れる。ってすると一度に全部済んで楽です。


4:ゴムベラでひとまとめにする。
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こねたり練ったりせず、ただまとまればOK。まとまればOK。


5:生地を3gずつに計量する。
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6:計量した生地を手で丸める。
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7:160℃に余熱したオーブンで13~14分ほど焼き、ケーキクーラーにのせて冷ます。
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8:コーティング用チョコレート(ホワイト)をボウルに入れ、50~60℃程度の湯煎にかけ、溶かす。
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湯煎の温度が高いとチョコレートが分離するので必ず50~60℃くらいの湯煎で。熱湯厳禁。


9:チョコレート用着色料を入れて混ぜ、赤いチョコレートを作る。
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10:コルネ袋に入れ、袋の先を少しだけ切る。
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11:クッキーの約半量(上面になる分)に♡を描く。
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この時、できるだけ表面が膨らんだものに♡を描き、表面が平らなものを底用に残しておくとサンド用のチョコレートを挟んだ時に楽です。


12:コーティング用チョコレート(スイート)をボウルに入れ、50~60℃程度の湯煎にかけ、溶かす。
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湯煎の温度が高いとチョコレートが分離するので必ず50~60℃くらいの湯煎で。熱湯厳禁。


13:底用に残しておいたクッキーにスプーンなどでチョコレートをのせる。
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のせすぎるとはみ出すので、程よい量をのせてください。のせすぎ厳禁。


14:デコレーションしたクッキーでサンドし、チョコレートが固まるまで置く。
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コロコロ転がるものは、何かに立てかけるか、横にしてチョコレートを固めてください。



バーチ・ディ・ダーマできあがり。
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プレーン生地とココア生地の2種類で作ってますが、

一種類でいい方はどちらかだけを仕込めばいいし、

倍量にしたい方は×2にしてもらってOKだし、もちろんその逆も然り。



デコレーションもお好みでOK。
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あってもいいし、なくてもいいし、

こんな風(↑)に♡だけを描いてもいいし、

ホワイトチョコで線を描いてから、♡を描いても(↓)かわいいです。
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このデコレーションをする時は、

溶かしたホワイトチョコを少しだけコルネ袋に入れて、細く線を描き、

チョコが固まったら、残りのホワイトチョコに着色料を入れて赤く染め、

同じようにコルネ袋に入れて♡を描きます。

ここに詳しいやり方が載ってます(→生チョコクッキー



「ボウルひとつで済む」という理由から、ホワイトチョコを着色料で染めてますが、

ストロベリーチョコを使ってもらってもOKだし、

デコペンを使ってもOK。

デコペンだと、細い線を描くことはできないんですが超楽です。
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サンドするチョコも、もちろんお好みでOK。

ホワイトチョコでも、ビターチョコでも、ミルクチョコでも、お好みのものをどうぞ。



できあがりのサイズはこんな感じ。
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(手出演:株式会社ひな)

2つ合わせてチョコを挟んだ状態で直径30mm×高さ30mm程度。

一口で入るサイズ感です。



わざわざ3gに生地を計って、それを丸めて・・・ってすっごい面倒くさいと思うんですが、

できあがりのサイズが異なると、

頭でっかちの子ができたり、下半身デブの子ができたりするし、

5gとか6gとか成形で作ると、

生地が横に広がって全然かわいくないので、

できれば3gに。面倒でも3g成形を・・・!
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とは言え、成形にかかる時間はだいたい15~20分程度だし、

プレーン生地を3gずつにちぎり続けて、全部ちぎり終わったら一気に丸めて、

ココア生地を3gずつにちぎり続けて、全部ちぎり終わったら一気に丸める。

ってすると、効率がいいです。



技術はいらないけど、3gに成形する根気は必須。
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そして、生地には「アーモンドプードル」を使ってるんですが、

わざわざコレのタメだけに買いたくない!って方は、

素焼きのアーモンド(←おつまみコーナーとかにあるヤツ)買って、潰してもらっても。

ここにレシピがあるのでどうぞご参考に。

自家製アーモンドプードルだど皮付きのものができるので、

クッキー自体は少しザクっとした食感になりますが、

すんごい風味がよくて美味しいです。

私はこっちのほうが好き。
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アーモンドがなかったら、マカダミアナッツとかヘーゼルナッツなんかでもOKなので、

お好みのものでどうぞ。





【使用資材】
薄力粉(シュクレ)
無塩バター
細目グラニュー糖
アーモンドプードル
ココアパウダー
コーティング用チョコレート(スイート)
コーティング用チョコレート(ホワイト)
チョコレート用着色料
鉄板
シルパン
ケーキクーラー
OPPシート
ゴムベラ

お菓子・パン作りの総合サイトcotta

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ころーんとした形がかわいいバーチ・ディ・ダーマ。
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明日はこれをラッピングして、

明後日はマフィンのレシピで、

その次に控えているのは多分チーズケーキ。



この一年、私が作り続けたバレンタインの成果を見てくれ・・・!








ご清聴ありがとうございます。

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