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美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本 

価格/1,300+税 →こんな本です①。こんな本です②。



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ショートパスタ入りミネストローネ・海老マカロニグラタン・れんこんとかぼちゃのサラダ・プチバゲット・フルーツ盛り










基本的に我が家の晩ご飯は、

7時くらいにひなとおかんと3人で食べて、

その後さぶろー山が帰って来て食べるパターンが多いのだけれど、

子供が大きくなるにつれ、塾だの補講だのの有難い予定が増え、

先にひなだけ食べさせて、塾まで送ってからおかんと2人でご飯を食べて、

その後さぶろー山が帰ってきてさぶろー山のご飯・・・と、3回ご飯の支度をすることもしばしば。



2回、3回と支度をするとなれば、

必然的に煮物が楽だし(なんせ温め直すだけで美味しい)、

我が家の食卓に煮物が多いのはそういう理由からなんだけど、

忙しい時は炒め物が最強だし、たまには揚げ物だって食べたい。



で、炒め物や揚げ物を作った時。

「後便で食べる人のご飯をどうするか問題」がでてくるワケです。

作り置きをしておくべきか、もう一度作り直すべきか問題。



個人的には、作るのも片づけるのも一度で済ませたいし、

帰ってきたらレンチンして食べてもいいと思うのだけれど、

それをやったら、一度こっぴどく怒られ、以来私は学んだ。



たとえ私たちが冷めたご飯を食べようとも、

旦那には熱々のものを出さねばならない。

たとえ私たちが残り物を食べようとも、

旦那には作りたてのものを出さねばならない。

多分うちの坊ちゃんは生まれる時代を間違えた。

時代錯誤も甚だしい。

っていう我が家のひどい話は巻末で。



昨日の晩ご飯は、ショートパスタ入りのミネストローネ。
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イタリアだかスペインだかのお土産でいただいたハイカラなショートパスタ。

ひとつひとつがデカくて食べ応えもばっちりだし、

スープを吸ってさらに巨大化したパスタが超うっま!
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ただ、ショートパスタって、

スパゲッティーと同じグラム数を食べてもいささか満たされず、

お腹いっぱいにならないのはなぜなのか。

私だけなのか。





よって、ミネストローネの他にもうひとつメインを要し、

久々の海老マカロニグラタン。
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とろっとろなホワイトソースに、たっぷりマカロニ&チーズ、

小さいながらもぷりっぷりなむき海老がもうたまらん。
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海老マカロニグラタンは、ゆるめのホワイトソース(なんならびちゃびちゃくらいの)を、

コンソメで味付けして、

たっぷりシュレッドチーズが好き。

パン粉はのせない派。





そしてサラダは、焼きかぼちゃと焼きれんこんのサラダにたっぷりレタスとトマトを添えたヤツ。
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サラダの汁気多めでドレッシング兼。





久々に焼いたバゲットはプチタイプ。
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この大きさ&この形なら、

私でも綺麗に膨らむし、クープもしっかり開くうえ、エッジまで立つんだよなぁ。

ほーら、ぱっくり。
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でっかいのもこのくらい綺麗に膨らんでくれればいいんだけど、なかなか。

いや、ずっと焼いてないんだけど、できる気すらしない。





で、デザートにはフルーツ盛り。
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りんご、シャインマスカット、巨峰。





っていうこれらが昨日の晩ご飯。
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昨日はひながいなかったので、おかんと2人で先に食べ、

その後さぶろー山が帰ってきて再度準備をするパターンだったのだけれど、

まぁ、昨日は見ての通り、

パスタを入れて温め直すだけのミネストローネ、

ソースと海老を合わせて焼くだけのグラタン、

冷蔵庫で冷やしておけるサラダという献立。
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作り置きできるものばかりだったので少し楽なパターンだったんだけど、

相手はかのさぶろー山。

縦のものを横にもせず、帰ってきたら座るだけの大仏である。



もちろん昨日も帰ってくるなりダイニングに直行。

そのまま鎮座。



さぶろー山「ビール。」



はいはいはい、おビールですね、おビール、ビール。

と、ビールを運べば、



さぶろー山「腹へった。」



はいはいはい、おつまみですね、おつまみ、つまみ。

と、つまみ(昨日はサラダ)を運べば、



さぶろー山「ねえ、まだ?」



どうやらサラダが目に入らぬようである。



さぶろー山「ねえ、お腹すいてんだけど。」



ハイハイハイハイ。

サラダはお気に召さないんですね。

今すぐ作りますよ!っと、右へ左へ右往左往しながらグラタンを温め直し、

スープに火を入れ、

冷蔵庫からチーズを取り出し・・・としていると、

足元では二番娘がまとわりついている。



タマ「くーん。」



そうだ、二番娘もご飯の時間。



二番娘のご飯は、私達が食べ終わり、さぶろー山が帰って来る前。

ほんのわずかなアイドルタイムに食べさせることが多いのだけれど、

昨日は私達のご飯が遅く、さぶろー山の帰宅が早かったため、重なってしまったらしい。



あたし「お腹すいたよね。ちょっと待ってね。今作るからね。」



私は、さぶろー山のグラタンをオーブンに入れ、ミネストローネにパスタを突っ込み、

冷蔵庫からささみを取り出して二番娘のご飯の準備にかかった。



すると、



さぶろー山「箸は?」



今度は坊ちゃんが箸を欲している。

私は「ちょっと待って。」と坊ちゃんを制した。



なぜなら、私は今、ささみを割いている。

二番娘のご飯を作っている真っ只中である。

空気は読むべきである。



さぶろー山「ねえ、箸がないと食べれないんだけど。」



確かにそう、その通りだけれど、

私は二番娘のご飯を作っている最中だし、

そもそも、ダイニングからカトラリー収納まで3歩。

そんなに欲しいなら自分で取りに来ればよいではないか。

と心の中で思いつつ、

さぶろー山には適当な返事を返し、ドッグフードを手に取り、ザラザラザラっと計量。



さぶろー山「ねえ、聞いてる?箸がないんだけど。」



再びさぶろー山に呼びかけられた私は、

「聞いてる聞いてる。箸ね、箸!」

と、ドッグフードを持ちながら、カトラリー収納を開け、

大急ぎで箸を配達したところでスープが煮立ち、

あわわあわわと火を止めたところで、またもや坊ちゃんがお呼びである。



さぶろー山「ちょ・・おま・・・これ・・・!」



今度は一体何なのか。

暇なのか、寂しいのか、あーんしてとでも言う気か。



さぶろー山「いくらなんでもこのご飯はひどすぎじゃね・・・?」



アレコレ人を使っておきながら献立にまでクレームをつけるとか、

イチイチやかましいわ!

黙れデブ!

と鬼の形相で振り返ったら。
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いくらなんでもひどすぎた。



さぶろー山「さすがにコレは食えねーよ・・・」







ご清聴ありがとうございます。

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ありがとうございます。ぺこりぺこり。






さすがにこれはひどかったね・・・うん。





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